
はーい。こんにちわー。
元気堂です。
髪の毛の悩みは、年齢関係なく抱えている方が多くいます。
例えば、脱毛・髪質・円形脱毛症など症状は様々です。
そこで、今回は東洋医学での髪のケアを紹介したいと思います、
髪と東洋医学の関係性とは!?
東洋医学では、髪は血余と言われます。これは、血という栄養を含んだ血液が余分にある状態です。
つまり、豊富な栄養をがある血液にすることが一番でしょう。
それなら、自分は大丈夫!!なんも不安もないさ。そういう方もいるでしょう。
そんな方も本当に平気でしょうか??日頃から、暴飲暴食・ストレスや気圧変動など日常生活には、何かしらの原因により、いつ悩みを抱えるのか分かりません。
それでは、血が余分な状態にするには、何が必要になるのでしょうか??
※以前の記事に、気・血・津液・腎精については詳しく書いておりますので、気になる方は、そちらを参照してください。
■ 血=津液一部+微量な精 (+は、営気)
■ 血=精×気化作用。
血というのは、水分(津液)・精(食事から補充されるエネルギーまたは父母からもらった先天的なもの)・気が関係があります。
気というのは、簡単に言えば元気です。元気がないと、脾胃の健康が落ちます。それでは、食事から得られる精も不足します。結果的に、血の量は不足します。
元気を保つには、まずは生活を見直す必要があります。どんな記事にもかいてあるような単純な事が大切です。
適度な運動・バランスの良い食事・十分な睡眠・ストレスを溜めないような環境を目指しましょう。
100%は目指さなくてもいい!!
正直、これを実現するのは難しいでしょう。ストレス社会では、その解消で暴飲暴食をしてしまったり、眠れないなど自律神経が乱れてしまう事もあるでしょう。
そもそも、東洋医学では、ストレスは肝という臓腑がダメージを負います。
肝は、血の貯蔵庫でもあるので、血余という状態を目指す上では、肝の状態も考慮にいれるといいでしょう。
色々言われて、意味が分からないよ!
もう、自分には無理だ! ちょっと、マニアックな話でついていけない方もいるでしょう。
だからこそ、100%を目指さなくてもいいと思います。人によって、生活は様々です。出来るだけ、意識することで気をつけていけば良いと思います。
例えば、エスカレーターは止めて階段にしたり、お酒も、いつもより1缶少なくするでも良いでしょう。仕事自体がブラックであれば転職を考えてみるのも一つの手です。止めなくても、仕事を調べてより良い環境が手に入るかもしれません。
それでも、髪の悩みが出る場合は、漢方薬と鍼灸をおすすめします。
おすすめなのは、漢方薬と鍼灸。
まず、漢方薬は血を補う補血薬(四物湯系)というのがあります。西洋で言えば、輸血のようなイメージです。
これを軸に、少し加齢によるものであれば、六味地黄丸だったり、痒みがあれば温清飲や当帰飲子などを服用してもいいでしょう。
ストレスが多いのであれば、加味逍遥散・逍遥散がおすすめになります。
また、首肩の凝りが酷い場合は、頭の方へ良い血液が流れていないかもしれません。そんな時は、鍼灸治療が早いです。鍼灸には、副交感神経を活性化させる作用もあるので、リラックス効果もあります。
冷え症で、低血圧があり、肩こりや頭痛が酷いならば、葛根湯もおすすめですね。
【加味逍遥散】
加味逍遥散といえば、更年期障害など婦人科疾患の漢方薬のイメージがあるかもしれません。
しかし、肝の疏泄作用を改善したり、イライラなどの熱を鎮めるので男女関係なく使えます。
構成生薬:柴胡・白朮・薄荷・当帰・牡丹皮・白芍・茯苓・甘草・生姜・山梔子
柴胡・白芍のペアは、疏肝解鬱を高めます。肝の疏泄作用を働き、気のうっ滞を治療する意味です。
また、白芍と当帰は、補血作用により血液や栄養を補います。生姜・白朮・茯苓・甘草は、脾胃の機能を高めたり、水分代謝も良くします。
薄荷も疏肝解鬱に効果があり、その香りでもストレスを流してくれます。牡丹皮は、血の巡りを良くし、山梔子は熱を取ってくれます。
加味逍遥散は、このような生薬が組み合った漢方薬です。
主に、精神が不安定で、イライラがあり、性格はせっかちな人が多い。寝付きが悪く、眠る前に色々考えてしまう。血の巡りや過度の緊張で、首肩が張った痛みを伴い、頭痛も出る事がある。ストレス性の耳鳴りや神経性の胃炎・乳腺炎などに使用されます。
さらに、牡丹皮は毛髪に関わる細胞のマイトルを活性化に関わる可能性があると言われています。
マイトルとは何だろうか? 分かりませんでした。バイトルなら知っているけども・・・・。
マイトルとは何か??
ミトコンドリアに存在する酵素の事を指しているようです。このマイトルは、肌老化のメカニズムと関係がある事を解明し、大正製薬株式会社と学習院大学の柳茂教授が研究成果として発表しました。
マイトルの研究成果は以下のようになっています。
■ 加齢と共に、マイトルは減り続ける。
■ マイトルが減ると、表皮形成異常つまり皮膚の異常を引き起こす。
■ マイトルが減ると、ミトコンドリア機能低下を引き起こす。
ミトコンドリアは、人のエネルギーを作り出す大切な細胞です。エネルギー生産に関わるため、マイトルというのは身体の中で大切な役割があることが分かります。
加味逍遥散には、牡丹皮も含有されているのでオススメの漢方薬の1つとなりますね。
しかし、この牡丹皮は使用していけない人がいます。それは、妊婦と月経過多の人です。特に、妊婦の方です。活血化瘀という効果を持つ生薬は、流産を引き起こす可能性があります。
まとめ
髪にオススメとしては、まず第一に日常生活の見直しです。
また、東洋医学においては栄養となる補血作用に、血を保管する肝の滋養がオススメです。
マイトルについては、東洋医学において、まだまだ何とも言えないのが現状でしょう。
しかし、血の巡りを良くするという事は、ミトコンドリアへの栄養なども運びやすくなるという可能性もあります。そのような考えでは、可能性は残っているのではないかと思います。
もし、そうであるのなら、赤芍・紅花・桃仁などの生薬も可能性があるのかなと思います。是非とも実験して欲しいところです。
以上、参考になれば幸いです。