その不妊症・・・。男性側が問題かも。

はーい。こんにちわー。

元気堂です。

今回は、男性による不妊症について話したいと思います。

最近、当院でも不妊症に対する相談が多くなっているのを感じます。

昔と違い、夫婦共働きが当たり前になり、結婚の晩婚化によるものだけではなくなっています。

男性も女性も、仕事のストレスや疲れにより日々体力の消耗が原因の一つでもあります。

多くの男性は、未だに自分は大丈夫と思う人が多いかもしれません。しかし、不妊外来で初めて精子の検査を受け自身の状態を知る人は少なくありません。

加齢・ストレスなどの原因による精子の異常(精子の奇形率、運動率、濃度)を知ることとなります。

これは、東洋医学的には腎精の不足や気虚や気滞が原因です。


はいはい・・・・。急に専門用語だしたら分からないよー。

皆さんが、そう思うのはごもっともです。それでは、簡単に説明していきましょう。

気虚とは、元気が不足している状態や栄養不足の状態と考えてください。その元気が不足すると、身体の中の運行(流れ)やストレスを流す力が弱まると気が滞るといった気滞の状態となります。

ほかにも、気の作用には色々ありますが、長くなるので別の機会にしましょう。

今日は、へぇーそうなんだ。って思うくらいで、大丈夫です。

次に、腎精の不足です。

東洋医学でいう腎とは、腎臓とは少し違います。

東洋の腎とは確かに、排尿などにも関与します。ですが、排便・月経・精力・帯白の以上などにも関与するなど概念としては少し大きい考え方をします。

そのため、腎精の不足は精力の不足を指します。

それなら、どうすればいいの?解決方法を教えてよ!!

そろそろ、そんな声も聞こえてきそうです。

一番の解決方法は、規則正しい生活と運動と食事です。

軽い運動は、気の流れを良くし、栄養のある食べ物は、元気を補充してくれます。その上で、夜遅くまでゲームやスマホを使わないで、睡眠をとることが一番でしょう。

それでも、解決しない方やそんな時間がないんだよ!!という方は、東洋医学の出番です。

漢方薬であれば、元気を補充する補気薬(四君子湯・補中益気湯など)・気の流れを良くする薬(四逆散や逍遥散など)・補腎薬(六味地黄丸・八味地黄丸系)があります。

補気薬は、元気を与えるので、精子の量や動きの改善に。補腎薬は、奇形率を低下させるなどの改善に使います。

ストレスがあれば、別に四逆散や逍遥散などの柴胡・芍薬が入った漢方薬がおすすめです。

鍼灸治療も全身を整える施術などで一緒に行う事もあります。

ですが・・・。

一番の解決方法は、規則正しい生活・食事・運動です。健康を気にする方は、まずは見直していきましょう!!

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