腰痛は、安静が一番・・・。いやいや、運動する方が予後が良いのか!? どっちなんだい!?

はーい。こんにちわー。

元気堂です。

急な腰痛といえば、ギックリ腰があります。それを切っ掛けに、慢性腰痛に発展する事も多いでしょう。最近では、デスクワークも増えたり、在宅による運動不足も原因で、腰痛という疾患は増えています。

痛みがあるときは、なるべく安静にしたい・・・。あまり動かさない方がいい。 このようなイメージがあるかと思います。しかし、それも腰痛の状態次第という事が分かってきています。

慢性腰痛のような場合は、安静にしすぎてしまうことで腰痛がひどくなる可能性があります。これは、血流が悪くなったり、筋肉が硬くなってきてしまうからです。その結果、筋肉が神経を圧迫するために、痛みがなかなか取れないといった症状を生じます。

かといって、激しい運動も禁物!! あくまで、適度な運動が大切でしょう。

腰痛になると、冷やした方が良いという考えは一昔であり、今は以下の事が推奨されています!!

急性腰痛に対しても、あくまで痛みの度合いによる活動を継続するのは、安静しているよりも早く痛みを軽減し、機能を回復させると言われています。また、職業性腰痛にも、効果的で休業期間の短縮・再発予防にも良い事が分かっています!

つまり、急性も慢性腰痛も、安静よりも、痛みに合わせて動く方がいいという事です。あくまで、痛みの範囲なので、一人一人の活動の強さは変わっていきます。

ギックリ腰でも、動かないといけないの??

確かに、ギックリ腰になった直後は、痛みが激しく身体を動かすことは困難でしょう。その際には、炎症も強いので冷やしたり安静にしても良いでしょう。

しかし、3日も経てば腫れ・炎症・熱感も治まるので、それ以降は出来るだけ動くようにしましょう。あくまで、痛みに注意して、悪化しないように心がける事が大切です。

実際に、ギックリ腰になった場合で、安静治療と日常生活を維持する事の比較もされています。

多くの研究でも、痛いながらも普段通りの生活を心がけたグループの方が症状が良くなることが分かっています。

また、ギックリ腰になるとコルセットも必須になりますが、つけっぱなしがいいのか?? 外した方がいいのか? どっちにすればいいのか気になるかと思います。

この場合には、コルセットを着けて動けるなら、付けた方が良いでしょう! やはり、普段通りの生活が、腰痛の回復を高めます。

コルセットを付けると、腰・お腹周りの筋肉が落ちたり、血流が低下してしまうのでは・・・。このような心配もあるでしょう。

確かに、長い間ずっとコルセットに頼るのは、あまり良くないかと思います。しかし、一時的であれば付けて動いた方がいいでしょう。基本的な生活をしていれば、大きく筋力の低下する事は起きにくいと考えられます。

血流悪化が気になる方には、湯治が良いでしょう。毎日、お風呂に入る事で、血流が良くなるので早期回復に繋がります。

身体の芯から温まることが大切で、漢方薬の入浴剤もオススメです。昔から神経痛・リウマチなどにも用いられる他に、皮膚炎などにも効果があります。

腰痛対策に、オススメの運動とは?

やはり、筋肉が伸びるようなストレッチ・ヨガなどが良いでしょう。痛みがあるときは、ウォーキングなどで軽く身体が温まってから行う事が悪化の予防となります。

特に大きな痛みもないときには、ランニング・水泳など好きなスポーツを適度に行うことがいいでしょう。

運動は、急に激しいものではなく、継続して出来る運動が大切です。そのため、簡単に取り入れられるウォーキング・ストレッチが個人的にはオススメです。例えば、駅まで歩くようにしたり、エレベーターを使わず階段にするなどでも良いでしょう。

腰痛症の方は、寝る姿勢にも注意が・・・。

腰痛に悩んでいる方は、仰向けの姿勢で負担がくる事があります。仰向けで脚を伸ばして寝ると、腰に力が集まるからです。このような場合は、膝を曲げることで改善されるので、朝起きて腰が痛む場合には、膝を90°ちかく曲げた状態で緩和させます。

また、痛い方を上にして横向きにすると、腰への圧迫が減るので試してみて下さい。

慢性腰痛は、脳の誤作動が原因!? 鍼灸で脳を正常化は可能なのか?? – 元気堂 漢方薬 (pet-kanpo.com)

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まとめ

腰痛になったら、日常生活を継続する事が1番です。ただし、ギックリ腰の痛みの強度で、安静治療も考慮に入れておきましょう。

まずは、発症しないように日頃からの適度な運動・姿勢・毎日の入浴などでケアしていくと良いでしょう。現代社会は、デスクワーク・スマホなどにより、ストレートネックから脊椎のバランスが崩れて、腰痛にも・・・。

このような事がないように、姿勢や小休憩を忘れないようにしましょう。

以上、参考になれば幸いです。

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