秋の味覚である銀杏(イチョウ)を使いこなそう!! 太古の植物であるイチョウの効果とは??

はーい。こんにちわー。

元気堂です。

秋も深くなり、これからが目でも味覚としても楽しませてくれるのが、イチョウ・銀杏ですね。
青々とした葉から黄色になると、モミジとは違った趣を感じますね。

そんなイチョウ・銀杏は、民間薬・食養生としてもオススメである事を紹介していきましょう。

まずは、秋の味覚である銀杏について触れていきましょう。

銀杏は、ギンキョウと呼ばれる咳止めだった!?

イチョウの種子であり、独特な風味・苦みで好きな人には溜まらない食材ですね。
実は、古生代末期に現れ厳しい氷河期を生き抜いた植物となります。凄まじい生命力を感じることでしょう。

そんなイチョウの種子である銀杏は、肺を温め咳を止めたり、痰の切れを良くする働きがあります。
また、その生命力から滋養強壮の働きがあるため、東洋医学では補腎作用を含みます。

つまり、老化予防にも良いとされるので、老化現象で起こるような頻尿・夜尿症などにも効果を発揮します。
特に、秋は肺が弱る季節でもあり、食養生としても欠かせないのが銀杏でしょう。
その他にも、解毒作用もあるので乾燥時期で咽頭~気管・肺へ侵入する異物対策にもオススメです。

生薬としては、収渋薬に分類されることから、体内から漏れ出るものを止める働きがあります。
つまり、尿漏れ・頻尿などの泌尿器科疾患にも良いでしょう。その他にも、漏れ出ないようにする働きから不正出血や浮腫などにも良いと考えられますね。

ちなみに収渋薬とは、収斂・固渋の薬性をもつ事を指します。
銀杏の他にも、五味子・山茱萸などが有名どころでしょう。

このような効果を持つことから、銀杏は民間薬としても食養生としても取り入れていきたい食材でしょう。

銀杏だけでなく、イチョウの葉もオススメ!!

イチョウ葉(イチョウヨウ)とも呼ばれ、民間療法として使われます。
最近では、ボケ防止にも良いとも考えられていたり、もともと胃腸の治療薬としても使われます。

■ イチョウ葉の効果とは??

・ 血流を改善する効果

イチョウ葉には、血管を拡張させる働き・血小板の凝集を抑制・抗酸化作用の3つの働きで、血流を良くすると考えられています。
つまり、血管を拡げつつ血液の状態もサラサラにするという事ですね。

特に、抗酸化作用により動脈硬化を予防したり、悪玉コレステロールの酸化を防ぎます。
酸化を防ぐことで、血液の粘度つまりドロドロになることを予防してくれています。そのため、動脈硬化・高血圧・脳梗塞などの生活習慣病の予防にも良いでしょう。

・ 冷え性を予防

血流が良くなることから、心臓からの栄養も運ばれやすくなります。
各部位での働きが良くなり、身体が冷え込むのを予防してくれます。特に、女性は瘀血体質になりやすく血流が悪くなりやすいので、オススメですね。

・ アルツハイマー型認知症を予防する効果

アルツハイマー型認知症は、脳に老人斑が多く見られ、この正体はアミロイド-βという蛋白質の一種です。
これは異常な蛋白質であり、アルツハイマー型認知症の原因とも考えられています。

このアミロイド-βの蓄積を妨げる働きがイチョウ葉にあると言われます。
ちなみに、まだまだ効果については明確ではないですが、アルツハイマー型認知症に対して各国で研究が行われているようです。

まとめ

太古の植物であるイチョウ・銀杏を生活に取り入れてみては、いかがだったでしょうか??
特に、風邪が流行しやすい秋~冬にかけては、オススメでしょう。

また、日頃からイチョウ葉を使うことで生活習慣病の予防にも使えますね。
民間療法ですが、昔ながらの効果を期待してみましょう。

以上、参考になれば幸いです。

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