はーい。こんにちわー。
元気堂です。
相模原市の報告で、白衣性高血圧がコロナ禍で増加したそうです。この白衣性というのは、ストレスが関与しています。
コロナ禍で病院へ行く事や外出することが、ストレスなのでは??そう考えられ報告されいています。
また、東洋医学では、春=肝の季節であり、ストレスに最も弱い時期とも言われます。
肝には疏泄作用があります。この疏泄作用は、淀みなく流れを良くする意味が込められています。肝が元気な方は、気持ちの滞り(ストレス)を流す力が強かったり、身体の悪い物を排出する解毒作用も強い傾向にあります。
しかし、ここが弱るのが、まさにこの季節となります。
肝に良い生薬と言えば、柴胡・芍薬など疏泄作用を助けてくれるものはありますが、漢方薬に触れていない方には、何それ??そんな反応になりましょう。
今回は、身近な生薬であるウコンについて話してきましょう。
肝臓だけじゃない!!消化器全般にも使えるのが、ウコン!
ウコンの力でも、有名な生薬でありますが、実際どんな生薬かを知っている人は少ないでしょう。
なんか、効きそうだから・・・。飲む前には。ウコン。
イメージは、そんな感じではないでしょうか。
ウコンは、ショウガの仲間でターメリックという香辛料の一つでもあります。そのため、ウコンには、クルクミン・クルクメン・シネオールなどの精油が薬効として効果があると言われます。
実際には、胆汁の分泌促進・コレステロールの分解・胃腸を整える作用など肝臓や胃腸などの消化器に働きます。
東洋医学でも、理気作用(気を巡らせて整える)・活血作用(血行の流れを改善)・止痛作用があると言われます。先ほど述べた消化器系に働く事は、東洋医学でも証明された効果なのです。
意外と、ダイエットにも効果が??
飲み過ぎ男性などで、肝臓が悪くなり代謝が落ちる事で、太るタイプにおすすめ。このタイプには肝を養い、代謝が上がる事で高血圧などの生活習慣病の改善も図れます。
もちろん、女性にもおすすめです。
男性よりも便秘などで悩んでいる方も多いでしょう。解毒作用におり快便を図ることでも代謝が上がります。また、吹き出物や活血作用により生理・肩こりなども良い方向に働きかけてくれます。
まとめ
今回は、ウコンについてでした。春だけでなく一年中使える生薬です。また、春は新たな門出の時期だったり、新しい出会いの季節でもあり、何かとストレスがかかる時期です。
そこに、ウコンを取り入れて見てはいかがでしょうか?
また、代謝を改善して、肌が出る夏までにダイエットも良いでしょう。
以上、参考になれば幸いです。