
はーい。こんにちわー。
元気堂です。
最近では、男性でも化粧をするのが当たり前!!
昭和生まれの方には驚きがあるかと思います。そのため、男女関わらず、ますます美容への関心が増えています。
そこで、東洋医学で目指せる美しさについて注目していきたいと思います。
美容に対して、東洋医学的アプローチとは!?
本当の美しさとは、健康美が根底にあると考えられます。
つまり、美容の第一歩は、美しく見せるという行為でなく、健康な身体作りが大切となります。
幾ら化粧品などの良いものを使用しても、地盤である肌に出来物があったり、シミが多いのでは、良いものを使用しても限界があるでしょう。
農業でも同じような事が言えそうですね。粗悪な畑よりも、肥料が豊富な畑の方が見栄えのいい野菜が出来るでしょう。(品種にもよります。)
道ばたの花でも、元気に咲いている方が輝いて見えますね。
これは、人でも同じ事が言えますので、健康から皆さんの輝きを高めてはいかがだったでしょうか。
東洋医学では、望診という言葉があり、見た目でも健康を判断します。これは、日頃も皆さんが人を見るときや鏡で自分自身を見るときに使っています。目のクマや、むくみ、シミ、吹き出物、肌の艶や色など様々です。
昔からこんな言葉があります。
『目は心の窓・皮膚は内臓の鏡』
なんだか、名言が出てきたぞ!!
では、この意味はどういう意味なのか話して行きましょう。
これは、目を見れば元気の善し悪しや、感情が高ぶっていたり落ちていたりの判断が出来たり、暴飲暴食の後に吹き出物が出来るなど、実際に体験したことがある人は多いのではないでしょうか??
例えば、怒りに満ちて目が血走っていたり、元気がないと眼が遠い目やぼーっとしている感じはしませんか。
また、良くスポーツ選手でも、ストイックな選手は健康美に溢れている気がしませんか?
特に化粧をしなくても、魅力が伝わってくるかと思います。こういう方は、東洋医学で言う気・血・津液・腎精が充実しているように見えますね。
『病は気から』
この言葉も良く耳にしますね。実際、ストレス社会で経験済みの方もいるかと思います。私も学生の時に、電車に乗ると下痢症になる事がありました。
不安感や落ち込みで、体調を崩すことがあります。他にも気圧や寒暖差など多くありますね。
少し脱線をしましたが、美容において健康は大切なものである事が分かります。
健康を手に入れて、美しくなろう!!
① 内臓の働きを良くしよう。
② ストレスなく、精神的に自由になろう。
適度な運動・バランスの取れた食事・十分な睡眠。当たり前ですが、これが大事です。
しかし、これを保つのは難しい。子供の時では、当たり前であった生活も大人になると、難しくなります。
仕事で遅くなり、食事は不規則。運動する時間がない・対人関係のストレスなど原因は多くあります。原因が多く、改善方法が分からない。
そこで、サポートするのが鍼灸と漢方薬です。どちらも、体質改善を追求していく治療法です。
人は、自分自身を健康に保つように無意識に働いています。それが、何かの原因で崩れることで、健康な状態から外れてしまいます。それを、元通りにするには、一人一人に合う治療方法が必要になるからです。
東洋医学である漢方薬と鍼灸は、それをサポートしてくれますので、一度相談してみるといいかもしれません。
オススメは、十全大補湯!!
身体を滋養する代表的な漢方薬としては、十全大補湯・八珍湯・補中益気湯・四物湯・黄耆建中湯などがあります。
中でも十全大補湯が、バランスの取れた漢方薬です。
十全大補湯は、補中益気湯の気虚を改善だけでなく、血虚という症状も改善します。
血虚とは、西洋の血液だけでなく、身体を潤す作用など大きな意味を持ちます。
また、『十全』は完璧なものという意味もあり、年齢を重ねた方のあらゆる部分をカバーしてくれる意味があります。
このタイプは、顔色はさほど悪くなく、食欲の低下、倦怠感を訴える人です。
また、術後や病気の回復薬としても、有名な漢方薬となります。
補気・補血作用に優れた漢方薬であり、身体が虚弱気味であれば試してみると良いでしょう。
まとめ
美容が気になるなら、まず自分の私生活に問題が無いかを確認してみましょう。
■ 充分な睡眠(約7時間程度)
■ お風呂に浸かっているか。
■ 食事は、過食気味・偏食をしていないか。
■ 朝晩の逆転を起こしていないか。
■ ストレスを上手く流す事が出来ているか。
どうでしょうか!?
これらが当たり前のように崩れていたら、要注意ですね。
早めに対処して、この1年も健康で過ごして行きましょう。
以上、参考になれば幸いです。