はーい。こんにちわー。
元気堂です。
だんだんと、暑くなってきました。すでに、5月の段階から熱中症が出始めて困った経験をした方もいるでしょう。これからはよりなりやすい時期なので、熱中症に気をつけないといけないです。
テレビやネットでも熱中症に対して、毎年注意喚起もしているので、問題ない方もいるかと思います。
しかし、実際に熱中症って、どんな症状があるのかを理解している人は、どのくらいいるでしょうか?
そこで、本日は熱中症に対して話したいと思います。
こんな症状があったら、注意!!それは、危険信号だ!!
熱中症は、状態によって危険度と対処法が変わってきます。そもそも、身体の体温が上がりすぎて調節できない状態まで身体が追い込まれた状態を指します。
東洋医学的にも、陰の力つまり潤す作用が低下・消耗が過多になる事が起因しています。まずは、熱中症の3段階を学んでいきましょう。
【軽度】 足がつる・めまい・筋肉痛
身体を冷やす作用である血・陰液が、消耗すると上記の症状が現れ始めます。血液をイメージすると良いでしょう。これが少なくなると、各部位への栄養が低下し、巡りが悪くなるために起こります。
実は、この時点で冷却と水分補給は必須となります。ここで、予防するかしないかで、万が一の大事に繋がります。
しかし、日常的にも症状がある人は、気が付くのが遅い場合もあるので注意が必要です。
夏場に身体の異変は、まずは日陰で休息する事を念頭に入れて下さい。若いから大丈夫と思っていると、一気に重度になる恐れがあります。特に、スポーツをしていれば、筋肉痛・足のつりも出やすくなるため、きちんと身体がSOSを出している事を考えましょう。
【中程度】 頭痛・吐き気・嘔吐・倦怠感
すでに、身体が赤信号を出しています。夏バテと区別が付かない場合は、早めに病院へかかりましょう。どちらにせよ、身体がまいっている方が多いでしょう。
特に、しばらく冷却・休息・水分補給で良くならない場合は、病院にかかって下さい。
【重度】 意識朦朧・けいれん・高体温
救急車をすぐ呼んで下さい。
救急車が来るまでに、濡れタオルで全身を冷やしたり、経口補水液などを与えて下さい。
冷やす部位は、首や脇、足の付け根など動脈が近い場所を冷やすと、冷えた血液が全身に回るので効率が良いです。
日陰や風通しの良い所・クーラーが効いているところで待ちましょう。
予防としては、以下のような商品がネットにはあります。
身体の陰の力(潤したり、冷やす力)を高めておこう。おすすめ漢方薬2選。
■ 生脈散
夏バテなどに、使用される漢方薬です。麦門冬・人参・五味子という生薬で構成されており、身体を元気にしつつ、潤す成分も補うような漢方薬です。予防薬としても使用が出来ます。また、冬の乾燥の時期でも、風邪予防にも使用します。暑くなる5月~残暑が残る秋まで、オススメです。
他の疾患もある方は、体質改善を考えて、身体の機能を高める方が良いでしょう。その場合は、一度相談してもらえると幸いです。その他にも、清暑益気湯も夏バテや熱中症予防には良いでしょう。
■ 白虎加人参湯
夏の暑さで起こるような発熱・口渇・皮膚病などの熱を伴った症状に使用します。熱を下げる生薬が構成されるだけで無く、身体を潤しながら元気を与える漢方薬です。運動後・運動間に、熱中症予防に服用も良いかと思います。
まとめ
熱中症は、年齢に関係なく発症します。老人や乳幼児は、体温調節が難しいので、特に気をつけましょう。
また、お酒を飲む人は、水分摂取が少なくなる場合もあります。お酒は、ほどほどにしておくと良いでしょう。それか、飲んだ後にはOS-1など経口補水液もオススメです。
意外と体力がある若い方も多くなります。自分は平気だと考えていると、発症する恐れもありますので、事前の知識や予防が大切です。
そうすれば、自分で無くても家族や友人がなったときに、的確で迅速な行動が取れるでしょう。
以上、参考になれば幸いです。