はーい。こんにちわー。
元気堂です。
ダイエットには、毎年新しい方法が現れてきますが、結局は摂取カロリー・消費カロリーが関与しています。
最近では、摂取カロリーを制限しない時間制限食なども有名な所でしょう。
時間制限食とは、なにか??
ダイエットには、食事内容が大切である事は皆さんもご存じかと思います。
例えば、野菜を多く取ったり、始めに食べた方がよかったり、栄養バランスが良い食事が頭に浮かぶでしょう。
しかし、何を食べるかという考えだけでなく、食べない時間帯を作る事が重要!!
つまり、時間制限を設ける事も大切という考えがあります。
これは、米ソーク研究所のSatchidananda Panda氏らの研究結果となります。
24時間の中で、食事を取る時間を限定した食生活を維持することで、糖尿病や心臓病などの慢性疾患の予防・治療に役立つ可能性があると報告しています。
そのため、体重を減らして健康的なライフスタイルを送りたいと考えている人は、食べる時間にも注目する必要があると考えられます。この時間制限食という食事スタイルのメリットとして、カロリーにとらわれないために精神的なストレスも低く継続しやすいと言われます。
また、時間制限食などの軽めの断続的断食は、睡眠・生活の質の改善に繋がる上に生活習慣病の予防にもなるでしょう。
時間制限食は、毎日の特定の時間だけのみ食事を摂取するという食事スタイルです。
つまり、間食が減る事にも繋がるので、余分なカロリー摂取も予防できます。
この時間制限食の最もオススメな時間帯とは
食事しても良い時間枠を1日12時間未満が、睡眠・生活の質が向上!!
また、心臓や肝臓の病気・肥満のリスクが低下にも!!
例えば、朝7時に朝食であれば、夕食も7時までという事となりますね。
このような規則正しい食事時間にする事で、体内の概日リズムも正常化するというメリットもあります。
体内の概日リズムが整うことで、ホルモン分泌や代謝・遺伝子発現などの体内で生じる1日の変動も正常化していきます。
しかし、日によって食事を取る時間帯が異なると、これらの機能が乱されるために、様々な疾患にかかるリスクを高めてしまうのです。
ちなみに、今回の研究では肥満に当てはまるBMI 30~50の成人90人を対象。
・ 時間制限食群(摂取カロリー制限なし、食事は12~20時の間で16時間の絶食する)
・ カロリー制限食群(1日の摂取カロリーを25%削減)
・ 制限なし群(絶食時間は14時間未満)
に無作為に分類し、6ヵ月の減量期間と6ヵ月の維持期間で行われています。
その結果としては、時間制限食群もカロリー制限食群も体重の低下が認められるが有意な差はない事が判明。
つまり、カロリー制限をしたくない場合には、時間制限により食事のコントロールが良いかもしれませんね。
まとめ
カロリー制限が難しい方には、時間を制限してみてはいかがでしょうか?
ダイエット・生活習慣病の予防として、新たな選択肢としては良いかもしれません。
以上、参考になれば幸いです。
参考文献:「Endocrine Reviews」に9月22日掲載