9/9の節句には、旬の菊を使って厄除け・健康を維持しよう。菊花の効能・効果とは??

はーい。こんにちわー。

元気堂です。

もうすぐ、菊の節句つまり重陽の節句(9/9)が近づきます。あまり、聞き慣れない節句かと思いますが、皆さんはどのようなものか知っているのでしょうか??

軽く説明をしておくと、陽の力が強い9という数字が重なる月日が9月9日のため、重陽といいます。

昔は、この陽が強過ぎること不吉と考え、それを払うために菊の花を飾ったり、菊の花をあしらった酒や食事を振る舞うようになりました。そのため、菊の節句とも言われます。

何故、菊の花を扱うのかというと、この花が一番綺麗に咲く時期であり、邪気を払う霊草とも言われます。現在は、お払いと言うよりも、お祝い事のイメージへと変わっています。無病息災を祝ったり、子孫繁栄を祝う行事となっています。

その他にも、食用菊は栄養が豊富に含まれています。ビタミンB1とビタミンEが特に多く含まれます。

ビタミンB1は、疲れ目によく、このご時世にはオススメです。その他にも、筋肉の疲れを改善、目の神経をサポートするなどの作用があります。また、花の綺麗さが食事を華やかにしてくれるので、そういった点でも食欲促進にも良いでしょう。

ビタミンEは、抗酸化ビタミンとも呼ばれます。そのため、老化や免疫力低下の原因となる活性酸素のはたらきを抑えてくれます。食事が外食に偏りがちな方は、このビタミンを摂取して欲しいと思います。

菊花は、邪気を払うだけで無く、健康に対しても良い!!

菊花は、生薬の一つでもあります。キク科のキク・シマカンギクの頭花を乾燥したものが使われます。漢方的には、解表、明目、清熱解毒などの効能があったり、頭痛、めまい、目の充血、視力低下、炎症などに用いられています。また、解毒のはたらきがあるので、吹き出物、腫れ物がある時にもおすすめです。

特に有名な処方といえば、杞菊地黄丸でしょう。菊花は、上記で述べた効能の中でも明目という作用に優れています。

もし、他に首肩こり・頭痛がある場合は、瘀血など血の流れも影響しているので、鍼灸などで改善もおすすめです。

経験上、首肩こりを鍼灸で改善すると、目も楽になる方が多いです。

■ 杞菊地黄丸

肝腎陰虚という症状に加え、眼疾患が含まれた状態に使います。肝腎陰虚というのは、簡単に言えば老化現象または発育不全です。先天性・後天性はありますが、歩行や運動の遅れ・言語や歯の発育の遅れだったり、記憶力の減退・聴力低下・白髪・脱毛・失禁・足腰の弱りなどが現れます。

また、陰虚のため身体を冷やす力・潤す力の低下が起こるため、身体の熱感・手足のほてり・のぼせ・不眠・口渇・寝汗などの症状が起きます。

これらの症状に加え、眼疾患である視力低下・白内障・かすみ目・疲れ目・目の充血などがある場合には、この杞菊地黄丸がおすすめ。

30代過ぎてからは、老化予防と視力の低下予防に、服用しておくのも良いでしょう。

もう一つ菊花が含まれた漢方薬で有名なのが、釣藤散でしょう。

■ 釣藤散

釣藤散と言えば、高血圧症・動脈硬化などで起こる頭痛・ふらつき・手足のふるえ・不眠などに使われます。特徴としては、イライラで血圧が高くなる方にはピッタリだと言われます。

肝陽上亢という肝が暴れている状態に良いとされます。肝というのは、東洋医学において【怒り】をコントロールします。そのため、ストレスによる高血圧には、釣藤散が良く使われます。

日本人は、周りへの気遣いが細かいので、神経質気味の方が多いので釣藤散も比較的に相性が良いでしょう。

まとめ

9月になると、咲き始めるのが菊の花です。食事に花を振りかけるだけでも、見た目がグッと良くなります。9/9の節句の日にでも試してみてはいかがでしょうか??

栄養の観点からも良いので、昔では健康増進により風邪などの邪気を払うとされています。

また、菊花自体は生薬の一つでもあり、上手に使うと健康増進にも良いでしょう。杞菊地黄丸や釣藤散も使い勝手が良い漢方薬です。

以上、参考になれば幸いです。

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