はーい。こんにちわー。
元気堂です。
12月頃から春にかけて繁殖するという、カキドオシという生薬を知っているでしょうか??
垣根を越えると意味から、カキドオシと呼ばれるほど強い植物です。そんな生命力の強いカキドオシは、ドクダミと同じくお茶としても楽しめます。
そんなカキドオシをお茶として楽しみつつ、健康を見つめ直してみませんか?
カキドオシって、どんなもの??
カキドオシという名前ですが、実は紫蘇(しそ)の仲間の一種です。
こう聞くと、より身近な植物に感じますね。そんなカキドオシは、他にも呼び名があります。連銭草だったり、金銭草と呼ばれることもあります。これは、葉っぱがお金のように連なって見えたからだそうです。
子供の疳の虫にも使われたことから疳取草とも呼ばれます。
このように、色々な呼び名もあり、薬効もある事ため昔から親しまれています。
カキドオシには、精油が含まれシソ科でもあるので、さっぱりとしたハーブティーとしても美味しく頂けます。
カキドオシの効果とは??
腎臓病・糖尿病・腎臓結石・膀胱結石・子供の癇癪などに効果があります。
何故、このような効果があるのでしょうか??
それは、カキドオシに含まれる成分ウルソール酸・コリン・サポニン・リモネン(精油)・カリウム塩などが関与します。
■ ウルソール酸
筋肉の萎縮を防止する作用があると言われます。筋力を維持するので、代謝が落ちにくくする作用があります。
そのため、加齢による血糖値・コレステロール・中性脂肪の低下にも働きます。
■ コリン
血管を拡張させる効能があります。この効能によって血圧が低下し、高血圧の治療・予防として働きます。
■ サポニン
抗酸化作用・血糖値を抑える作用、肝機能を整えるなどの効能があります。
■ リモネン(精油)
抗菌作用・免疫細胞の活性化に加え、代謝をあげる効果が期待できるのでダイエットにも役立つと言われています。
■ カリウム塩
カリウムは、ナトリウムの吸収を抑制し尿として排出しやすくする作用があります。そのため、高血圧・腎臓病にも効果があります。
まとめ
カキドオシは、以上の事から血液を綺麗にして、高血圧・腎臓病に作用します。利尿作用もあるので、浮腫やすい方はお茶として日々、服用して健康維持しても良いでしょう。
お茶で無く煎じ薬であれば、結石などにも効果が出てくるかと思います。使用目的で、カキドオシも煮詰める必要性はあるかと思うので、自分に合うものを探しましょう。
※ 民間薬なので、時間がかかるため気長に続けると良いでしょう。
カキドオシという民間薬についてでした。これでも改善しない場合は、本格的に漢方薬も考慮に入れると良いかと思います。
以上、参考になれば幸いです。