はーい。こんにちわー。
元気堂です。
これからは初夏となり毎日が暑く、仕事終わりにビールがすすむ時期ですね。
コロナ禍も終わり、以前よりも外で飲む回数も増えているかと思います。
そこで、旬な物を食べつつ、二日酔いの予防にもなる食べ物が【枝豆】です。
居酒屋の定番中の定番ですね。
海外でも、SUSHI(寿司)・TUNAMI(津波)・KAROUSHI(過労死)そして、EDAMAMEと、そのまま通じるほど有名な食材ですね。
枝豆の旬は、ちょうど今が最盛期であり、旬な食べ物です。旬な食べ物というのは、基本的に食養生としても摂取する事が良い事なので、夏の一品として取り入れてみると良いでしょう。
では枝豆が、最適なおつまみの理由は??
皆さんがご存じの枝豆は、旨さ・コスパ・早さ良しの三拍子が揃っているだけではないのです。
枝豆が持っている力とは、何なのでしょうか??
枝豆に含まれる成分には、肝臓でのアルコールの代謝を助けてくれる作用があるのです。では、その成分とは、どんなものがあるのでしょうか?
枝豆の栄養素とは!?
■ ビタミンB1
ビタミンB1は、糖質の代謝をするときに一緒に消費される成分です。そのため、アルコール代謝の時には、多く消費されます。また、その代謝物であるアセトアルデヒド(二日酔いの原因)を体外へ追い出す作用もあります。
枝豆にも多く含まれていますが、ビタミンB1といえば豚肉です。これらも一緒に取ると相性がいいです。
これからは、夏バテの季節でもあり、エネルギーを生み出す助けをするビタミンB1は、いっそうオススメでしょう。
■ ビタミンC・ メチオニン
ビタミンB1とともに、アセトアルデヒドを分解し体外へ排出する作用があります。
また、メチオニンは代謝を高めるので、脂肪の蓄積予防にも効果があります。
また、ビタミンCには美容効果・免疫力を高める働きも!!
夏場は紫外線が強くなるため、肌の状態を保つ為にも大切です。ビタミンCは、シミ・そばかすの原因となるメラニン色素を生み出すチロシナーゼという酵素の働きを阻害することで、美肌を維持します。
その他にも、ビタミンCはコラーゲンの合成を助けて肌のしわを防いだり、傷ややけどの治りを良くします。
■ その他
オルニチン・コリン・サポニンには、肝機能を高めて、脂肪の蓄積予防・傷ついた肝細胞の修復・解毒作用などがあります。
カリウムには、利尿作用もあり、むくみや高血圧には良いでしょう。
不飽和脂肪酸であるα-リノレン酸・オレイン酸が含まれており、コレステロールを調整し血栓を予防することで動脈硬化を予防する効果があります。生活習慣病の予防にも良いという訳ですね。
東洋医学的にも、枝豆は非常にオススメ!!
枝豆のような豆類は、補腎作用があると言われています。補腎作用とは、五行説の腎つまり老化予防にも繋がっていきます。腎という概念は、生命エネルギーというイメージに近いです。
つまり、東洋医学的にも美容・老化予防にも良い事が分かりますね。
良くお節でも、黒豆を食べるのも不老長寿を願っており、東洋医学では理にかなった食材となります。
また、腎臓・膀胱の機能にも関わるため、悪い物質(アセトアルデヒドなど)の排泄には欠かせないでしょう。
この腎を元気にすると言うことは、そのエネルギーを肝にも与えるので、アルコール代謝も間接的に手助けをしてくれています。
まとめ
これからは、じりじりと熱さが増していく季節・・・。
その際には、食養生により日々の生活を整えてみましょう。
身近な食材である枝豆を一品に加えて、元気にのりきれるようにしましょう。お酒好きは、ほどほどにすることも大切です。
ほどよい距離感で、お酒とは付き合うことで身体の負担も抑えられ、夏バテ防止にも!!
以上、参考になれば幸いです。