スマホや・パソコンの使いすぎで、無意識に猫背になっていませんか? 猫背で起こる身体的症状とは??

はーい。こんにちわー。

元気堂です。

猫背になっていると、姿勢を良くしなさい!! そんな言葉を耳にした事はあるでしょう。

でも、猫背の何がいけないのか? この事については、あまり触れられてはいないでしょう。

猫のように背骨が丸くなってしまっている姿勢から猫背と呼ばれています。猫のように、しなやかに動けるようになるのであれば、猫背を良い事でしょう。

しかし、そう上手くはいけないのは、分かるかと思います。

背骨は、もともとS字カーブに湾曲しています。そして、上から頸椎胸椎腰椎仙椎の4つに分類されます。頸椎・腰椎は、前に反る前弯を構成し、胸椎・仙椎は後ろに向けて丸まる後弯になります。

猫背は、この胸椎つまり胸の部分の丸まりが強くなった状態です。S字カーブが崩れた状態となり、外部からのストレスを上手く吸収できなくなります。そのため、身体への負担が高まり、肩こりなどを生じさせる原因となります。

そもそも、猫背になる原因って何!?

色々な原因もありますが、基本的に腹筋・背筋など筋力が低下する事や、姿勢の悪さなどの生活習慣による影響となります。

腹筋・背筋がバランス良く働く事で、背骨のS字カーブを保っています。これが、運動不足だと筋肉量の低下により、バランスが崩れ生じます。また、運動不足以外にも、パソコンなどのデスクワークで長時間同じ姿勢だったり、スマホの使っている時の姿勢なども影響しています。

つまり、ただ姿勢を良くするだけでは、根本的な改善に至らないという事です。運動を取り入れて、筋肉を付ける必要があります。

猫背が当たり前になると、骨折の引き金に!?

まず、猫背になれば、背中が丸くなるために頭が前に出た状態になります。人の頭は4-5㎏の重みがあり、これを上手く頸椎で支えることが大切です。

猫背では、上手く支えることが出来ないので、この4-5㎏という重みを首・肩の筋肉で支えなければいけません。つまり、筋肉に疲労が蓄積してしまうのです。首肩こりになるのが当たり前というわけですね。

そして、厄介なのが 脊椎圧迫骨折 です!!

若い時であれば、骨が丈夫な為に問題は無いでしょう。しかし、加齢を重ねることで問題なのが、骨粗鬆症となります。骨がスカスカになる病気で、頑丈な骨が脆くなるために、外部のストレスを受け止めきれないために骨折しやすくなります。

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猫背になると、S字カーブがC字カーブのようになるため、脊椎が潰れる方向に圧迫し曲がってしまうのです。骨への負荷がかかるために、脊椎圧迫骨折を引き起こしやすい状態となります。

そこに、くしゃみなどの日常生活における圧力が加わると、ヒビ・骨折となってしまいます。

その他にも、前屈みの姿勢になることから、肺が潰れて呼吸しづらくなったり、頭部が前の方になるため歩行バランスが崩れ転倒しやすくもなります。

猫背対策には、何をすべきか??

当たり前ですが、正しい姿勢を意識する事でしょう。また、同じ姿勢でいる事が続くなら、適度に休憩を挟んで肩甲骨を動かすようなストレッチを取り入れると良いでしょう。

腹筋・背筋のバランスも大切なため、適度運動を取り入れる事も忘れずに!!背中の筋肉などが硬くなると、肩甲骨の動きも悪くなるので、要注意!!

東洋医学的には、どう考える??

背筋がピンとするには、気が十分に必要となります。

背中の椎骨には督脈が走っています。この督脈に気がきちんとある事で姿勢が維持できると考えられています。気の作用の1つに固摂作用というのがありますが、正しい位置に戻したり保つ働きがあります。

つまり、気がしっかりしていることが大切です。

また、陰陽でいえば気は陽に属します。この反対である陰が強いことでも影響を及ぼします。例えば、胃腸が陰の作用で冷えてしまうと、前屈みになったり、胃腸の蠕動運動がおかしくなります。そうすると、周りの筋肉も緊張するので、腹筋に力が入ります。

すると、背中の方が丸くなることになり猫背の原因にも・・・。

その他にも、肝腎などもありますが、身体が元気でいるための気血などが充実していることで、背筋を良くします。滋養強壮や身体を元気にするのに、オススメは八味地黄丸や補中益気湯などです。身体を強く保つためや体質改善にも良いでしょう。

まとめ

猫背は、現代病の1つになっています。早めの予防しておくことで、将来起こりうる症状は未然に防ぎましょう。

特に、椎骨が悪くなると生活の支障をきたします。痛い未来よりも、元気でピンピンしている方が誰もが願う事かと思います。そのため、姿勢を保つ事を意識しましょう。

自ずと、ストレッチや蹴伸びなどを取り入れるようになるかと思います。

以上、参考になれば幸いです。

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