はーい。こんにちわー。
元気堂です。
今回は、気になる記事をネットで見つけたので紹介したいと思います。
それは、乳児の脳の発達には、母親の声だけでなく、匂いも役に立つというものです。
乳児は、母親の声で安心感を得て、気持ちを落ち着かせます。母親の匂いにも、そのような効果があることは昔から知られています。
また、母親の声というのは、乳児の脳の社会的な発達に作用すると言われます。これは、乳児が周囲の世界を認識する力を高めるという意味です。
声により乳児は、母親か・そうじゃないかの判断していたのです。
これが、なんと声だけで無く、匂いでも同じ事が起きている事が研究によって分かったのです。
・・・・当たり前じゃないの?
そう思う方もいるでしょう。
今までは、匂いが乳児の脳の社会的な発達に関与していると言うことは、明確で無かったのです。これが、明確になったという事は、一体どういう事が出来ると思いますか??
母親の匂いで良いのであれば、匂いの付いた物を使えば、男性でも母親の代わりとして育児に役立てるかもしれません。
そのため、育児疲れによるストレスも、上手にガス抜きが可能となるです。和気藹々の家庭環境が出来上がります。
今現在も、慣れない子育てで、怒鳴ってしまったり、イライラしてしまう方には、手助けにもなるかもしれません。
一体、どんな研究をしたのか??
母子の脳波を記録することで、脳が活動しているときの同期率を調べたそうです。
ど・・・同期率??
脳の活性化と言い換えた方がイメージが沸くかもしれません。脳は、常にフル活動をしている訳ではありません。
例えば、リンゴを想像してみてください。
そうすると、リンゴだけでなく、スーパーで売っているリンゴだったり、切られているリンゴ、リンゴの色や匂い、またはアップル製品を想像する方もいるでしょう。
リンゴという言葉で、脳が検索をかけて活性化したためです。これを同期率と考えて下さい。
※ あくまで、分かりやすくするために簡易的な説明となっています。
乳児というのは、母親と対面していると、この同期率が高まる傾向になります。
実験の準備として、母親の匂いが付いたTシャツを瓶に保管し匂いを保持します。
乳児は生後7カ月頃から、社会的交流を始めるので、この月齢の子で実験を開始しました。
まずは、母親に対面と背中合わせで座って貰い、その違いを確認すると、やはり対面で接する事が、脳の同期率が高い事が分かりました。
次に、乳児と見知らぬ女性を対面で座らせて脳波を測定します。この時に、①未使用のTシャツと、②乳児の母親の匂いが付いたTシャツで実験を行います。
結果、①だと脳の同期率は低くなり、②だと母親と対面している時とほぼ同じくらい高まる事が判明しました。
まとめ
いかがだったでしょうか? 子育てで困ってる親だけでなく、祖父母も上手に協力が出来そうではありませんか?
今回の結果により、母親の匂いが乳児の発達に役に立つという事です。そのため、過度の香料は抑えるのも大切です。
育児に参加している男性も、困っている場合はこの情報を活用してもらえたら、嬉しいです。
以上、参考になれば幸いです。