
はーい。こんにちわー。
元気堂です。
日本には四季があり、寒暖差・気圧変動などにより日々体調が変化しています。
そんな時に背中が凝ってしまったり、首肩こりが酷くなってはいませんか??
このような症状により、睡眠の質が落ちてしまう事があります。
ようやく気候も安定して、夜も寝やすくなっているのに、寝れない・・・。寝れないから、疲れが取れない・・・。
このような悪循環に陥っている場合は、早めに背中の凝りを対処しないといけません。
■ 何故、背中が凝ると睡眠に影響するのか?
実は、背中には自律神経が走行しています。
この自律神経により、ホルモンバランス・内臓の働きなど調節されています。また、日中の行動で優位となる交感神経・リラックス時や休憩時に優位となる副交感神経があります。
これが、天秤のようにバランスを取って健康を維持していきます。
しかし、このバランスが崩れることで、不眠症などの睡眠障害を引き起こします。特に、ストレス社会では交感神経が優位になりやすい傾向でしょう。
背中が凝ることで、この自律神経の乱れを引き起こします。
特に、交感神経が興奮すると、筋肉が収縮しやすく一層の筋肉の張りを生じます。また、血管も収縮するため血圧も高くなるため、他の臓器にも悪い影響も・・・。
■ 背中をほぐす事で、身体には多くのメリットが!?
■ 睡眠の質を高める
背中が柔らかいと、深呼吸をし易くなります。
新鮮な空気を体内に取り込みやすくなり、自然とリラックス状態にもなりやすいでしょう。
そのため、リラックス時に優位となる副交感神経が働きやすくなります。
背中の筋肉が緩みやすい入浴後などにゆっくりと背中をストレッチすると、睡眠の質が良くなります。
普段から睡眠障害がある方は、今日から取り組んでいくことをオススメします。
また、朝日を15分~30分程度浴びる事で、セロトニンの分泌・睡眠に関係があるメラトニンの分泌に良い影響が出ます。
■ ギックリ腰・首肩こり・頭痛の予防改善
背中の筋肉が張ってしまうと、無意識に姿勢が悪くなります。すると、慢性的な肩こり・腰痛の原因となるのは想像しやすいでしょう。
猫背などになると、頭を上手く支えられないために、その負担は首肩こりを生じます。
背中の筋肉は、広背筋・僧帽筋・脊柱起立筋などが作用し姿勢を保っています。そのどこかに痛み・張りがでると、そこを補うためにバランスを崩します。
つまり、あらかじめ予防する事で、この状態に陥る事を未然に防ぎます。
■ 美容効果
背中がほぐれることで、姿勢を保つ筋肉に柔軟性を持たせます。
これにより、背骨が綺麗なS字カーブとなり、正しい姿勢にも!! 正しい姿勢になる事で、ぽっこりお腹の改善・バストアップにも。
また、姿勢が良いと言うことは、血液の流れも良く解毒力アップにも繋がります。
身体の毒素が出やすくなるので、代謝が上がります。背中の筋肉はエネルギーを消費しやすい大きい筋肉が多いのでダイエット効果も!!
その上、左右の肩甲骨の間には、脂肪を燃焼する働きがある褐色脂肪細胞があります。背中の筋肉がほぐれていると、褐色脂肪細胞の活性化し、脂肪燃焼を促します。
■ 今からできるストレッチを紹介!!
仕事の合間・電車を待っている時間など、気が付いたときにやれるストレッチを紹介します。
それは、肩甲骨のストレッチです。
肩甲骨周りには、首肩の筋肉・腰付近の筋肉も近くになるので、解すにはもってこいでしょう。
肩甲骨の内側を意識して、伸ばしたり縮めたりするだけでも影響が出てきます。また、これを意識することで、姿勢も正しくなります。
それでも駄目なら、漢方薬を試してみよう!!
東洋医学では、病気の原因により治療する方法が異なります。そのため、背中の凝り・首肩こりといっても、寒さ・瘀血(血の巡り)・ストレス(気の巡り)・慢性疲労(気虚)など原因は様々・・・。
このような原因がありますが、改善するのにオススメな漢方薬を紹介しておきましょう。
■ 葛根湯
風邪薬のイメージが強いですが、冷えや寒さによる疾患には、良く使用されます。筋肉を柔らかくする働きもあるので、身体が年中冷えやすく、首肩こりを併発している場合は、葛根湯を試す価値があります。
お風呂など温まると改善する方には、相性が良いかと思います。ただし、妊婦・高血圧の方は注意が必要です。麻黄が昇圧作用があるので、高血圧を助長させるかもしれません。逆に、低血圧の方は、オススメでもあります。
■ 丹心方
血の巡りを良くし、血のうっ滞を取り除く働きがあります。また、ストレスの流れも良くする香附子なども配合されています。
高血圧・頭重・動悸などにも働き、特に丹参という生薬は、血管拡張させて血圧降下・抗炎症作用・鎮痛作用などがあります。高血圧が気になっている首肩こり持ちは、こちらの丹心方の方が安全に使用できるでしょう。
■ 加味逍遥散
イライラ・鬱々している・ため息が多いなど気の巡りが良くない・頭痛・不眠など気の巡りが悪く、自律神経も乱れている場合には、加味逍遥散がよく効きます。加味逍遥散が合う方は、心配性だったり、少し神経質ぎみの方が多い傾向です。
悩みを抱えて、いつまでもモヤモヤしてしまう時には、試してみると良いでしょう。
不眠症の方にもオススメですね。
■ 生薬配合の湿布もオススメ!!
皆さんは、この糾励根を知っているでしょうか!?
あまり聞き馴染みのない言葉でしょう。
糾励根は、大正末期に開発された湿布薬です。
名前の由来は、何かの根を使っているような印象を受けますが、患者さんの思い・念願・倫理観などを込めたもので、様々な意味を含めているようです。
また、糾(きゅう)は、「合わす」という意味があり、家族の思いを合わせ、励ましあうことで、病の根源を取り去ってもらいたいという思いで、糾励根(きゅうれいこん)と名付けられたと言われます。
糾励根は、生薬10種の原料の粉末を混合された粉末の商品です。
そのため、使用時に水で練り、布に塗布し患部に貼付いたします。少し工程が面倒・・・。
このように、思う方もいるかもしれませんが、不思議なことに糾励根の効果を発揮するためには、この方法がしかないと言われます。
効果としては、10分~30分くらいで温かみや患部にピリピリとした温感を感じ始めます。
これにより、血流をアップして、鎮痛、消炎効果を示します。
適応症としては、神経痛・リウマチ・肩凝り・感冒・肋膜炎・腹膜炎・痔疾・歯痛・扁桃腺炎・乳腺炎などにも効果があると記載されています。
しかし、筋肉を解したり血流を良くすることで、副作用として睡眠障害にも効果があります。
患者さんからも、これを張るとよく眠れると耳にしますね。
■ まとめ
これからは、夏の暑さによる疲れから、睡眠の質が落ちやすい。今のうちに、自律神経の乱れを改善しましょう。
背中が張っていて、寝れない場合にはまずは姿勢・ストレッチなどで改善を試みて下さい。
それでも、難しい場合には東洋医学も1つの手段です。
漢方薬・鍼灸治療でもアプローチもできますので、頭の片隅にも入れておくと良いでしょう。
以上、参考になれば幸いです。