はーい。こんにちわー。
元気堂です。
健康に直結しているとも言えるのが、食事の内容でしょう。皆さんの食事の内容は、本当に健康的でしょうか??
運動をしているからタンパク質中心。また、ベジタリアン・ヴィーガンで野菜中心だから大丈夫!!
これは、本当に健康なのか?? 今回の研究結果は、健康だけでなく地球環境にも優しい事実を報告しています。
米テュレーン大学のDonald Rose氏らの研究から引用。
食事の質 と 二酸化炭素の排出量から考えよう!!
食事の質つまり内容により、健康が左右する事は想像しやすいかと思います。
また、二酸化炭素の排出量により、地球への影響も変わることもわかります。特に世界的に、気温が上昇する傾向であることから、それを抑えるために二酸化炭素の排出量を最小限に抑える事が大切です。
食事と二酸化炭素の排出量って関係があるの?? このような疑問もあることでしょう。
実は、二酸化炭素などの温室効果ガス排出量は、食品から26%も排出されていると言われます。つまり、私たちが食事を配慮することでも、地球環境を良くすることへと繋がります。(Our World in Dataより)
今回は、健康になりつつも地球に優しい食事について考えていきましょう。
健康・地球環境に優しい食事ランキングとは??
今や食事スタイルも様々でしょう。好み・宗教などの違いもあるので、自分に合ったものを食べる事がいいですが、その中でも健康に繋がる方がオススメですね。
このランキングでは、食事内容を6つに分類しています。
結果として、やはり肉食じゃない方が健康・地球環境に良い事は分かっています。また、菜食の方が二酸化炭素の排出量は少ない事が分かっています。 それでは、紹介していきましょう。
① ペスカタリアン(肉は摂取しないが魚は摂取する菜食主義)
② ベジタリアン(肉や魚を摂取しない菜食主義)
③ ヴィーガン(卵や乳製品も摂取しない完全菜食主義)
④ 雑食(一般的な食事。肉・魚・卵・野菜何でも食べる)
⑤ パレオ食(旧石器時代食)
⑥ ケトジェニック食(炭水化物50g/日以下)
どうでしょうか?? 想像通りだったでしょうか? やはり、あまりにも栄養の偏りがあるのは良くない事が分かりますね。 魚を食べる習慣のある国では、取り入れやすい食事内容でしょう。
④ 雑食といった普通の食事内容でも、地中海食などは①ペスカタリアンに近いので、健康にも地球環境にも良いとされ、少し例外も混じっています。
これは、地中海食の特徴である野菜・果物・穀物・魚介類やオリーブオイルなどの良質な不飽和脂肪酸を豊富に含み、加工食品の摂取量が少ないからです。
オススメは、緩(ゆる)ベジタリアンを目指そう。
昔から菜食主義者でもない限り、今日から食事を変えよう!! これは、なかなか難しいでしょう。
そのため、ゆるベジタリアンと呼ばれる方法があります。基本的には、ベジタリアンのような食事をするけれども、時々は肉もOKだよ!!
これぐらいだと始めやすいのではないでしょうか。また、魚をより選ぶ方向にするとペスカタリアンに近づき、健康にも一層良いでしょう。無理は禁物で、ストレスなく健康を目指すことが継続に繋がりますね。
また、これを心がける事で、肉食が減り環境改善にも繋がっていきます。
まとめ
健康的な食事スタイルは、海囲まれている日本では始めやすいでしょう。
肉食が多くなった現代は、食事の欧米化により循環器疾患も増えています。それらの予防・対策になれば幸いです。
また、他の研究ではメニューに二酸化炭素排出量を記載することで、無意識下で少ない食事を選択することも判明しています。
そのため、当たり前ですが肉よりも魚・野菜類を選ぶ方が健康にも環境にも良い事は知っておくと良いでしょう。
どうしても、肉が好き!! このような方は、食べ過ぎに注意して身体の不調をきたさないように、ゆるベジタリアンを目指すといいかもしれませんね。
以上、参考になれば幸いです。
参考文献:「The American Journal of Clinical Nutrition」に3月1日掲載