SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)の併用に、抑肝散+サフランがオススメ!! 体質改善を含め、不安を取り除こう。

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はーい。こんにちわー。

元気堂です。

皆さんは、サフランという香辛料を知っているでしょうか??

インドカレー屋ででる黄色いご飯に使われています。実は、このサフランは、女性に優しい効果があること知っているでしょうか??

また、抑うつ症に対して抑肝散にサフランを加えるとより良い効果が得られるようです。

今回は、サフランについて話していきましょう。

■ サフランが持つ効果とは!?

サフランは、アーユルヴェーダで使われるスパイスの一つです。そのため、漢方薬と深い関係にあります。

西洋ではハーブ・インドではアーユルヴェーダ・中国では中医学・日本では漢方と名前は違えど、どの国でも薬草の治療をしてきた歴史があります。

ちなみに、サフランは生薬名で蕃紅花(ばんこうか)という名前があります。

この取れる時期というのが、10月から11月と言われます。秋が旬な植物となります。
このサフランには、サフランライス・パエリアだけでなく多くの使い道があります。

■ サフランの使い方3選。

■ サフランを0.3~0.5g/日を薬として服用。

効果としては、香りが高く胃腸を健康にさせ、滋養強壮作用があります。
また、鎮静・鎮痙・鎮痛作用があり、女性の月経・精神的な調子も良くします。

そのため、生理不順・生理痛・月経困難・無月経・血の道・更年期障害などの婦人病に効果があります。
また、香りが高く芳香性があるので、気持ちを落ち着かせる作用もあります。

ヒステリー・動悸・鬱感にも効果があるとされます。

■ サフラン酒として食前に。

焼酎・ウオッカ・ホワイトリカーなどに、サフランと氷砂糖を入れれば、サフラン酒が簡単にできます。

食欲増進作用があるといわれています。

■ サフランは、多量に使用すると麻酔効果があります。

そのため、ペースト状にして、打撲・捻挫・神経痛・打ち身などの炎症性の外傷にも良いでしょう。

■ SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)との併用に、オススメ。

SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)とは、脳内でセロトニンの再取り込みを阻害することで、セロトニンの働きを増強します。
これにより、抗うつ作用などの効果をもたらします。

セロトニンは、神経伝達物質の1つで、別名:幸せホルモンとも呼ばれます。そのため、精神を安定させるために日々のストレス・うつに対しても効果があります。

このような精神疾患の際に服用する薬と抑肝散+サフランが良い効果があるようです。

抑肝散も鎮静作用・抗不安作用を持ちます。
東洋医学の考えでは、肝の乱れは情緒を乱します。また、ストレスに弱いのも肝です。
様々な要因により肝が暴走するのを、抑肝散は整える働きであり肝を抑える薬を意味する名称となっています。

そこに、上記でも説明したサフランを加える事で、より効果を高めて体質改善を促すようです。

■ 妊娠中は、サフランは絶対駄目!!

生薬としての効能に、瘀血を取る作用があります。この作用は、血の巡りを良くする作用があって治療としてよく使います。

しかし、妊娠中に使用すると流産を引き起こす事があるので、注意が必要です。
そのため、妊娠中はサフランライスは控えましょう!!

その他にも、活血化瘀剤と呼ばれるものは禁止して下さい。

また、体力が低下している人には、あまり適さないと言われるため、そのような方は少量から始めるのが良いでしょう。

■ まとめ

サフランは、なかなか日本では使われないと思いますが、興味がある方は試してみて下さい。

日本人は、ストレスを溜め込む傾向にあるので、抑うつ感を感じている方は食事から始めると良いかと思います。
特に、PMSなどの婦人科疾患が強く出る方は、精神的にも血の巡りも改善するので、試してみると良いでしょう。

以上、参考になれば幸いです。

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