はーい。こんにちわー。
元気堂です。
まだ、4月だと海に行くことは少ないかもしれません。しかし、沖縄では既に海開きもし始める時期でもあります。
そんな海は、浸かるだけでも健康に影響するとも言われます。海には、多くのミネラルが溶けており、それが身体へ浸透するからだそうです。これにより、不足しがちな栄養素を補給してくれるようです。
例えば、海水に含まれるマグネシウムは、皮膚の保湿力を高めて皮膚トラブルを和らげたり、海水の塩自体にも、殺菌効果があるので、身体に付着した菌・ウイルスなどを除去してくれます。
海には、心の安定にも作用する??
基本的に、青色というのは気持ちを落ち着かせる色としても、有名でしょう。そのため、海辺でゆったりと過ごすのも健康に良いでしょう。また、海水は母親の羊水と似ているという説があり、心身がリラックスするとも言われます。
その上、波の心地よい音は、体内の鼓動や心拍数だけでなく、脳波にも似たリズムと言われ、リラックス効果を高めます。
体内でもエンドルフィンというホルモンが分泌され、多幸感を与えてくれます。エンドルフィンとは、脳内麻薬とよく耳にしませんか??
エンドルフィンの分泌には、ストレスや快楽・感動など精神面に作用する事が多いと言われます。ランナーズハイも、これが働いているという説もあるのが有名でしょう。
脳内麻薬というと少し怖さがあるかもしれませんが、体内には無くてはならないものとなります。例えば、何かから逃げる際に怪我をしていると、上手く逃げ切れないでしょう。そんなときに、エンドルフィンがたくさん分泌されることで、痛みが緩和し上手く乗り切ることに繋がります。
まだ、狩りをしている時代には必須の働きといってもいいのがエンドルフィンだったのです。また、恐怖も落ち消すようにする精神的な作用も発揮します。
色々とストレスが抱えている場合には、海辺でゆっくりと過ごすだけでもリフレッシュすることでしょう。
海は、心だけでなく、美肌にもオススメ!!
敏感肌・アトピー性皮膚炎にも効果があるという研究結果もあります。海のミネラルにより、殺菌作用が上手く働いたためとも言いますね。これは、温泉でもよく言われることですが、まれに刺激が強すぎる場合もあるので合わない方もいるので注意をしましょう。
また、エンドルフィンにはサブスタンスPの産生を抑える働きが明らかになっています。このサブスタンスPは、ニキビの発生に関与するといわれています。そのため、ニキビ予防にも関与していると考えられています。
春も乾燥肌・情緒の乱れに注意が必要。
春は、身体・皮膚を潤す血が不足しがちです。そのため、肝血を補う事が大切となります。また、肝はストレスに弱く、過度のストレスにより気の巡りも低下しがちとなります。
この時期にオススメなのが、逍遙散です。
逍遙散は、柴胡・芍薬のペアで自律神経を整えたり、ストレスに対抗していきます。また、当帰・芍薬は補血作用があり、身体全体の潤いに働きます。女性では、月経異常にも関与していきます。
その他に含まれる生薬も消化機能に働き、脾胃を元気にする事で、ストレスに対する根本の元気さに影響します。
まとめ
春は、多くのストレスが増えてくる時期です。冬と違って、紫外線が強くなったり、対人ストレス・花粉・気圧差など身体に悪影響が・・・。
そんな時は、海にでも行って、心から整えるのも良いでしょう。身体に障害が出る前に予防することが一番です。暖かくなり、外にも出やすいので、リラックスする手段の一つにしてみては、いかがでしょうか??
以上、参考になれば幸いです。