身長に比例して、病気のリスクも高い・・・?? 高身長が引き起こしやすい病気とは何か??

はーい。こんにちわー。

元気堂です。

高身長は、多く方が憧れる事があるかと思います。骨を折り引っ張ることで、身長を伸ばす方法が存在する位、身長に対してコンプレックスを抱いている方もいるでしょう。

そんな中で、アメリカのコロラド大学の研究によると、平均よりも身長が高い人は、それに関連している遺伝子により、様々な疾患へのリスクになる可能性があると報告したのです。

また、昔からの研究結果においても、高身長の方は心房細動・静脈瘤のリスクが高いが、冠動脈性心疾患・高血圧・高コレステロール血症のリスクが低いとされています。これを聞くと、普通が1番ではないかと思うでしょう。そして、今回の研究によって新たな疾患のリスクが考えられたのです。

それは・・・

高身長は、末梢神経の損傷・足の潰瘍などのリスクが高い!!

※ 必ずしも、この疾患にかかるわけで無く、あくまでリスクが高いという話なので、勘違いしないように注意をしてください。

これは、低身長と比べると心臓からの血流が低下しやすいのも関与していると考えられています。また、どちらかと言うと生活スタイルが大切だと言われます。食事の乱れ・運動不足・睡眠不足がたたれば、身長に限らず多くの疾患を引き起こすからです。

特に、2型糖尿病には注意が必要でしょう。2型糖尿病により、末梢神経障害・眼疾患・腎疾患は起こりやすいからです。今回でいう末梢神経の損傷・潰瘍なども起こすリスクが高いでしょう。

末梢神経の障害で、傷みなどを感じにくくなると、下手すると壊死も起こりうるのです。そのため、生活習慣病の一つである2型糖尿病には注意が必要です。

生活習慣病の予防のためにするべき行動!!

■ 食事の見直すべき

食事より血糖値が大きく変動します。ある程度の血糖値に変動は健康もしており、運動や行動でも変動がおきます。しかし、最もコントロ-ルし易い方法は、、生活習慣病である方も無い方も関係なく、食事を見直す事で改善や予防に繋がります。

エネルギー摂取量と栄養バランスをきちんと考える事で、血糖値を下げるインスリンの働きを十分に活かせるようになります。インスリンは、各部位へ糖を取り込むために大切なホルモンです。これにより、エネルギーを効率的に取り込み、それにあった行動が出来ています。

しかし、どのような食材を積極的に取りいれれば良いのでしょうか??

野菜・穀物・魚・低脂肪の乳製品や赤身肉・果物となります。やはり、過度の糖質と脂肪分を含むような高カロリー食は避けるべきでしょう。特に、夕食後は寝るだけとなることが多いでしょう。カロリー消費が低下するので、夕食の食事は見直す事が重要です。

また、夜になるとアルコールも飲む事が多くなるかと思います。

アルコールは、高血糖の原因になりやすく、太りやすくもなります。

■ 適度な運動を取り入れるべき

生活習慣病になりやすい方は、あまり運動を好まない傾向は無いでしょうか?? しかし、運動というのは、消費カロリーが増加するだけでなく、糖を筋肉などが使うので、血糖値も下げる手伝いをしてくれます。習慣として続けると、体重減少だけでなく、1~2ヵ月の血糖値の平均を示すHbA1cが低下しやすくなります。

食後に軽いウォーキングをするだけでも、身体が見た目も中身も変わってくるので、ちょっとした運動を取り入れましょう。

その他にも、テレビの視聴やデスクワークなどにより座ったままの時間が長いほど、心疾患のリスクも高くなります。そのため、小まめに立ち上がることも大切です。

■ ストレス緩和のために、自分にあうリラックス方法を知るべき

ストレスって、よく聞きますが人により多種多様なストレスがあります。まず、ストレスとは、過剰な負荷が心身に影響を及ぼし病気・ゆがみなどを生じることを指します。

ストレスがたまった状態になると、肝臓病・うつ病・自律神経の乱れ・血糖値が高くなるなどの悪影響を引き起こします。特に、糖尿病は、食事・運動・服薬などの自己管理が必要で、ストレスがたまる事を避けなければいけません。

そのため、サウナ・ヨガ・太極拳などのリラックスさせる趣味などを見つけると良いでしょう。楽しく無理の無い趣味が大切でしょう。

上記のような事を考える事こそがストレスだぁーーー!!

このような場合には、東洋医学で体質改善を試みるのも一つの手段となります。今回は、下肢の血流改善を目的とした漢方薬を紹介しましょう。下肢の血流障害で起こりやすい浮腫・静脈瘤。冷え・月経障害・足のつり・潰瘍・末梢神経障害などに取り入れやすい漢方薬とは??

■ 芎帰調血飲第一加減(きゅうきちょうけつだいいちかげん)

この漢方薬は、産後の聖薬として有名な漢方薬です。産後というのは、血の巡りが悪い瘀血症状に加え、体力の低下である気血が乏しい状態です。それにより、ストレスを流す作用も落ちていて、とにかく様々な症状を引き起こします。

これを補い滋養してくれる生薬が含まれ、かつ血の巡り・気の巡りを改善してくれるので、下肢の血流障害にも応用が効きます。そのため、血の道症に使用されます。

血の道症とは、漢方医学の気・血・水の3つの要素の中でも、特に血の巡りに対して起こる症状お指します。気・血・水の3つが体内を正しく巡ることで健康が維持されると考えられています。

芎帰調血飲第一加減は、この血に関して作られた漢方薬となります。

まとめ

何事もまずは生活の見直しが優先事項です。その中でも、食事の改善が最も身近でしょう。

ちなみに、健康的な生活を送る人と、不健康な人を比べると、前者の方が2型糖尿病の発症リスクが75%低いことが分かっています。また、全死因の死亡リスクを56%、心疾患の死亡のリスクを49%、がんの死亡リスクを31%、心疾患を発症するリスクを52%、それぞれ低下できる事が判明しています。

そのため、健康を意識した生活を送ることで、ある程度の病気のリスクも下げれる事は知っておくと良いでしょう。

以上、参考になれば幸いです。

参考文献:「PLOS Genetics」に6月2日掲載

漢方専門薬局元気堂(各種生薬、健康食品の通信販売、漢方無料個別相談) (kanpo.co.jp)

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