生薬配合の軟膏を使いこなそう!! 化学物質がなく、敏感肌の方にはオススメ。乳幼児の肌トラブルにも!! 

はーい。こんにちわー。

元気堂です。

肌の悩みを抱えている方は、多いかと思います。特に、日本は四季があるため、湿度の変化や気圧の変化など多くのストレスに晒されています。そんな時に試して欲しい古来からの処方があります。

現代でも驚くほどの効果を発揮する漢方軟膏3選!!

 紫雲膏

紫雲膏は、見た目も濃い紫色をした軟膏となります。それは、以前にテレビでも美肌に良いと紹介された紫根という生薬により、紫となります。染料としても使われてきた生薬でもあります。紫根は、涼血活血・解毒作用などにより、抗菌作用にも優れます。また、当帰も含まれることで、皮膚の潤いや怪我したときの血肉になる補血作用を有します。

そのため、ひび、あかぎれ、しもやけ、魚の目、あせも、ただれ、外傷、火傷、痔核による疼痛、肛門裂傷、湿疹、皮膚炎など皮膚疾患の多くの症状に効果を発揮します。

成分も、ごま油・当帰・紫根・ミツロウ・豚脂で作られるために、化学物質を含みません。

■ 神仙太乙膏

太乙膏(タイツコウ)は、7種類の生薬が配合された黄褐色の軟膏です。個人的には、こちらが1番オススメです。それは、補血作用のある生薬(当帰・芍薬・地黄)に、清熱解毒の玄参・強い炎症を抑える大黄により、抗菌作用や鎮痛作用も有しているからです。また、白芷や桂皮はジュクジュクとした湿を発散し、鎮痛作用をサポートしてくれます。

効能としては、紫雲膏とほぼ同じでしょう。しかし、皮膚の回復力や痛みが強い場合は、こちらの方が生薬の構成として良いでしょう。

 中黄膏

中黄膏は、紫雲膏のようにシンプルな2種類の生薬が配合された黄色の軟膏です。身近な生薬であるウコンと胃腸薬やシップ剤として使われるキハダである黄柏が使われています。黄柏は、清熱解毒や湿を排除してくれるために、皮膚の炎症や化膿を防いでくれます。ウコンも抗菌作用や鎮痛・鎮痒作用により皮膚の状態を良くします。

補血作用になる生薬が入っていないので、怪我したりして炎症が強い場合には、中黄膏がファーストチョイスでしょう。そして、痛みや化膿がないなら、太乙膏や紫雲膏に切り替えると、早く回復するかと思います。

そのため、中黄膏は急性の化膿性皮膚疾患の初期や虫刺され、噛まれた裂傷などにオススメです。

まとめ

漢方軟膏は、すべて口に入っても大丈夫な材料で作られています。そのため、小さなお子さんやペットにも使いやすい軟膏となります。ちなみに、台湾の獣医師である林先生も治療として使っています。

漢方軟膏の驚くべき効果でしょう。

ちなみに、使用時の注意点は塗り方でしょう。病院の薬剤やスキンケア商品のように、すり込むような使い方ではありません。

漢方軟膏は、患部の上にどっぷりと乗せるという塗布方法です。がっつり使う事で、症状の緩和が早まります。

以上、参考になれば幸いです。

漢方専門薬局元気堂(各種生薬、健康食品の通信販売、漢方無料個別相談) (kanpo.co.jp)

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