はーい。こんにちわー。
元気堂です。
毎日、ジメジメとした暑い日が続いてますね。風がない日は、特に部屋に熱が籠もりがちです。そうなると、身体に汗がまとわりついたり、上手く身体の中の熱を発散できなくなる事も・・・。
また、このような時期からも熱中症のリスクも高まるため、家の中にいても注意が必要となります。
今回は、この時期だからこそ湯治を勧めていきたいと思います。
だだでさえ、暑いのにお風呂に浸からないといけないの・・・。このように、思うかもしれませんが、お風呂に入ることの良さを話していこうと思います。
夏冬の季節関係なく、お風呂に浸かろう!!
・ 温熱作用
お風呂に浸かることで、温まった血液が1分間で身体を1周すると言われます。身体が温めるため血流がアップし、硬くなった筋肉などがほぐれ、溜まった老廃物も流れます。
また、水圧もかかることで血流がより促進したり、浮腫などの余分な水分の排泄にも良いでしょう。その上、浮力もかかります。体重が軽くなるので、日中に負担をかけている筋肉・関節・骨の負担が減り、回復へと繋がります。
・ 自律神経を整える
お風呂と言えば、日本人だとリラクゼーションの1つかと思います。まさに、その通りであり、気持ちをリラックスさせるため、交感神経から副交感神経への切り替えを調節してくれます。
日々のストレスから、どうしても交感神経が優位になりやすいため、毎日の入浴で正常化するのは、オススメでしょう。
また、この時期は夜も暑くて寝苦しい・寝れない事も増える時期です。すると、自律神経が乱れやすいため、予防にもいいでしょう。
・ 発汗により、解毒効果
私たちは発汗する事で、体温調節を行うために、この乱れにより身体の調子が狂っていきます。また、汗は水分・ミネラルが含まれており、健康な人ほどサラサラとした水分が多めの汗となります。
その反対に、毒素・ミネラルが多く含まれると、ベタベタとした汗となります。どちらが良い汗かは分かりやすいですね。
適度に運動をしていたり、サウナなどで汗をかく習慣があるほど、健康的なサラサラ汗になります。
夏場に、お風呂に入るのは、少し抵抗が・・・。
このような方もいるかと思います。そんな時こそ、薄荷(はっか)を用いると、上記に効果を維持しつつ気持ちが良い入浴に!!
今更、聞けない薄荷の効能とは??
皆さん一度は、薄荷の入った商品や現物を見たことは、あるかと思います。
サクマドロップの中にも、ハッカ味が入っていましたね。子供からしたら少し人気が無い味だったと記憶しています。そんな薄荷の多くは、メントールとして使用されています。スースーする成分といってもいいでしょう。
このメントールは、薄荷から抽出した精油の主成分であり、これを薄荷油として菓子類、清涼飲料水、化粧品、たばこなどに使われます。また、外用鎮痛薬やリップクリームなどにも配合されており、薬用面でもなじみ深い成分です。
薄荷の効能には、鎮痛、消炎、食欲増進、消化管運動の促進など多岐にわたります。
漢方医学的には、風邪・熱などの外的要因が身体の中へ侵入することを防ぎぐ事で追い出し、毒を消す効果があるとされます。銀翹散、加味逍遙散、荊芥連翹湯、柴胡清肝湯、防風通聖散など多くの処方に配合されています。
そのため、喉が痛いなど菌・ウイルスの侵入を防ぐ効果があります。また、香りが高いので、ストレスを流すような作用もあります。
この暑い夏に、ぴったりの使用方法は、ハッカをつかった入浴剤です。ハッカ湯は、身体が芯から温まっても、お風呂から出た直後から、身体がスーっとし快適で清涼感を得られます。
このスーッとする作用は、メントールによる物です。ニホンハッカ・ペパーミント・スペアミントなどの薄荷属には、多く含まれています。上記で述べたように、多くの商品で使われています。
皆さんは、スーッと感じるという事は、お風呂に入ったのに逆に身体を冷やしちゃうんじゃないの?? お風呂に浸かる意味があるの??
そのように矛盾してるのではと思うかもしれません。
安心して下さい。ハッカ湯は、そのような冷やし方をしません。
あくまで、スーっとする体感だけあり、体温自体を冷やす作用はないのです。また、ハッカは皮膚の取り込まれることで、末梢の血管を拡げてくれ、血行を改善してくれます。
また、夏の運動後の疲れ防止だけでなく、夏場の天敵である蚊も、その芳香作用から予防にも繋がります。
ハッカ湯の作り方は??
薄荷の葉・茎を陰干しした物を、お風呂に入れるだけです。バラバラになるのを予防するため布袋に詰めると良いでしょう。
もし、庭に大量のシソ・ペパーミントを栽培している方は、摘み取って試してみるのも良いでしょう。
そんなに薄荷が手に入らない方は、ハッカ油を2.3滴お風呂に垂らせば完成です。
こっちの方が簡単ですね。
ハッカ湯は、本当に気軽に出来るので、この夏に試して貰えたら嬉しいです。
それでも、お風呂は面倒だ・・・・。でも、試したい・・・。そんな方は。以下のような薄荷が入った商品を使用するといいでしょう。
私も、夏にミントシャンプーを使用する事がありますが、大分スッキリします。個人的には、おすすめですが、合う合わないもあるかと思います。暑がりや毛量が多い人は、試す価値ありだと思います。
まとめ
夏こそ、お風呂に入る方がいいかもしれません。ハッカだけでなく、生薬を使った入浴剤は、身体を保湿することで夏の紫外線で痛めた皮膚にも良い効果を発揮します。
海などの屋外で、長い時間遊んだ日には、しっかりとお風呂に浸かりケアをすると良いでしょう。
今回は、尿浴後もスッキリと気持ちを良くするハッカを使ったお風呂についてでした。最近、入浴する機会が減っていたら試してみてはいかがでしょうか?
以上、参考になれば幸いです。