炭水化物抜きダイエットは、メタボになりやすい!? 食事の内容を見直そう。

はーい。こんにちわー。

元気堂です。

ダイエットの敵とも言われる糖質つまりエネルギーの元は、特に炭水化物から摂取されますね。そのため、糖質OFFや低糖質にすることで、摂取エネルギーを減らす事でダイエットを試みようとするでしょう。

しかし、一時はダイエットにも成功するかもしれませんが、どうやら将来的には良くないようです。

これは、米国・オハイオ州立大学のDakota Dustin氏らが炭水化物の摂取量とメタボリックシンドロームの有病率についての研究結果が報告されました。

それは・・・

炭水化物の推奨量が下回っている人の方が、メタボリックシンドロームになりやすい!!

そもそも、メタボリックシンドロームとは何か??

生活が不規則で、肥満体型などを想像しやすいかと思います。実際には、内臓肥満・高血圧・高血糖・脂質代謝異常が組み合わさることにより、心臓病や脳卒中などになりやすい病態を指します。

つまり、そこまで太っていなくても糖尿病・高血圧などがあれば、メタボリックシンドロームになりやすい事が分かります。

特に、日本人において死因の第二位:心臓病・第四位:脳卒中があり、メタボリックシンドロームに当てはまると動脈硬化になりやすく発症リスクが高まるとされています。

動脈硬化が生じる原因としては、高血圧・喫煙・糖尿病・高脂血症・肥満など生活習慣病が関与しています。

そして、今回の研究では、炭水化物の摂取量が少ないとメタボリックシンドロームになりやすいという事が判明しました。

どんな研究で、このような結果が見えてきたのか??

1999~2018年の国民健康栄養調査(National Health and Nutrition Examination Survey:NHANES)の回答者を対象に、食物と栄養摂取量とメタボリックシンドロームのマーカーに関するデータから検討。

そのデータを炭水化物・総脂肪・脂肪酸の摂取量で層別化し、メタボリックシンドロームとの関連性を評価。

これを、① 炭水化物からのエネルギーが45%未満(炭水化物の摂取推奨量を下回るグループ)・ ② 炭水化物からのエネルギーが45~65%(炭水化物の摂取推奨量を満たしているグループ)に分類。

その結果が、以下となります。

■ ①グループは、女性が半数以上。アルコールからより多くのエネルギーを得ている。

■ ②よりも①のグループの方が、メタボリックシンドロームになる有病率が1.067倍高い。

■ ①グループは、総脂肪・脂肪酸の摂取量が多いほど、メタボリックシンドロームになりやすい。

■ ①グループは、空腹時の血液中の中性脂肪が高く、HDLコレステロール値は低い。

つまり、炭水化物の推奨量を食べていないことで、アルコールまたは総脂肪が多い別の食品などからエネルギーを得ている可能性があり、それゆえにメタボリックシンドロームを発症するリスクが高いと考えられます。

そのため、炭水化物を減らすよりも日々の食生活を見直す事が大切でしょう。

糖質OFFダイエットよりも、タンパク質ダイエットがいいかもしれません。

多くの人が脂肪・炭水化物を摂り過ぎるのは、身体がタンパク質に強い食欲を持っているために欲求を満たすためかもしれないのです。また、そのタンパク質への欲求は、エネルギーとなる脂質・炭水化物よりも強い事がわかっています。

そして、加工食品は手軽であり、食卓に並ぶことも多いでしょう。しかし、意外とタンパク質の含有量は少ないため、身体が満足しないので、多く食べてしまう悪循環が生まれます。タンパク質は少ないけど、カロリーは高くなる・・・。こうなると、徐々に体重増加してしまいます。

食事中のタンパク質が少ないと、他の脂質・炭水化物で食事の量が十分でも、タンパク質を得るために過食に働き、エネルギー過多を引き起こしてしまうそうです。

まずは、タンパク質について知る必要がありますね。

タンパク質とは、何か?? どのように摂取するのが効率的か??

タンパク質は、アミノ酸からなり身体を構成するには必須の栄養素となります。身体を作るすべての細胞に存在し、細胞の修復にも欠かせません。

タンパク質と言えば、肉!! これは、イメージできるでしょう。

その他にも、牛乳・魚介類・卵・大豆・豆類などがあります。種類も豊富であり、食事に取り入れる事は容易でしょう。

そして、重要なのが朝食です。

朝食において十分なタンパク質を摂るか取らないかで、食事量に大きな差が判明したそうです。朝食でタンパク質を十分に取ることで、その後の食事量が増加せず、1日のエネルギー摂取量の低下する事が分かりました。

逆に、朝食にタンパク質が不十分だと、その後の食事でタンパク質を得ようと多く食べてしまう傾向が見られたのです。これは、1日を通してタンパク質への欲求が高まる可能性も考えられています。

つまり、自然に食事量を減らしてダイエットをする場合には、朝食に十分なタンパク質を食べる事が良いでしょう。これにより、1日のタンパク質への欲求も抑えられるでしょう。

これは、タンパク質レバレッジ説という研究報告をされています。

ちなみに、1日の摂取すべきタンパク質は、おおよそ卵10個分(納豆10パック・サラダチキン2個・豆腐4丁)くらいであり、全てを食事から取るとなると難しいかもしれませんね。

まとめ

多くの方が、体型を気にしたりして、ダイエットを試すかと思います。しかし、過度なダイエットは有病率を増やしたり、食事内容も不規則になるので、痩せている=健康 という結果が付いてくる訳ではありません。

あくまで適度が大切であるため、痩せすぎ太りすぎには注意していきましょう。

以上、参考になれば幸いです。

参考文献:Journal of the Academy of Nutrition and Dietetics誌オンライン版2023年3月23日号掲載の報告。

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