はーい。こんにちわー。
元気堂です。
食中毒と言えば、なんとなく食事が腐りやすい夏のイメージはないでしょうか。しかし、年間を通しても、食中毒は多くあります。また、冬には牡蠣などで起こるノロウイルスでの胃腸炎がありますね。特に、年間でも今の時期が多いとされています。
何で、秋に多いのかというと、食中毒を起こす原因が揃っているからです。【細菌】・【自然毒】・【ウイルス】の三拍子です。嫌な三拍子ですね。夏は、細菌により起こりやすく、冬であれば、ウイルスで起こりやすい。そいsて、この中間のじきである秋は、キノコなど多くの旬な食材による自然毒でおこる食中毒も追加されます。
秋は、食中毒になりやすい要因を考えてみよう!!
さっき話してた三拍子だけが原因ではありません。実は、自分たちの生活意識のちょっとしたミスでも起こります。
■ 夏バテが抜けず疲れている。
■ 寒暖差・気圧により、体調を崩しやすい。
⇒ 夏で消耗した体力低下を引き継ぐ事で、免疫の力の低下や移りゆく環境に適応が出来ない。
■ 涼しくなったので、屋外での食事が増えた。
■ 保冷剤などの使用を忘れがち。
⇒ 真夏よりも涼しいことで、保冷し忘れ細菌などのが増殖しやすくなります。また、バーベキューなどの屋外での食事では、手洗い施設などがない所もある事も要因になります。
■ そもそも、秋は食中毒にイメージが無いので、油断気味。
どうでしょうか?? 一つでも、心当たりがある方は、要注意ですね。快適な秋を過ごすために、気をつけましょう。
それでは、ここからは風邪と食中毒の違いを知っておこう!!
この時期は、風邪により胃腸疾患も出やすい時期です。そのため、安易に下痢止めを使用するのは止めましょう。きちんと、病院で判断する事をおすすめします。
食中毒の場合、身体の外に毒素を出す事が大切になります。下痢止めなどで、無理に体内に放置すると、繁殖して症状悪化もあり得ます。
それなら、どうやって見分ければ良いのか??
食中毒でも、風邪と似た症状である発熱・下痢・嘔吐がでます。
大きな違いは、回数の違いです。食中毒では、身体も外に出そうと反応します。
■ 日に数度の下痢を繰り返す。
■ 嘔吐が止まらない。
■ 嘔吐・下痢を繰り返すので、尿が少ない。もしくは、ほぼない。
また、多くの方は食べ物で思い当たる方が多いかと思います。それも、判断基準になるでしょう。
寒い季節でも、大量にカレーやシチューは作らないようにしましょう。
加熱すれば、食中毒なんて起きない!!だから、自分は大丈夫だーーー!!
このような加熱信者の方、ちょっと待って下さい!! イエローカードがでて、警告です!!
実は、加熱しても死なない菌もいます。それが芽胞菌という細菌です。その中でも、ウェルシュ菌は身近な菌のため話しておきましょう。
ウェルシュ菌とは、牛や豚、鶏肉などに付いていることが多く、感染すると下痢を引き起こします。バーベキューなどで生肉を扱う際には、注意が必要なのです。
また何で、加熱で死なないのかというと、芽胞というバリヤーを持っているからです。これは、耐熱性のシェルターのような物です。また、酸素を嫌う性質のため、籠もっていても問題がありません。熱にも強く、無酸素状態を好むので、とても厄介でしょう。
この特性から、加熱により食品の中にいる他の菌が死んだとしても、全く問題なく生存しています。そして、温度が下がると急速に増殖するという特徴があります。特にカレーやシチューなどは、基本的に多めの調理すると思います。すると、鍋底が酸素の少ない状態になるため、ウェルシュ菌にとっては都合が良く、繁殖が進みます。
最低でもこれだけは守れ!! 食中毒にならない三箇条。
■ つけない!!
まずは、菌をそもそもつけない事が大切です。
調理器具や皿などは、丁寧に洗いましょう。また、熱湯消毒するも時間があるときに行うとより効果的です。
■ 増やさない!!
多くの細菌は、高温多湿な場所が大好きです。そのため、食べ終えて、熱が引いたら早めに冷蔵庫に食材を入れましょう。10℃以下では、増殖が遅くなり、マイナス15℃以下になると菌の増殖はストップします。
■ やっつける!!
基本的に、加熱をしっかりすれば死滅できます。ただ、例外のウェルシュ菌の場合は、良くかき混ぜて酸素を取り込み、嫌な環境にすることが大切なります。
どれも、基本的な行動が自分や家族の身を守ります。
それでも、食中毒になっちゃったよ!! どうしたら、いいの・・・。
そんな場合は、以下の商品で対処すると良いでしょう。
■ まずは、水分不足にならないように経口補水液がおすすめです。
■ 香蘇散は、シソ、ショウガ、ミカンの皮などで構成されている漢方薬です。そのため、胃腸の病気にも使われます。食中毒に効果があるのは、特にシソの作用が大きいかと思います。シソには、皆さんもご存じの殺菌、防腐作用があることで知られています。この香蘇散を、最低1日3回服用し、治ってもしばらく服用すると、胃腸も回復しやすくなります。
■ 毎年、この時期胃になると風邪を引きやすい・・・。食中毒になりやすい。夏からの疲れが取れないんだ・・・。 そんな時には、清暑益気湯が良いでしょう。
夏の暑さにより弱った胃腸を丈夫にし、体力の回復を助けます。暑さに弱く、倦怠感や食欲不振、また軟便や下痢を伴う方にもいいでしょう。清暑益気湯の名前の由来には、暑気を清めることで、気を補う働きを高める漢方薬です。そのため、夏の体力低下のファーストチョイスでもあります。その他にも、もともとの体力低下・食欲不振にも用いられます。
まとめ
食中毒についてでしたが、いかがだったでしょうか?? 少しでも、知識になれば嬉しく思います。この一つの知識で、辛い食中毒とおさらば出来るかもしれません。
秋は、食中毒も多いですが実りも多く、身体を滋養してくれる食材が豊富です。旬な食材を取り入れて、身体を元気にして風邪が流行しやすい秋冬に備えましょう。
以上、参考になれば幸いです。