変形性膝関節症には、腸内環境の改善・イヌリンを取り入れてみよう。

はーい。こんにちわー。

元気堂です。

変形性膝関節症で、困っている方が多くいますがその解決方法として腸内環境を整えることで痛みが和らぐかもしれない研究結果が報告されました。
これは、英ノッティンガム大学NIHRノッティンガム生物医学研究センターのAfroditi Kouraki氏らによる研究報告となります。

変形性膝関節症の患者を対象にランダム化した比較試験で、難消化性食品成分:プレバイオティクスの摂取で痛みが軽減する可能性が示されています。

プレバイオティクスとは、腸内細菌叢を向上させる(善玉菌を増やす)働きを持つ食品素材の事を言います。
つまり、身近にある食物繊維・オリゴ糖・ヨーグルト・乳酸菌などもこれに当てはまりますね。

これらの食材をとある程度取り入れる事で、腸内細菌により乳酸・酢酸などをが産生が進み、腸内環境が弱酸性になり悪玉菌の増殖を予防します。

悪玉菌が減ると何がいいのか!?
それは、潰瘍性大腸炎・大腸癌などのリスクが低下することです。また、腸内環境が向上する事で免疫力や免疫の異常行動を抑制するのでアレルギーの改善にも繋がっていきます。

今回の研究では、 菊芋やゴボウ、ニラ、玉ねぎ、チコリなどに多く含まれる天然食物繊維:イヌリンに着目しています。
イヌリンのサプリ+理学療法士の指導下での運動プログラムで、変形性膝関節症の痛みにどのような影響を及ぼすのかについて調べています。

その結果、イヌリンと理学療法は、いずれも単独で膝の痛みを軽減する効果があることが判明。
特にイヌリンでは、腸から分泌されるホルモンであるGLP-1(グルカゴン様ペプチド-1)の血中濃度の上昇・腸で産生される脂肪酸である酪酸の上昇も確認されています。

GLP-1は痛みの調節や筋肉の健康に関与しており、酪酸は全身の炎症や痛みの経路に影響を与えると考えられています。

■ イヌリン以外にも腸内環境を良くする方法とは!?

様々な方法がありますが、3つ紹介しておきましょう。

・ オリゴ糖を取り入れよう。

オリゴ糖は、胃や小腸で消化・吸収されにくい!!そのため、食物繊維と共に腸内で効果を発揮します。
体内の不要な物を吸着し、体外に排出する働きがあります。つまり、身体のデトックスに良いという事です。

しかし、それだけでないのが、オリゴ糖です。
オリゴ糖は、腸内に存在する善玉菌の餌になるのです。そのため、善玉菌の増殖が進み、腸内環境が整う作用があります。

・ ダイエット・軽断食をしよう。

これらを行う事で腸内細菌叢の多様性が増えると言われます。
基本的に、多様性が大きいほど、健康にも良いと考えられています。

運動が苦手な方は、野菜・豆や穀物・魚・ヨーグルトやキムチなどの発酵食品などの食事により、腸内細菌叢の多様性を高めるのも良いでしょう

・ 腸内環境に良い漢方薬。

腸の動きや栄養に良い漢方薬といえば、○○建中湯といった漢方薬です。

その中でも、使いやすいのが大建中湯という漢方薬です。お腹が張っている・お腹が冷えるなどの症状に主に疲れます。腸が冷えて、上手く蠕動運動が働かないために、腹部に膨満感・ガス溜まりが出ている症状に合います。

また、子供の体質改善としては黄耆建中湯も良く使いますね。
黄耆が入る事で、身体を守る衛気つまりバリヤー機能も活性化できます。

■ まとめ

変形性膝関節症の痛みの改善には、腸内環境を改善する事も大切でしょう。
その1つの手段として、イヌリンのサプリを試してみると良いでしょう。

腸内環境を整えると、身体には良いことが多いので食事内容の改善・生活の見直しもしていきましょう。

以上、参考になれば幸いです。

参考文献:「Nutrients」に2月24日掲載

漢方専門薬局元気堂(各種生薬、健康食品の通信販売、漢方無料個別相談) (kanpo.co.jp)

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