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元気堂です。
台湾の台北市にある迪化街を知っているでしょうか?? 台北駅からも、さほど遠くなく身近な観光名所の1つとなります。迪化街は台北の最大の問屋街でもあります。
漢方薬の生薬やカラスミなどが販売されており、お土産を買うにはオススメのスポットでもあります。
そんな問屋街で販売されている入浴剤を紹介していきましょう。
ちなみ、日本の漢方入浴剤であるウチダの浴剤については、以下を参照して下さい。
寒い冬には、生薬の入った入浴剤で温まろう。 使われる生薬の効能・効果とは?? 【湯治】 – 元気堂 漢方薬 (pet-kanpo.com)
■ 艾葉
ヨモギの葉や・枝先を乾燥したものです。 漢方的には、温裏・止血・止痛の効能があり、女性の不正出血などに用いられます。また、食欲不振・寒さによる痛み・流産の予防などにも良いでしょう。
漢方薬だけでなく、入浴剤・鍼灸で使うモグサでも使われます。特に、入浴剤としては、腰痛・痔の治療・冷え症の改善に良いでしょう。
その他にも、民間薬として煎じた液を外用に、虫刺され・湿疹などの皮膚疾患・切り傷の止血作用としても効果があります。
■ 薑(生姜)
生のまま乾燥させて作られるのが生姜です。葛根湯などに使われたり薬膳でも使う身近な生薬でしょう。胃の機能を高める健胃作用があり、吐き気・悪心・下痢・腹痛などを改善させます。
胃腸を整えることから、内側からも身体を温める働きがあります。乾姜との違いが気になる方は、以下のBlogも拝見してみて下さい。
生姜を制す者は、四季を制す!? 使い方次第で、身体を温めたり、冷やす生姜とは?? – 元気堂 漢方薬 (pet-kanpo.com)
■ 紅花
紅花の成分には色素のカルタミン・サフロールイエロー・フラボノイドであるカルタミジン・ネオカルタミンなどが含まれていると言われます。煎じた液には、血圧降下作用・免疫促進作用・抗炎症作用などがあります。
生薬としては活血作用が特徴で、内服では妊娠時に流産の恐れがあるので禁忌とされます。活血とは、血の巡りを改善する働きがあります。上記の香附子とは違い、少し強い働きがあります。婦人科で使う漢方薬には、よく含まれる生薬でしょう。
もちろん、活血作用だけでなく、通経・止痛の効能があるため、月経異常・関節痛・腹部のしこり・打撲症・脳血管障害などに使われます。
■ 伸筋草
名前からも、筋肉を伸ばすの働きがありそうですね。日本では、ヒカゲノカズラとも呼ばれます。梅雨時期によく見られるシダ植物となります。
筋肉の凝りを解すことから、関節痛・捻挫などの整形外科疾患に使われます。
他の生薬で身体を温めつつ、筋肉が伸ばされるので、入浴剤としてもオススメの生薬でしょう。また、民間薬として、煎じ液・お酒に漬けたものを凝っている患部に使用するのも良いでしょう。
まとめ
日本の漢方入浴剤とちがい、4つの生薬で作られています。私個人の乾燥としては、香りなどは日本の入浴剤に似ていました。
大きな違いは、あまり分からなかったのですが、台湾も日本の物も身体の芯から温まりました。結論をいうと、どちらも良い!!
もし、台湾に行く際にはお土産の1つとして試してみてはいかがでしょうか?
以上、参考になれば幸いです。