インフルエンザワクチンを打つなら、午前に打つべき理由とは!? 

はーい。こんにちわー。

元気堂です。

皆さんは、既にインフルエンザワクチンなどの予防接種を受けたでしょうか?

ワクチン接種については、以前に睡眠との関係性について触れましたね。
ワクチン接種前後の睡眠時間が6時間未満の人では、7時間以上の人に比べると、作り出される抗体の量が少ない!!
その上、ワクチンの持続効果時間も短くなる・・・。
このような研究報告がありました。

詳しくは、過去ブログへ
睡眠時間で、ワクチン(インフルエンザなど)の効果が低下する!? 効果を高める睡眠時間とは?? – 元気堂 漢方薬 (pet-kanpo.com)

今回は、そのワクチンをする時間にも午前・午後では影響が出るようです。
この理由には、体内時計に関わりが・・・。

体内時計(サーカディアンリズム・概日リズム)とは??

生物には体内時計があり、無意識にその影響を受けています。
例えば、睡眠・覚醒リズムだったり、体温などの自律神経系・内分泌ホルモン系・免疫・代謝などにおける全てに関与します。
この24時間における体内リズムをサーカディアンリズムまたは概日リズムと呼ばれています。

東洋医学でも、これを子午流注(しごるちゅう)として説明をされています。

子午流注には、四季に応じて眠り方を変えると健康によいとされ、冬は早く寝て遅めに起きると良いと言われます。基本的に、日が出たときに起き、日が沈むときに寝るというのが、昔のサイクルでした。

そのため、18時~20時の間に寝ることが当たり前だったのです。

子午流注の考えでは、1日を2時間ごとに分けて、その2時間を各臓腑が働きます。そのため、臓腑を休める時間も決まっているのです。

 23時~1時は、胆

この時間帯に寝ていると、胆汁の分泌・排泄が促進されます。0時を起点に陰⇒陽の時間へと変化します。

胆は『決断』にかかわる臓腑と呼ばれます。昔から胆力があるなどの言葉もありますね。その胆の気が落ちることにより、決断力がなくなり、優柔不断な性格になります。つまり、きちんと寝ることで、精神面のケアにも良いでしょう。

・ 1時~3時は、肝

寝ていることで、全身の汚れた血液が肝臓に集まって、きれいな血液を再び全身に送ると考えられています。1日の解毒を行う時間となります。そのため、起きていると血液が汚れたままとなり病気を引き起こします。

お酒・薬の飲み過ぎは、これを解毒することに肝が消耗するため、寝ていても休め目ている状態でないので注意が必要です。

 3時~5時は、肺

眠って休ませることにより、肺が正常化されます。これにより、全身へと酸素をいきわたらせる準備を行います。よく小児の喘息発作などは、この時間帯に多くなると言います。肺・気管支などが弱い方は、この時間帯に休めるようになると、回復が進むでしょう。

 5時~7時は、大腸

朝方に排便が起こる事が多いのは、この時間帯が大腸にとって元気な時間だからです。排泄することで、朝ご飯が消化されるまでは、休まる時間でもあります。

基本的に、それ以外は常時働いているので、なるべくこの時間帯の排泄が大切です。逆にいえば、きちんと排泄が出来ていれば健康な動きと分かります。(便の状態により、少し変わる場合あり。)

遅くても、23時~7時までがベストな睡眠!!

それでは、それ以降の時間帯についても見ていきましょう。

 7時~9時は、胃 / 9時~11時は、脾

脾胃が旺盛となるときです。多くの方が朝ご飯を食べる時間であり、ここで食事からエネルギーを摂取します。寝ている間も、脳で糖分などのエネルギーが使っているので、朝の食事は最も大切だと言われます。脾胃も活発なので消化も進み効率よくエネルギー変換を行います。

また、脾胃が動くことで内臓から身体を温めるので、朝から活動的なるためのアイドリング的な働きもあります。

・ 11時~13時は、心

心は精神活動をコントロールするため、昼休憩付近である時間がピッタリなのです。そのため、ここで、ひとやすみ休みすると、気持ちのメリハリが付きます。また、胆の時間のように、陽⇒陰へと変化する時間です。

・ 13時~15時は、小腸

脾胃の消化などによりできた気血などのエネルギーを吸収する時間となります。そのため、吸収効率が最もいいため、ダイエットには天敵となる時間帯です。この時間に運動・忙しいと太りにくいとも言われます。

・ 15時~17時は、膀胱

内臓の動きだけでなく、日が出ていて活動的な時間です。そのため、身体には熱が籠もりやすい時間でもあります。夕方に熱が出やすいかたは、うまく熱を尿で排泄できていないかもしれません。また、熱が籠もるので、後頭部の痛みを感じる場合は、膀胱が原因の可能性があります。

 17時~19時は、腎

東洋医学の腎は腎臓だけでなく、ホルモン・生殖器・成長に影響します。ここで、ゆっくり過ごすことで、腎が元気になり、成長だけでなく老化防止に繋がります。

・ 19時~21時は、心包

心包とは?? このような疑問を抱くかと思います。これは、心の外側の組織で包み込むことで、心を守る役割があります。さきほどもお伝えした心には、精神をコントロールするため、心包を休ますと日中の精神安定にも影響します。

・ 21時~23時は、三焦

これまた意味の分からないワードかと思います。三焦とは、津液(体内の水分)・気の巡りをコントロールする臓腑となります。自律神経の乱れや浮腫を改善するため、また就寝前なのでここでリラックスすると寝付きも良くなります。

東洋医学でも、細かく24時間が分類されています。
体調を整えることで、免疫力の向上にも繋がるので取り入れてみてはいかがでしょうか。

そろそろ、話を戻しましょう。

インフルエンザワクチンを打つなら午後より朝が重要!!

このような体内時計を利用して、効果的な治療効果が考えられています。
その一つに、季節性インフルエンザワクチンは午後に投与するより、朝に投与した場合の方が効果的な免疫反応が認められています。

この研究の詳細は、65歳以上の276人の高齢者に対して、① 午前9時〜11時の間 ②午後3時〜5時の間にワクチンを接種して、1カ月後に抗体価・各種ホルモン・サイトカインなどを測定。

この結果が、②よりも①のグループが抗体価が優位に高くなることが判明。

考えられている可能性が、副腎皮質ステロイドであり、コルチゾール・コルチコステロンは朝に高く、コルチゾールは起床後30分程度でピークに達した後に、徐々に分泌量が下がっていきます。
コルチゾールは、免疫抑制するイメージがあるかもしれませんが、免疫を調整して、必要に応じて免疫力を活性化します。
反対に、午後の方が分泌が高くなるテストステロンなどの影響の可能性もあるとも考えられています。

また、インフルエンザワクチンでなくB型肝炎ワクチンは、午後1時〜3時までに接種した方が、午前7時30分〜9時までに接種した場合に比べて抗体が多くつくられる傾向があると言われます。

つまり、ワクチンによりベストなタイミングが異なります。

まとめ

インフルエンザワクチンをより効果的に打つのであれば、睡眠時間をしっかり確保して午前中に予約する事が良いかと思います。

ワクチン接種しても罹ってしまうので、インフルエンザウイルスに対しては、コロナ禍のような公衆衛生を保つのも大切ですね。

以上、参考になれば幸いです。

流行し始めているインフルエンザを今一度見直そう!! 一番の予防法は、まず敵を知ることです。 – 元気堂 漢方薬 (pet-kanpo.com)

漢方専門薬局元気堂(各種生薬、健康食品の通信販売、漢方無料個別相談) (kanpo.co.jp)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA