この時期になると、膀胱炎が多発!? 高温多湿が引き起こす身体の影響とは?? 知って健康維持を考えよう。

はーい。こんにちわー

元気堂です。

高温多湿が続き、皆さんもかなりバテてきているのではないでしょうか??

特に女性に多く、引き起こされるのが膀胱炎です。

これは、男性よりも尿道が短いことも関与しています。

また、この時期は、湿熱の邪が自然環境にあり、これが人体にも影響しています。そのため、東洋医学では膀胱湿熱という病が起こりやすくなります。

膀胱湿熱について話す前に、東洋医学の膀胱について話して行きましょう。

膀胱は、州都の管と呼ばれます。

これは、尿を蓄える器官だよ。そういう意味となります。

膀胱は、一定量の量が溜まると、その圧が膀胱壁を刺激する事で、脳へ信号が行きます。

そして、脳が排尿だーーーー!!と指令を流すことで、排泄を促します。

しかし、東洋医学では、その管理は五行説という考えからすると、腎が管理します。東洋医学の腎は、老化現象にも関係するので、皆さんがイメージする腎臓よりも、もっと大きな概念となります。

そのため、膀胱の病気には腎の病気が隠れている場合が多い傾向にあります。

サムネイル画像

先ほどの膀胱湿熱とは??

これは、膀胱において湿熱の邪気が停滞した事を指します。そのため、膀胱で悪さをする湿熱を追い出す必要があるのです。

ちなみに、胃に停滞している場合で有名な症状があります。それは、二日酔いです。

膀胱湿熱になると、どんな症状が起こるのか??

排尿時の灼熱痛や切迫感・頻尿・残尿感・黄色く濁った尿・血尿・下腹部の違和感・たまに発熱や腰痛などを引き起こします。膀胱炎という症状で出る方が多いかと思います。

また、おしっこを我慢したり、水分を取らないと悪化する要因になります。

イメージですと、身体の水分を濃縮する行為は良くありません。

予防法・対処方法はあるのか??

一番の予防方法は、水分摂取です。ですが、排尿が少ない方には、注意が必要です。飲んでも外に出さないと、水分過多になります。

そうなると、また別の病気(めまい・耳鳴り・悪心・嘔吐・浮腫など)の原因になるからです。そのため、お茶などの利尿作用を促す飲み物の方が良いかと思います。

これにより、ドンドン循環させることで、身体の解毒を促します。

もし、膀胱炎になっても水分摂取は大切なります。

もっと効果的なものを知りたい!!教えてよーー!!

このような方には、漢方薬で対処しましょう。

おすすめは、五淋散!!

■ 五淋散

尿疾患のファーストチョイスとも言われます。利水作用の茯苓・熱を抑えつつ利水作用もある沢瀉、車前子、滑石、木通がメインに構成されています。そこに、血の巡りに当帰、赤芍・より熱を抑える事に特化した山梔子、黄芩 などが配合されています。

そのため、尿道炎、膀胱炎、腎盂腎炎・尿路結石などに応用されます。

まとめ

まだまだ、湿度が高い事が続くかと思います。人により、様々な症状が出る事でしょう。湿邪が皮膚に停滞すれば、ジュクジュクとした皮膚炎に、関節に停滞すれば関節炎なども考えられます。

毎年、梅雨時期に体調が悪くなる方は、この湿邪を疑ってみることがいいでしょう。

以上、参考になれば幸いです。

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