秋の寒暖差で、鼻水・くしゃみ!? それは、寒暖差アレルギーかもしれません。 秋の対策方法とは!?

はーい。こんにちわー。

元気堂です。

9月の下旬となり、10月を迎えるこの時期は、1日の寒暖差が大きく身体への負担が多くなる時期でもあります。
そうなると、人によってはアレルギー症状が強く出てしまう事でしょう。

この時期は、ブタクサなどの秋の花粉症・風邪も生じやすく見分けるのが難しい・・・。

寒暖差アレルギーの原因とは!?

今回は、そんな寒暖差で起こるアレルギーについて触れていきましょう。
寒暖差アレルギーは、【血管運動性鼻炎】と医学的には呼ばれています。これは、急激な環境変化によって、くしゃみ・鼻水が止まらないなどの症状を引き起こします。

ここで普通の風邪・酷い花粉症などと違う点は、発熱・痒みを伴わない事でしょう。

寒暖差アレルギーの原因は、はっきりとはしていませんが、急激な温度変化により起こる自律神経が乱れと言われてます。つまり、自律神経失調症の1つだと考えられています。

自律神経には、交感神経と副交感神経の2つに分類され、それがお互いに上手く作用する事で身体を運行しています。
この働きが上手くいかないと、睡眠障害・喘息症状などが生じてきます。

特に、子供のうちは身体が未熟なために夜間・早朝の咳発作が起きやすくなります。大人でも風邪の後に似た症状が起きますね。

そんな自律神経は、温度で働く方が切り替わっていきます。
例えば、冬・寒い場所では交感神経が優位に働きます。これは、血管を収縮させて身体の熱が逃げないようにするためです。冬場に、血圧が上がりやすい理由の1つでしょう。
その反対に、暖かい場所では副交感神経が働き、血管を拡張して熱を放出しています。

このように、その環境に合わせても自律神経は細かく働いていきます。
しかし、これが緩やかに起これば良いでしょうが、短時間のうちに急激な温度変化がある事で、自律神経の乱れに繋がっていきます。

その結果、身体のバランス崩れて鼻水・くしゃみが止まらなくなってしまいます。

注意すべきは、寒暖差7℃以上で起きやすい!!

寒暖差が7℃以上で、鼻粘膜が腫れやすい事が判明しています。
春頃にも当てはまりますが、秋のこの季節が1番でやすいのは寒暖差だけでなく、乾燥時期でもあるからです。
乾燥により、粘膜も薄くなり様々な刺激に敏感になりやすいのも原因でしょう。

寒暖差アレルギーを予防する対策とは??

寒暖差アレルギーを防ぐには、自律神経を整える事が1番でしょう。
つまり、規則正しい生活(食事・睡眠・運動など)が基本となります。しかし、これを整えるには人によっては難しいかと思います。

そのため、少しでも予防できる対策も紹介していきましょう。

・ 寒暖差がある場合には、カーディガンなどの羽織り物

・ 首・手首・足首を冷やさない

・ マスクをして乾燥予防(鼻粘膜などの刺激を低下)

・ 陽性の飲食物を取り入れる。(秋冬の旬食材など)

これを見て分かるように、これからは冷える方が強いのでなるべく冷えないような対策が必要でしょう。
寒暖差アレルギーで起こる鼻水・くしゃみは、風邪の時と違って、薄くて水っぽい事が多く身体の芯が冷えている事が多いでしょう。

東洋医学でも、小青竜湯がよく使われる季節でもあります。
小青竜湯は、身体を温めることで咳・鼻水などを抑えるために寒暖差アレルギーだけでなく、秋の花粉症対策にも良いでしょう。

まとめ

これからは冷えにより、寒暖差アレルギーも起きやすくなります。
冷えやすい女性は特に注意して欲しい症状でしょう。

また、筋肉量が少ないと体内で産生される熱量が少ないので、筋トレもオススメです。
運動不足であれば、適度な有酸素運動・筋トレを取り入れてましょう。血流を促進する働きもあるので、全身へと生産した熱を運びやすくなります。

最近、流行っているサウナ・ホットヨガは人によっては、寒暖差アレルギーの原因となります。
基本的に健康的な方には起きにくいのも、自律神経失調症です。
自分の体調に合わせて行う事も大切ですので、その日の調子も考えて行いましょう。

自律神経失調症ぎみであれば、早めに体質改善をすることで、睡眠・メンタル疾患予防にもなるので悪化しないうちに改善を試みると良いでしょう。

以上、参考になれば幸いです。

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