はーい。こんにちわー。
元気堂です。
トーマス。エジソンと言えば、発明家として有名でしょう。発明した物としては、白熱電球・蓄音機・キネトグラフなどがありますね。
また、数々の名言を残しています。
例えば、【天才とは、1%のひらめきと99%の努力である】ですね。
1%の天才的な閃きがないと、努力が無駄になる事を指すと言っています。
つまり、この閃きがとても重要という事が分かりますね。
そんなエジソンは、昼寝により自分自身の創造力が高まると考えていたそうです。
確かに、現代では昼寝の重要性は知られるようになりましたが、昔では考えもしなかったでしょう。
今回は、昼寝によりこの創造力が実際に高まるのか??
この事について実際に研究報告されているのです。
短時間の昼寝が、創造力を高めるのは事実だった!?
実際に、米マサチューセッツ工科大学(MIT)コンピューターサイエンス・神経科学分野のKathleen Esfahany氏らの研究で以下の事が判明したようです。
睡眠と覚醒の間を漂っている段階つまり入眠期において、創造的思考が特に豊かになる!!
今回の研究においては、2つの事柄に焦点を当てたようです。
① 仮眠が本当に創造力を高めることが可能なのか??
② 入眠期に音声ガイドにより特定の指示を行うことで、創造力を作り出したり、高める事が可能なのか??
この2つの事柄を明らかにする為に研究を行ったようです。その為、研究対象者を4つのグループに分けています。
1 音声ガイドありの仮眠グループ
2 音声ガイドなしの仮眠グループ
3 音声ガイドありの仮眠がないグループ
4 音声ガイドなし且つ仮眠もないグループ
仮眠グループには、45分間の仮眠時間が与えられ、仮眠なしグループは寝ないような状態です。
1グループは、入眠後に起こされ夢の内容を報告し、その後【木】を思い浮かべるようにとの指示を受け、再び眠りにつきます。
2グループでも、同じ工程を行うが、別の指示である【頭に思い浮かんだ事に注目する】を受け、再び眠りにつきます。
3、4グループも同じ工程を行うが3には【木】・4には【頭に思い浮かんだ事に注目する】といった指示を与えてます。
この研究後に、3つの課題を与えています。
■ 【木】という単語を使ったストーリーの創造
■ 【木】の創造的で代替的な活用法のリストアップ
■ 【木】または【森林】などの言葉を見て最初に思いつく動詞を答える
この3つの課題で、どのような結果が判明したのでしょう。
これらを基に創造性のスコアにすると・・・
1グループが最も良く、次いで2のグループであり仮眠を行っているグループの方がスコアが高い事が判明。
また、1グループと4グループといった正反対のグループの結果差は、4グループと比べて1グループは78%も優れている事が判明。
さらに、同じ仮眠グループでも1グループの方が43%優れていると評価されています。
つまり、仮眠(入眠期)に特定の音声ガイドにより、創造力が高める事が可能であると判明!!
その他にも、昼寝の効果は多くあるので試してみてはいかがでしょうか?
昼寝は、子供の識字能力を高める!? 昼寝を取り入れると、どんな効果があるのか? – 元気堂 漢方薬 (pet-kanpo.com)
まとめ
エジソンのような発明家にはならなくても、昼寝を活用して仕事・学業を向上させてみるのも良いでしょう。
案が思いつかない時などには、まずは仮眠も必要かもしれませんね。
ちょっと、頭を休めたい・・・。
そんな時には、注意点もあります。
大人の場合は、昼寝の時間は15分から30分程度がベスト。
これはノンレム睡眠とレム睡眠が関係しています。ノンレム睡眠は脳が休んでいる状態で、レム睡眠は脳が働いている状態です。
眠気を解消させるだけであれば、ノンレム睡眠だけで終わらせなければなりません。
特に、寝付いて20分未満のノンレム睡眠です。それ以上となる場合は、深い眠りになり始め、そこから起きるのは逆に頭がスッキリとして起きれません。
以上、参考になれば幸いです。
参考文献:「Scientific Reports」5月15日号