はーい。こんにちわー。
元気堂です。
身近な嗜好品として、世界中で飲まれているのがコーヒーですね。
そんなコーヒーが健康に良い悪いについて、様々な研究が行われています。
今回は、その1つにコーヒーと精神疾患との関連性について報告されています。
その報告とは・・・
精神的な健康に対してコーヒーは重要な役割がある!!
このような結論を示唆しているのです。
コーヒー好きなら少なくとも1日2~3杯は飲む事が良いかもしれません。
この結論に至る方法として、英国バイオバンクのデータを用いて、2006~10年のベースラインタッチスクリーンアンケートに回答した参加者14万6,566人のデータを分析しています。
コーヒーの種類として、インスタントコーヒー・カフェインレスコーヒー・挽いたコーヒーを使い、添加物にはミルク・砂糖・人工甘味料を含めています。
つまり、好みによっての違いにも検討している事となります。
結果としては、どの種類のコーヒーでも同じ結果となったので、ブラックコーヒーでも加糖コーヒーでも問題ないようです。
しかし、コーヒー・うつ病や不安症などの精神疾患との間には、いずれもJ字型の関連性が判明。
最も精神疾患の発症リスクが低くなったのは、コーヒー1日当たり約2~3杯であり、これ以下これ以上の摂取では発症リスクが高いと判明。
つまり、まったく飲まないよりは飲んだ方が良いですし、逆に飲みすぎも良くないようです。
あくまで、適度な摂取が一番となります。
コーヒーがもたらす効果は精神的な健康だけじゃない!?
始めにも、コーヒーにおいて様々な研究がある事にふれました。
では、他の研究ではどのようなメリットがあるのでしょうか。
・ コーヒーを多く飲む人ほど、痛風の発症リスクが低い!!
コーヒーの摂取が多いと、痛風発作が43%も低下するとも言われます。この理由として、コーヒーには炎症を抑える役割があると考えられてます。
ちなみに、4杯以上飲む事で痛風発作のリスクを43%を下げますが、カフェインの取り過ぎにも懸念が出るので2~3杯程度が理想とも言われます。
個人的には、利尿作用があることも関係している気がしますね。これにより、身体の熱を排出する事に繋がっていると考えられます。
・ 妊娠糖尿病に対して効果がある!!
妊娠中には、カフェインが良くないので飲用は良くありません。しかし、妊娠糖尿病でも、出産後の糖尿病を発症するリスクを抑制するかもしれません。
これも出産後に1日4杯以上コーヒーを飲む習慣のあった女性は、全く飲まない人より糖尿病発症リスクが半減していたのです。
・ コーヒーを習慣的に1日2~3杯飲む事が、心血管を保護。
コーヒーを飲まない方達と比べると、死亡や心血管のリスクが約10年間で8〜15%程度低下するというのです。家族に、心血管の病気がある方はコーヒーを飲むことがいいかもしません。
また、1日2〜3杯のコーヒーを飲む事により、既に心血管の病になっていても、不整脈のリスクは増加しない結果となりました。忙しい方には、必見なのがインスタントコーヒーでも、豆を挽いて淹れたコーヒーでも結果は変わらない事です。
ちなみに、コーヒーに少量の砂糖を入れて飲む習慣は、健康にプラスに働く可能性があるとも言われます!!
研究多くは、ブラックコーヒーで飲む事が多かったりします。コーヒーに含まれるクロロゲン酸は、血液の凝固能を抑える作用があり、血栓による心臓発作や脳卒中のリスクを抑制すると言われます。
まとめ
嗜好品として、コーヒーは身体に良いメリットが多いですが、カフェインの取り過ぎは胃腸障害なども起こすので注意しましょう。
様々な研究において、1日2~3杯くらいがベストな量と考えられます。
ブラックコーヒーが苦手でも、砂糖入りでも健康に良いようです。もちろん砂糖の入れすぎは禁物です。
以上、参考になれば幸いです。
参考文献:Psychiatry Research誌8月号の報告