はーい。こんにちわー。
元気堂です。
オリンピック前にもかかわらず、コロナ終息が見えないままですね。皆さんの多くは、コロナウイルスに気をつけないとと心がけているでしょう。
実は、コロナだけで無く現在は、RSウイルスというのが流行っています。
RSウイルス・・・!?また、新種か?
そう思う方もいるかもしれませんが、このウイルスは昔から存在しています。
RSウイルスとは??
多くは、2歳までに発症する病気です。しかし、肺炎や気管支炎に悪化する恐れがあるウイルスなので、気をつけなければなりません。子供の時にかかり、だんだんと免疫を経て軽症化していきますが、最近ではお年寄りも発症しやすい事が分かっています。
そのため、子供やお年寄りなどの免疫力が低い方や既往歴がある方は、注意が必要です。
それなら、RSウイルスのワクチンで予防すればいいのでは?? そう思いませんか?
それが、このウイルスのワクチンはありません。そして、特効薬もありません。
多くは、熱が酷いのであれば、解熱剤などの対症療法と呼ばれる処置を行います。つまり、自分自身の免疫で治す他にないという事です。

免疫力を高めて、病気にならないようにするには?
このBlogでも、何回も書いてますが、規則正しい生活です。適度な運動・バランスの取れた食事・十分な睡眠など当たり前だと思うことを取り入れることです。
しかし、これが難しくなっているのが現代社会でしょう。
そのため、手頃に出来る予防・治療として、どんな漢方薬がおすすめか紹介したいと思います。
■ 予防として免疫力や抵抗力を高める。
【補中益気湯】
【玉屏風散】
この2つが、おすすめです。
日頃から、疲労感や倦怠感・やる気がでない(気虚症状)などの症状があれば、補中益気湯の方が良いでしょう。
身体のエネルギーとなる生薬が含まれており、免疫力や気力を高めてくれる作用があります。
そして、黄耆という生薬が入っております。この生薬が、身体の防衛する力を高めるので、予防として服用をおすすめします。
玉屏風散は、この黄耆がとにかく多く入っているので、防衛力を高めるなら、補中益気湯よりもおすすめです。
■ すでに、風邪症状がある場合。
インフルエンザのような高熱があり、汗もかいていない場合は発汗療法で熱を下げる必要があります。
その場合は、麻黄湯・葛根湯などの麻黄剤の服用が良いでしょう。ウイルス疾患の風邪の高熱は、麻黄湯がよく使われる印象があります。しかし、体質的に麻黄という生薬が合わない方もいるので、気をつけるようにして下さい。
■ 咽頭炎・喉の発赤からくる発熱。
この場合は、喉にまで病邪が入っているので、小柴胡湯加桔梗石膏という漢方薬がおすすめです。その他には、駆風解毒湯が良いでしょう。
まとめ
風邪の症状・体質により、選択する漢方薬は変わってきますので、自分に合った漢方薬を選ぶと良いでしょう。
一番は、未病という病が出ない状態が一番です。これからも、手洗い・うがいはしっかりして予防していきましょう。
おすすめの漢方薬は、使いやすい物を選ばさせて貰いました。是非とも参考にしてもらえたら幸いです。
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