夏の花であるヒマワリは、捨てるところがない!!各部位で使い方が異なる効能とは?? 健康維持にヒマワリを取り入れよう。

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はーい。こんにちわー。

元気堂です。

初夏から夏にかけての花といえば、ヒマワリが代表的ではないでしょうか??

私が住む地域である座間市は、座間市の花としてヒマワリを採用しています。ヒマワリ祭りやヒマワリのキャラクター・焼酎などかなり気合いの入れたPRをしています。

そんなヒマワリは、陽の花として有名です。この陽というのは、陰陽の概念の陽の事を指します。万物のものは陰陽の二分化できるという思想にも基づいています。

例えば、1年においては秋冬が陰であり、春夏が陽の季節となります。その他にも、女性は陰・男性は陽。夜は陰・昼は陽など分類されていきます。

そして、花で陰陽を考えると、色が淡く小さな花が陰・大きく華やかな暖色系の花は陽となります。

陽というのは、元気を与えてくれたり、身体の活力になる働きがあります。そのため、不安や気鬱などの気分が沈んでいる時におすすめです。逆に、陰は、気分を抑えたり鎮静作用があります。先ほどとは逆に、興奮状態やイライラがあれば、陰のものがおすすめです。

これからは、色々な花が咲く頃です。自分に合う花をリビングに飾るのも良いでしょう。

ヒマワリは漢字で、向日葵(こうじつき)と書かれ生薬の一つです。

身近な草花には、多くの生薬が存在しております。

その一つであるヒマワリは、捨てるところがありません。花びらが付く軸(花托)は、頭痛・歯痛・胃痛・腹痛・月経痛などに使われます。

根は、腸を潤し、排便を促します。茎は小便を促し、花や葉は、健胃に働きます。

ただし、注意点もあります。花には分娩を促す作用があるため、妊婦には禁忌となります。薬も使い方を間違えると、悪い物になるので注意はしましょう。

ヒマワリの中でも、種には別の生薬名がついている。

ヒマワリの種子の殻をむいたものを「仁」といいます。身近な所では杏仁豆腐では、杏の種の中身を粉にした物です。この仁は、向日葵子(コウジツキシ)と呼ばれ、出血性の下痢に効果があります。

また、種子の殻にも、向日葵殻(コウジツキカク)という生薬名が名付けられています。これは、めまいや難聴に使われる民間薬です。
本当に全ての部分が薬として使えるのが、ヒマワリとなります。

化学的にもヒマワリはおすすめ!!

ヒマワリの種には、不飽和脂肪酸が含まれているため、血中のコルステロールを減少させる作用があります。そのため、血管を掃除してくれます。また、ビタミンやミネラルも豊富なので、健康機能食品としても期待できましょう。

さらにクロロゲン酸とキナ酸誘導体という成分が含まれています。

クロロゲン酸は、血流改善・血圧降下・抗酸化作用の効能があると言われます。血管の若返りには持ってこいでしょう。また、内耳の部分で働き耳鳴り・めまいなどの症状を改善する働きがあると言われます。

キナ酸誘導体は、神経の機能を高める働きがあります。内耳や脳神経に作用して機能を高めることで、耳鳴りなどの予防になると言われます。

まとめ

夏によく見かけるヒマワリには、身体を元気にしてくれる作用が多くあります。民間薬としても、試してみてもよいでしょう。

また、ひまわり油なども日頃の料理にも使えるものもあり、取り入れるのは簡単です。

興味を持ってくれてら嬉しく思います。

以上、参考になれば幸いです。

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