⑨ 【臓腑弁証・脾・胃証】 東洋医学って、少し興味あるけど、難しそう・・・。分かりやすく解説。

はーい。こんにちわー。

元気堂です。

本日も頑張っていきましょう。脾胃についてですね。日本でも、この脾胃の症状が良く出る気がします。それは、環境に起因していると思います。基本的に、脾胃は湿気を嫌います。そのため、梅雨から夏場は、脾胃にはきつい季節ですね。この頃に、夏バテもよく起きます。

臓腑弁証【脾・胃証】

脾・胃の働きが落ちた症状です。今回も心と同様6つに分類されます。少し、心よりも難しいかもしれません。

脾には運化作用という物があります。これは、運搬と消化吸収の作用の事を言います。

つまり、食事を消化・吸収し、それにより気・血・津液を作り出し、それを各場所へと運搬する役割があります。

こう聞くと、この脾胃が弱ると大変だと思いませんか?

戦国時代で、交戦中に物資が届かなかったら、持久力が無く負けてしまいます。人体に置き換えても、物資が届かなければ、負担が出る場所が必ず出ます。

脾胃の大切さが分かってくれたかと思います。

①脾気虚

この脾気虚は、3つに分類されます。

■脾の運化失調

脾の仕事の低下により起きます。疲れやすい、食欲低下、食後の眠気、胃もたれ、下痢などの症状が出ます。

■中気下陥

脾の昇提作用が低下するため、下垂症状現れます。この昇提とは、臓腑や器官を固有の場所に維持するという意味があります。気の固摂作用と同じような物ですね。

胃下垂、脱肛、子宮下垂、、めまい、たちくらみなどです。加えて、脾の運化失調の症状も伴うことが多いです。

■脾不統血

脾気の固摂作用(保持や維持、漏れ出ないようにする作用)の低下。血管外に、血が漏れ出た出血症状。

月経過多、青あざ、不正出血、血便、血尿などがあります。加えて脾の運化失調の症状が伴うことが多いです。

②脾陽虚

脾気の温煦作用(温める作用)の低下。脾気虚に、寒さによる症状が現れます。

腹が冷える、水様便、寒がり、むくみ、尿が薄く多いなどの症状と脾の運化失調の症状が伴います。

③寒湿困脾

冷たい湿気のあるものが、脾胃に停滞する症状。そのため、冷えの症状に湿気が入ります。口の粘り、食欲の低下、味覚の低下、水分を取りたがらない(湿気があるため)、便が水っぽいのとベトベト感、身体が重い、むくみなど。

カイジも大好きなキンキンに冷えたビールは、これを引き起こす原因にもなりますので、飲み過ぎは注意ですね。

④脾胃湿熱

熱っぽい湿気があるものが脾胃に停滞する症状。口の粘り、身体が重い、便がベトベト、腹がもたれる、悪心、嘔吐、油っぽいの嫌い、口苦、便の臭いがきつい、尿が濃いなどが現れます。

酒飲みは、経験がある方が多いですね。二日酔いの症状と言っておきましょう。

⑤胃陰虚

胃の陰液の不足。空腹でも食べたくない、食べるとすぐに満腹感、胸焼け、便秘、ころころ便などが起きます。

陰虚のため、胃の機能低下により、空腹でも食べたくないっていうが特徴です。また、陰虚なので、胸焼けなどの熱の症状も併せもちます。

⑥胃熱

胃の働きが亢進した状態つまり炎上中です。胃に熱が停滞すると起きます。

胸焼け、胃付近の灼熱痛、すぐに腹が減る、食欲旺盛、口臭、冷たい物をほしがる、便秘、歯茎の腫れなど症状が現れます。

胃が亢進しているので、空腹感が出るのと、冷たい物が欲しいというのは特徴的です。

以上、参考になれば幸いです。

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