秋の味覚といえば、キノコ!! 風邪が流行する前から免疫力を高めよう。

はーい。こんにちわー。

元気堂です。

長いコロナ禍が終わり告げて、これからは秋冬となり風邪を引きやすい季節となります。
寒くなると、ウイルスなどが活発に動きやすくなるため、コロナウイルスだけでなくインフルエンザウイルス・RSウイルスなどにも注意したい所でしょう。

今回は、秋の味覚であり、免疫力を高める事で有名なキノコについて話をしていきましょう。

秋に取るべき4つのキノコとは?? お好きなキノコを食に取り入れよう!!

今回は、日本で古くから知られているキノコであるシイタケ・マイタケ・シメジ・マツタケの4つ紹介したいと思います。

■ シイタケ

夏でもバーベーキューで食べる事でしょう。秋冬には鍋にもよく使われますね。
日本なら、出汁を取るときにも使えるので、無くてはならない食材の1つでしょう。そんなシイタケの免疫向上する働きを見つけたのは、意外にもアメリカ人だったと言われます。

免疫力が高まる事が報告されてからは、日本でも癌・ウイルスの抑制効果があるとして浸透していきました。

効能としては、抗がん作用・血中コレステロールを減らす作用があります。

シイタケに含まれるエルゴステリンは、体内に入るとビタミンDの前駆物質に変わります。また、エルゴステリンは日光に当たると薬理効果が高まります。
そのため、干し椎茸の方がビタミンD効果が高まり、それがカルシウムの吸収に作用します。つまり、骨の形成に関わってきます。東洋医学的には、冬が腎への影響が高まり、骨への負担も増えます。

秋~冬にかけては一層食べて貰いたい食材でしょう。

■ マイタケ

マイタケは、シイタケと並んで古くから日本人に好まれているキノコでしょう。
平安時代の今昔物語では、『このキノコを食べたものは、うれしくなり踊り舞った。』と言われ、その事から舞茸(まいたけ)と言われています。

汁物や天ぷらにしても美味しく頂けるキノコですね。これもシイタケ同様に、アメリカの医学界で、マイタケは抗ガン作用と免疫強化作用が同時に作用していると発表があった歴史があります。

効能としては、腸内の発がん物質を吸着し除去する抗ガン作用があるとされます。
コレステロールを減らす作用だけでなく、血糖値を下げる作用があるので生活習慣病の予防にもオススメとなります。また、脂肪の代謝を良くする作用があるため、肥満防止に関わってきます。

その他にも、血圧をコントロールし正常に保つ作用・抗炎症・抗アレルギー作用もあるとされます。

■ シメジ

味の王様であるシメジです。スーパーで見られる物は、白いイメージだと思います。自生しているものは、淡い色をしており、きれいなキノコとなります。

効能としては、抗ガン作用・食物繊維が豊富なため整腸作用があります。β-グルカンが主成分であり、これが抗がん瘍作用・抗ウイルス作用を発揮します。

また、便秘の解消・腸内環境にいる悪玉菌の異常な発酵を抑える効果もあります。糖分の吸収を緩やかにするため、血糖値の急な上昇・肥満の予防にも良いでしょう。

 マツタケ

香りマツタケ・味シメジ』で良く耳にしますね。また、ニュースでも毎年欠かせず報道されているかと思います。
価格が高くあまり馴染みがないキノコですが、有名であることは間違いないでしょう。

マツテカは、秋にアカマツの根元に群生しますが発生条件厳しいと言われます。そのため、キノコの王様の地位を確立しています。

効能としては、抗菌・抗腫瘍作用がありますが、他のキノコと比べると効果は低いとされています。高価だが、効果は低いという悲しい結果です。
他には、胃腸の機能を高めたり慢性の尿道炎の症状を緩和する作用があると言われます。また、便秘や手足のしびれにも有効です。

つまり、食養生的は他の3つのキノコがオススメかと思います。しかし、まつたけ特有の香りには良い効果が知られています。あの香りの成分はケイ皮酸メチル・マツタケオールと呼ばれ、食欲増進・気持ちを落ち着かせる作用があります。

まさに、香りマツタケと呼ばれる作用ではないでしょうか。

まとめ

秋の味覚から風邪対策を始めてみてはいかがでしょうか?
好き嫌いはありますが、身体を滋養してくれる食材なので、日常的取っておくと良いでしょう。

東洋医学でも、サルノコシカケ・霊芝などのキノコ類には免疫力を高める働きが多く見られます。今年が受験生・虚弱体質であれば、より食事に取り入れる事をオススメします。

以上、参考になれば幸いです。

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