はーい。こんにちわー。
元気堂です。
皆さんは、秋冬を満喫しているでしょうか??
秋と言えば、食欲・スポーツ・芸術など様々な趣がある季節です。
そんな中、一番手っ取り早く秋を感じられるのは、食事ではないでしょうか??
そのため、食べ過ぎ・飲み過ぎが続いたり、これからは年末年始が近づき暴飲暴食には拍車がかかる事でしょう。
毎朝、胃もたれや食欲不振など続いてはいませんか??
そんな時に、手頃にできるのが、お粥です。
風邪・食欲低下している時に食べる事が多いお粥ですが、漢方粥という言葉を耳にした事はないでしょうか??
今回は、お粥にする事で健康の維持・予防が出来る漢方粥について話していきたいと思います。
現代だからこそ、お粥を食べよう!!
お粥は、病気の時に食べるものだと思ってませんか??
確かに、消化に良く、胃を労り病人・ご高齢の方には、おすすめの調理法です。私がおすすめしたいのは、スタイルを気にする方々こそ食べて頂きたいと思います。
お米は糖質だから太るイメージがあるかもしれません。何事も取り過ぎれば太るのは、当たり前です。
お米は、ビタミン・ミネラル・糖分・食物繊維が入ったバランスの良い食べ物です。しかも、欧米食良りも、カロリーが低いと言われます。
特に、お粥は水分により、大きく膨らむので、お米の量に対して満腹感を得られやすい食べ物です。
そのため、夕食に取り入れれば余計なカロリーを減らす事にも繋がります。
ダイエット目的でも、お粥は1つの手段でしょう。
何故、夕食にお粥がオススメなのか!?
この答えは、朝・昼は仕事や運動などで比較的、エネルギーを代謝をしているのでカロリーの消耗もしやすいからです。
基本的な生活であれば、夕食後は寛いでから寝るだけなため、カロリーの消耗は少ないでしょう。
そのような生活であれば、お粥に変えるとだいぶ身体も変わっていくかと思います。
また、摂取カロリーの低下だけで無く、消化がしやすいので朝に胃もたれを起こしやすい方には、ピッタリかと思います。
明日からでも出来る家庭でお手軽な漢方粥3選。
■ 胃が弱く、嘔吐・げっぷ・風邪症状には、ショウガ粥
ショウガは、胃が冷たくなるのを防ぎ、胃腸の機能を整えます。また、発汗作用もあるために身体を芯から温めてくれます。
ショウガの辛みは、舌の神経を刺激し、胃腸の粘膜も刺激します。その反応が胃腸に血液を集め、蠕動運動を促し消化機能を高めてくれます。
消化が高まるので、吸収もしやすくなり弱っているときには試してみてはいかがでしょうか??
ちなみに、以下のような言葉が中国ではあるそうです。
『ベットの上では、大根を。ベットを降りたらショウガを。』
これは、動かないときには消化の良い大根がおすすめで、働くときには、まずはエネルギーとなる物を身体に入れる事が必要なので、ショウガを使う方が良いという意味です。
■ 老化防止・虚弱体質改善には、胡麻粥
胡麻は昔の医学書にも載っている生薬の一つです。肝臓や腎臓の機能を補い、身体を元気にする働きがあります。
そんな胡麻の注意点があります。すりゴマを使用する事です。
若い人など消化能力がある方は、問題はないですが、その能力が低下している場合は、すりゴマが良いでしょう。
■ 心疾患予防には、とうもろこし粥
とうもろこしは、肺の機能を強化して心臓・胃の働きを良くする作用があると言われます。また、栄養価が高いので、食べ続けるとガン予防・心疾患の予防に繋がる作用があるとされます。
また、とうもろこしに含まれる脂肪酸は不飽和脂肪酸で、コレステロールの代謝を促進して、再び吸収されるのを防ぐ作用があります。
そのため、動脈硬化などの予防として、常食するのも良いでしょう。
とうもろこしを買った際に、気をつけて欲しいのは、とうもろこしの髭も健康に良いと言うことです。
別名で南蛮毛といいます。生薬として民間薬にも使われています。効能・効果としては、利尿作用があります。そのため、浮腫・水太り・高血圧・胆石や腎臓結石にも使用します。
お粥が苦手・・・。ダイエットは良いから、朝の体調を良くしたい・・・。
このような方は、紫ウコン(莪朮)を試してみると良いかもしれません。
ウコンと聞くと、お酒の際に二日酔い防止として服用するかと思います。
これは、主に秋ウコンが使われています。
秋ウコンには、色素成分であるクルクミンを豊富に含み、強い抗酸化力を持っています。
このクルクミンは、肝臓からの胆汁分泌を促進する作用があり、アルコールやその代謝物であるアセトアルデヒドの分解を促進させるといわれています。
アセトアルデヒドが過剰になると、二日酔いの原因になります。そのため、お酒のお供には、秋ウコンが使われる事が多いでしょう。
また、肝臓を保護作用があり、肝障害や肝硬変を抑制する働きもあると言われますが、多く取ると含有している鉄分が悪さをして肝臓に負担をかけるので、あくまで適量が良いでしょう。その他に、抗酸化作用などがあり、アルツハイマー予防としても注目されています。
では、紫ウコン(莪朮)がオススメな理由とは!?
秋ウコンと違い、クルクミンをほぼ含まない・・・。
しかし、その代わりに精油が多く、他のウコンよりも胃腸薬として漢方では使用されます。
その他にも、ミネラルやアントシアニンを含んでいるのが特徴です。古くから血行を良くする働きが知られています。
朝方の胃腸の不快感が続いている場合には、胃の血行を促進し、胃腸の機能を整える莪朮の方がオススメでしょう。
まとめ
お粥とは見時間で優れた調理法という事を紹介しました。
また、漢方粥には朝鮮人参・なつめ粥など他にも多くの種類があります。
秋冬は、鍋も増えるので、オジヤもオススメです。
様々な栄養を含んでいるので、滋養強壮にも良いでしょう。
興味がある方は、自分に合う粥を探すのも良いでしょう。
漢方粥3選は、家にありそうなものでも出来る事に注目したものです。
あまり、料理をしたくなかったり苦手な方は、莪朮が簡単に始められるでしょう。
まずは、食事から健康を見直して貰えたら嬉しいです。
以上、参考になれば幸いです。