1日1個 食前にらっきょうを食べてみよう!! 食べる事で身体に得られる効果とは??

はーい。こんにちわー。

元気堂です。

カレーを食べる際には、福神漬・らっきょうが添えられることが多いかと思います。実は、らっきょう×カレーは相性が良いことが分かっています。

6月は、ジメジメとしていて湿邪という邪気が猛威を振るう時期であり、胃腸への悪影響がでる時期でもあります。一般的なカレーを食べすぎると、胃もたれが起きやすいのも湿が関係しています。

らっきょうは、硫化アリルという成分があり、消化を助けたり、腸内環境を整える働きがあるので、カレーと食べる事は理にかなっていると言われます。(硫化アリルは、ニラなどにも含まれます。)

そんならっきょうは、5~7月にかけて旬となり、6月が最盛期です。つまり、今が食べ頃です。胃腸が弱り易い梅雨時期に食べる事で、健康を維持してくれる食材となります。

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らっきょうのポテンシャルを知ろう!!

梅雨時期は、身体の中も湿が溜まりやすく、水分過多になりやすい傾向です。めまい・浮腫・吐き気なども起きやすい特徴があります。

つまり、余分な水分を身体から出す方がいいでしょう。らっきょうには、カリウムが含まれるので、ナトリウム・水分の排泄する働きがあります。そのため、浮腫・めまいなどにも良く、高血圧対策にも応用できます。

また、ビタミンCも含まれるため、その抗酸化作用により、血管の老化(動脈硬化)にも良く、紫外線で弱る皮膚に対しても保護する役割を持ちます。(ビタミンCはコラーゲンの材料のため。)
その上、皮膚・粘膜を守るナイアシンも含まれます。

これだけでも、胃腸に良く、これから増える紫外線対策でも優秀ならっきょうですが、さらにオススメの効果があります!

それは、アリシン!!

夏前~秋にかけて、バテやすい季節であり、疲労回復が必須でしょう。らっきょうには、ニンニクのようにアリシンが含まれます。

このアリシンは、強い殺菌力があり、食品のバクテリア・体内中の細菌やウイルスまでやっつける作用があると言われます。また、ビタミンB1の吸収力を高めてくれるのです。

このビタミンB1が不足すると、食事からブドウ糖を経てエネルギーとする力が低下します。そのため、不足の場合には、疲れ・やる気・食欲不振などを引き起こします。特に、脳はブドウ糖からエネルギーを貰うので、ビタミンB1は大切となります。

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さらに、糖尿病の方にも良い効果が!?

糖の吸収をおだやかにする水溶性食物繊維がなんと、野菜の中でもトップクラス!! フルクタンと呼ばれる水溶性食物繊維がらっきょうに含まれます。

そのため、食前にらっきょうを食べると、糖の吸収がゆっくりとなり血糖コントロールに役立ちます。

また、このフルクタンには、食後血糖値の上昇をゆるやかにするだけでなく、血中コレステロールの低下・カルシウム・鉄などのミネラルの吸収促進・便通の改善する働きがあります。

基本的には、生らっきょうを食べよう!!

らっきょうには、ビタミン・ミネラルが豊富ですが、熱に弱いため、生の方がオススメです。また、水溶性つまり水に溶けやすいので、甘酢漬けなどで調味料への栄養が溶け出します。

注意点は、ニンニク・ニラ・タマネギのように食べ過ぎると、逆に刺激性が強いため胃に負担をかけます。あくまで、適度な量を守りましょう。だいたい1日4粒程度に抑えると良いと言われています。

の上昇をゆるやかにする水溶性食物繊維が多いからです。らっきょうを食前に食べることで、糖の吸収がゆるやかになることからも血糖値が気になる方にも嬉しい食材と言えますね。

らっきょうは、生薬の1つえであり薬だった!?

らっきょうの生薬名は、薤白(がいはく)と呼ばれ、通陽・理気・止痛の効能があります。肋間神経痛などの胸痛・腹痛・去痰・悪心・下痢などに応用されます。

気の流れをよくする理気薬に分類され、特に心の陽気不足により生じる血の流れを改善させる働きがあります。そのため、胸の圧迫感や呼吸苦などの症状を伴う狭心症・心筋梗塞などに使われてきたことから【胸痺の要薬】と呼ばれる事も。

漢方薬として栝楼薤白湯(かろうがいはくとう)・栝楼薤白白酒湯(かろうがいはくはくしゅとう)などに配合されています。

まとめ

らっきょうを食事に取り入れることで、いやーな梅雨時期を乗り切りましょう!!

普段から食べる事でも、様々な恩恵をもたらします。1日1個から食べていくのも良いでしょう。胃腸を整え、元気にすることが基本です。

ちょっとした食材で、この夏を健康に過ごし秋まで疲れを引き延ばさないようにしましょう。

以上、参考になれば幸いです。

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