飽食時代の長生きの秘訣は、カロリー制限！？食べる量で、寿命に変化があるかもしれません。

はーい。こんにちわー。

元気堂です。

多くの方が、健康で楽しく長生きをしていきたい！！　そんな気持ちは持っているでしょう。米コロンビア大学メールマン公衆衛生大学院のDan Belsky氏の研究によると、どうやら食べる量を減らす事で、長生きになる可能性があるようです。

この行為により、生物的な老化のペースを遅らせる事ができるかもしれないのです。動物実験では、すでに与える餌の量を減らすことで、この可能性が明らかになっていると報告されています。

今回の研究報告では、初の・・・

人でも、その可能性を示された！！

つまり、カロリー制限を上手く活用することで、長生きに繋がるかもしれません。

研究方法としては、米国の健康な成人（21～50歳の男性・21～47歳の閉経前女性】を対象。
また、BMI　22.0～27.9の普通体重～やや過体重にある220人を、ランダムに制限なしのグループ。食事やカウンセリングしたグループに分け、2年間の長期にわたり介入。

老化速度に関するDNAメチル化という現象をチェックすることで、老化速度を比較検証。
その結果が、老化速度が2～3％低下が見られ、早期死亡リスクに当てはめると、10～15％程度抑制すると考えられます。

これらの結果により、カロリー制限をすることで、細胞内の老廃物を除去する機能が促進される可能性があると言われます。

今回の研究結果では、カロリー制限が有益な事が判明していますが、より長期となった場合は免疫・筋力・新陳代謝の低下も疑われています。

そのため、カロリー制限だけでなく、適度な運動を取り入れる事が推奨されています。

やっぱり、きちんとした生活習慣が長生きの秘訣である事が研究でも裏打ちされたようですね。過食すぎであれば、カロリーを制限する必要がありますし、筋肉・骨・新陳代謝などを維持するためにも、運動は必須でしょう。

食事・運動・睡眠といった日々の生活の質を高める事が、長生きの近道かと思います。

以上、参考になれば幸いです。

参考文献：「Nature Aging」に2月9日掲載