旬のトマトで、病原菌を撃退!! 初夏から毎日摂取したいトマトの効果とは!?

はーい。こんにちわー。

元気堂です。

夏が旬の野菜の定番と言えば、トマト!!
瑞々しさで身体を潤したり溜まった熱を冷ましてくれます。実は、あまりイメージはないですが、ナス科の野菜でもあります。

そんなトマトが病原菌を殺傷する抗菌成分が含まれているそうです。
夏は、食中毒も増えるので嬉しいニュースでしょう。
これは、米国コーネル大学の研究結果であり、トマトジュースには、腸チフスを起こすチフス菌・尿路感染症などの原因となる病原菌に効果があるようです。

トマトには、様々な栄養素が含まれますが、よく耳にするのがリコピン・ビタミンCなど抗酸化作用の高い成分でしょう。
そのため、夏の紫外線・身体の酸性化を抑えたり、免疫力の向上にも良い事が分かりますね。

しかし、今回はトマトに含まれるペプチド(タンパク質)の作用に注目した結果となります。
トマトのゲノムつまり遺伝子情報を調べて、抗菌活性をもつ複数のペプチドを見つける事が出来たのです。

これらのペプチドは、病原菌の細胞膜に作用して、それを破壊する能力を持っている事も判明!!
夏場のトマトは、身体を滋陰するだけでなく、風邪予防にも良い上に、クーラーなどで喉の乾燥予防にも良い影響をくれるでしょう。

トマトのさらなる効果とは!?

■ 動脈硬化の予防・改善効果

先ほども軽く触れたリコピンは強い抗酸化力を持つため、悪玉コレステロールの酸化を抑制し、動脈硬化を予防する働きがあります。
さらに、脂肪を蓄積する脂肪細胞の成長を抑制する作用があることが明らかになっています。

また、ケルセチンには血管を丈夫にする働きがあり、香り成分であるピラジンには血液をサラサラにして血栓を防ぐ効果も!!
生活習慣病の予防としてはもってこいの食材がトマトですね。

■ 高血圧の予防

高血圧の原因として耳するのが食塩。
これは、身体の塩分濃度を薄めるために、血液の中の水分量が増えるため起こります。

血液量が増えれば、血管の圧迫が上がるからですね。
そんな時に、カリウムは、体内の余分なナトリウムを排出する働きがあるため、高血圧の予防する効果があります。
もちろん、トマトにはカリウムが豊富に含まれているので、この効果が期待できます。

■ 夏の紫外線対策にも

トマトには、肌の潤いや健康を保つ効果が豊富。
リコピンの抗酸化作用は、皮膚の表皮部分で発生する活性酸素を抑え、シミの原因となるメラニンの生成を抑制してくれます。

また、肌の潤いを保つコラーゲンの働きをリコピン・ビタミンCが助けます。
その上、ケルセチンには体内のビタミンCの働きを高める作用があるため、トマトを食べることで美容にも繋がっていきますね。

■ 疲労回復の効果

酸味成分であるクエン酸・リンゴ酸がトマトにも含まれています。
これらは、乳酸を分解する働き・エネルギーを産生する働きがあり、夏バテなどの疲労を回復してくれます。

また、夏バテの症状である食欲不振に対して、胃の粘膜の炎症を抑え、むかつきを解消する効果もオススメでしょう。

まとめ

夏が旬であるトマトを取り入れて、快適な生活にしていきましょう。

特に、夏バテぎみ・疲労が溜まっている方は、食養生として食べると良いでしょう。
紫外線も強くなってきているので、トマトで内側からも予防していきましょう。

以上、参考になれば幸いです。

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