日照時間が短くなると、陽気不足に・・・。日光浴を取り入れて、身体を芯から温めよう。

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はーい。こんにちわー。

元気堂です。

残暑も過ぎて、冷え込んできて、毎朝起きるのが辛い・・・。そんな今日この頃を、どうお過ごしでしょうか??そんなときに、寒くなると、助かるのが太陽の光ですね。

冬では、日向と日陰では寒さが大分異なり、日向にいるこにより、だいぶ身体を温めてくれます。

そんな日光は、身体とどんな関係があるのか?? を詳しく理解している人は少ないでしょう。

そのため、明日からすぐに出来る日光浴について話していきたいと思います。

日光浴で、病気が予防や治療できる?? 

■ ビタミンDが作られる事を促す作用。

体内で、ビタミンDは大切な働きを行っています。カルシウムの吸収を良くし、骨粗鬆症を予防したり、脳へ作用しボケの防止にもなります。そんなビタミンDをコレステロールから作るには、太陽の光つまり紫外線が重要となります。

また、ビタミンDは筋肉に取り込まれ、たんぱく質が効率的に合成されることで、筋肉を強くすることができます。

その他にも、膵臓に働く事でインスリンを出しやすくし、糖尿病にも効果を発揮すると言われます。

■ セロトニンを分泌させる作用。

セロトニンは、神経伝達物質の一つで、別名:幸せホルモンとも呼ばれます。

そのため、精神を安定させるので、ストレス・うつに対しても効果があります。

■ 体温をあげる作用。

これは、説明しなくても分かるかと思います。もし、分からない方は、すぐに日向に出てみて下さい。

この体温をあげる事は、免疫力を高める事に繋がります。体温が1度上がるだけでで、免疫は5-6倍にも上がるとも言われます。

また、血液の循環が良くなり、筋肉がつきやすくなり代謝が良くなります。

おすすめは、朝に最低15分。

夏場は、日差しが強いので少なくても良いでしょう。冬場は、逆に長くても良いので30分程度浴びてください。

また、朝におすすめの理由は、セロトニンが増えやすいからです。その他にも、朝は体温が低い場合も多いので、身体を温めますし、生活リズムが整い、自律神経の乱れにも良いとされます。

東洋医学と日光の関係性とは??

東洋医学では、人体を構成する基本物質の一つに気の概念があります。気には、様々な働きがあるため、人体の活動には欠かせません。この気の種類に中には、陽気という言葉があります。

この陽気は身体を温める作用(温煦作用)があります。東洋医学では、陰陽の関係やバランスについて話されますが、この陽の部分に陽気は該当します。

人体の生命活動において、陰陽のバランスは非常に重要です。もし、陽の部分が強いと、バランスが崩れて、陰が消耗されます。そうすると、身体の中を潤したり、冷やす事が出来なくなるため、身体は熱を帯びていきます。

例えば、カサカサの皮膚炎は、想像しやすいかと思います。陰の中でも、血が不足する事(血虚)により、皮膚が乾燥します。この乾燥が続くことで、陰陽のバランスが徐々に崩れ、炎症を帯び痒みなどが生じます。

このように、陰陽の協調関係によって身体の中は保たれております。また、外部環境(春夏秋冬・梅雨・台風・職場環境など)と人体の内部環境は、影響しやすいため、陰陽のバランスは常に変化しています。

秋冬は、日が短いために陽気を補う事が大切。

陽気を補うには、太陽光を浴びる事が1番です。特に、背中には陽にあたる経絡が通っているため、背中に日光を当てて温めるのが良いでしょう。

朝日を浴びる事で、冷えた身体も温まるので、行動しやすくなります。その他にも、身体が温まることで、新陳代謝もあがり、内臓も活発化していきます。秋冬は、早起きして朝日を浴びる習慣をつけることも、養生としてオススメです。

まとめ

明日から直ぐにでも取り入れられる健康法である日光浴でした。朝に最低15分浴びることで、病気の予防や改善の手助けをしてくれるかもしれません。

日光浴は、身体を温めて血行を良くし、各臓器へ影響をもたらします。毎日は無理でも少しでも取り入れて、病気を未病へ抑えましょう。

何事も続けることが大切かと思います。特に、慢性の冷え症の方は、取り入れて見てください。

以上、参考になれば幸いです。

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