はーい。こんにちわー。
元気堂です。
本日は、漢方薬でのダイエットについて話したいと思います。
良くコマーシャルでは、内臓脂肪やダイエットになどで漢方配合などで宣伝しているを見かけます。
その多くは、防風通聖散という漢方薬です。しかし、実際に聞いた方は、どれくらいいるのでしょうか?
何で、私には効果が無いの?でも、一部の人は効果があったって聞く・・・。そうお悩みの方は必見です。
防風通聖散で痩せる人のタイプとは?こんな方は、服用を試してみても良いのかも!?
防風通聖散ってそもそも、何の漢方薬!?知っている方は、多くないと思います。
防風通聖散が、ダイエットで使用される一番の理由は、作られた理由にあるかと思います。
この漢方薬は、身体の中にある過剰な栄養が毒素となり、それが原因で病気になる方へ向けたものだからです。
つまり、痩せる薬ではなく、生活習慣病にならないための漢方薬になります。
現代では、食べ物が日本では豊富な時代であります。栄養過多になっているため、それによる不調には、余分になった毒素やエネルギーを排出しなければなりません。身体が熱症で、余分な毒などがある方には良い漢方薬かと思います。
防風通聖散という漢方薬は、そのための処方であり、生薬の構成的にも身体を冷やす作用があります。
しかし、冷やす作用があるという事は、代謝が落ちる可能性があると言うことです。元々、冷え症や代謝が落ちた人では、この防風通聖散は、合わない可能性があります。
それじゃあ、そのタイプじゃない人は、どんな漢方薬がいいの??
漢方薬では、肥満解消の漢方薬として他にも、防已黄耆湯・大柴胡湯が有名どころでしょう。
防風通聖散や大柴胡湯は、身体を冷やす作用があるため、身体ががっしりしていても冷えがある人には適しません。代謝が落ちてしまい、狙った効果と逆になる場合もあるからです。
防已黄耆湯は、水の代謝をよくする作用があり、水太りには適していますが脂肪太りには、合わないでしょう。どちらの症状もある場合は、効果は一定はあるとも思われます。
実は、意外と多いのが脂肪太りより水太りが多い場合があります。また、冷えを伴い代謝も落ちている方が多いかと思います。
そこで、おすすめしたいのが、当帰芍薬散という漢方薬です。
良く女性の漢方薬としては、耳にする方も多いかもしれません。この漢方薬は、水分代謝を良くするだけでなく、身体を温める作用があります。
水分代謝が良くないと、それだけでも冷えを強くし、その余分な水分量で体重を増やしている場合があります。
この悪循環を繰り返すと、体重増加に拍車をかけていきます。
当帰芍薬散について詳しく知りたい!!
元々、当帰芍薬散は、脾胃の働きが弱く、食欲がない。その脾胃の水を代謝する機能の低下が進み、体内に水が溜まり、冷え症になり、その上に貧血気味というような方に適した処方です。
当帰芍薬散のタイプに対して、ダイエットのために防風通聖散を服用していた人がいました。その人は、漢方薬を信じて服用していましたが、服用を続けることで膀胱炎も出てきたそうです。
身体が冷えているのに、冷やす作用の防風通聖散の弊害が出てきてしまった例ですね。その後、当帰芍薬散に切り替えることで、膀胱炎も再発しなくなり、目標の体重まで下げることに成功しました。
この方は、漢方薬だけでなく日常生活の見直しもしています。食べ物の過剰摂取の見直しや、量だけでなく質の見直し、適度な運動を加えています。
まとめ
ダイエットは、多くの方が頭を悩ませているかと思います。まずは、食事と運動の見直しは、必ずやることだと思います。しかし、それでも難しい場合に、漢方薬を一つの手段としてはいかがでしょうか?
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