⑪ 【臓腑弁証・腎・膀胱証】 東洋医学って、少し興味あるけど、難しそう・・・。分かりやすく解説。

はーい。こんにちわー。

元気堂です。

今回で臓腑弁証は最後になります。最後のこの腎は、重要な証となります。老化防止に重要な所なので、いつまでも若くいたい!そんな願いを叶えるためには、学ぶべき所です。

臓腑弁証【腎・膀胱証】

腎症は、大きく三つに分類します。腎気虚・腎陽虚・腎陰虚となります。

もう説明しなくても、良いかもしれません。

気虚(気の不足)・陽虚(温煦作用の低下)・陰虚(血・陰液などの潤す力の低下)と念のため記載しておきます。

大きな概念では、これらは、腎精の不足も関与していきます。腎精とは、様々な臓腑と腎を支え、気・血を作りだし、また生命活動を保ちます。大きな概念の腎精とは、腎で保管されている腎を指します。小さな概念の精とは、文字的には性のイメージがあっています。生殖を能力の維持を意味します。

この3つに分類された腎証には、そこから4つの証へ分類されていきます。

【腎気不固】・【腎虚水泛】・【腎不納気】・【腎精不足】

下記で、細かく説明したいと思います。

①腎気虚

動作がおそい、聴力の低下、耳鳴り、めまい、夜間頻尿、足腰が重い、倦怠感、健忘、白髪、脱毛など老化症状・排尿関係・耳の症状が特徴的です。他にも、小児では発達が遅い、転びやすいの成長遅延が見られます。

②腎陽虚

腎気虚が伴い、冷えの症状が加わった症状。顔色が青白い、寒がり、足腰が冷える、尿が透明、明け方に軟便などの症状が特徴的です。

③腎陰虚

腎気虚が伴い、陰液の不足が現れた状態。手足のほてり、寝汗、口渇、睡眠障害、微熱などの陰虚(虚熱)症状が現れます。

④腎気不固

腎の固摂作用の低下の事を指します。腎は排便排尿に関係すると、東洋医学ではいわれます。(二陰をつかさどる。)

遺精、尿漏れ、早漏、頻尿、多尿などの排尿関係が特徴的な症状です。また、便が緩いなどの排便関係と月経の異常(サラサラのおりもの、早産、流産、周期の乱れなど)が起こります。

小児や老人は、ここが弱いのが特徴です。小児は、成長とともに治ります。稀に、治らないのは、この作用の低下やストレスが原因となっています。

⑤腎気水泛

腎の気化作用が低下し、尿が作れなくなり、排泄が減少したために体内に水分が停滞した状態です。

むくみ(特に腰より下が強い。)むくみは、押してもすぐに戻らない、尿量の低下など症状です。

⑥腎不納気

腎の納気作用の低下により起こる症状。納気作用とは、肺で吸入した気を調節する作用の事を指します。

つまり、これが働かないので、呼吸障害を起こします。息切れ、呼吸が早い、吸うときに呼吸が出来ないといった症状で、特に吸入時の症状が特徴です。

肺へ呼気、腎は吸気という言葉がありますので、そこで識別が可能となります。

⑦腎精不足

小さい概念の腎精を意味します。そのため、生殖能力の低下が特徴的な症状です。性欲低下、インポテンツ、不妊、無月経、閉経が早いなどの症状が出ます。

漢方相談では、不妊症が多くなっているので、この腎精不足は問題となっています。若いときに、無理なダイエットなどで腎精の消耗が進み、いざ子供が欲しい時に出来ないのが原因です。

⑧膀胱湿熱

膀胱に湿気と熱が停滞した状態。排尿時に灼熱痛、頻尿、残尿感、黄色く濁った尿、下腹部の違和感などを伴います。膀胱炎や前立腺肥大症が、良くある症状となります。

腎は他と比べ、別名も多いですが、排尿関係の症状と老化現象が多く出るのが全体的な特徴です。また、腎不納気は、忘れやすい症状なので注意すべき点といえます。

以上、参考になれば幸いです。

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