はーい。こんにちわー。
元気堂です。
今年も残るは約1ヶ月・・・。
1年の疲れ・ストレスがピークに達していはいないでしょうか。
そんな時に、魔が差してしまう事も・・・・。
自殺の要因は、人により多くの理由・原因はあると思います。
特に、驚きべき事が、若者(約20代)が多いと現実です。
15歳~39歳での自殺は、先進国でもかなり希有な存在となっています。
そこで、心を平穏に過ごす方法を東洋医学の観点から、取り入れてみては、いかがだったでしょうか。
情緒の乱れは、何が原因となるのか??
東洋医学では、気持ちの滞りが起こる事を気鬱・気滞などで表現されています。
この気というは、皆さんがご存じの元気・気持ちが含まれます。
その他にも、身体を温める力・身体を病気などから守る力・栄養を満たす力など様々な働きに、この気が関与しています。
身近な言葉で耳にすることもあるでしょう。
例えば、気をしっかり持つ・病も気からなどなど・・・。
そして、気の力の1つにストレスを溜めないで流す力もあるのです。理気作用とも呼ばれますね。
気のイメージとしては、日本ではアニメ・漫画があるので想像しやすいでしょう。
ドラゴンボール・HUNTER×HUNTER・ワンピースなどでも気をまとっています。
まさに、あれが体内に存在しているのです。
気が充実してれば、身体を守ってくれるために主人公などは丈夫ですね。
そのため、この気が乏しい事(気虚)が身体を弱らせる根本的な原因の1つとなります。
この気虚になると、身体を守れない状態であり、様々なストレスを上手く流せなくなります。
このストレスが積もりに積もると自分の容量を超えてしまいます。
人によっては、それが大きな病気だったり、慢性病になりますが精神的に働くと自殺などを引き起こす可能性があります。
気の流れというのは、水をイメージすると良いでしょう。
水道にホースをつないで、水を流すとチョロチョロと水がでるかと思います。
この時の水を気と仮定すると、気が充実していれば勢いが増し、気が少なければチョロチョロとした流れが悪い状態だとなります。
ストレスにも同じ事が言えます。
ストレスを発散するのも。気が必要となるという事です。
いやいや、そんな事は誰もが分かっているよ!!
こう思う方が多いかと思います。
元気ですかーーーー!!
元気があれば何でも出来る!! このような言葉があるくらいです。
しかし、この事を知っていても、自分自身が気虚=元気の乏しい状態でいる事に、気が付いていない方が多いかと思います。
また、自分は大丈夫!! 自分には当てはまらないよ!! このように思うかもしれませんが、1度以下の症状に少しでも当てはまれば注意が必要ですね。
以下の症状に当てはまると、危険信号かも!?
・ 疲れやすい。倦怠感・怠さが抜けない。休むと体調が良くなる。
・ よくため息をする。喉に異物感。または、イライラや怒りやすくなった。
・ 息切れをしやすい。
・ 頭がハッキリしない。健忘。
・ 汗っかき。
・ 顔色が悪い。艶がない。
・ 食欲の低下、油物を受け付けない。小食。
・ 食べると、もたれやすい。食後、眠くなる。
・ 寒がり、手足が冷えやすい。温めると、体調が良くなる。
・ 不眠
どうでしょうか!? ちょっと心辺りがあるのでは!?
これは、どれも身体が弱ることで生じやすく、正常に健康状態が保てなくて起きる症状です。
※ この他にも、人により血の巡りが悪くなる瘀血という症状・身体の潤いを保てない血虚・陰虚などが合併して起きている事もあります。
また上記の症状に、気滞や気鬱が重なることで、精神的な症状が出てきます。
では対処法は、何か無いのか?? 今日からでも出来る方法を教えて!!
当たり李前ですが、生活習慣の見直しが1番でしょう。
十分な睡眠・食事をバランス良く・適度な運動が基本となります。しかし、これが上手く出来ていたら、そもそも健康に悩んではいないかと思います。
そんな時に、一度試して欲しい漢方薬があります。
■ 補中益気湯
四君子湯という補気薬をベースに作られた漢方薬で、良く活用されています。それだけでなく、柴胡などのストレスを緩和する生薬も構成された漢方薬になります。
個人的には、朝の倦怠感・低血圧・やる気がでない方に使います。また、痩せて虚弱だったり、不登校の子にも良いでしょう。
意外な使い方としては、男性の不妊症にも使います。昔から、精子の動きや数が少ない方には、補中益気湯+補腎薬という組み合わせを利用しています。
生殖行為というのは、元気があって始めて機能します。
過度なダイエット・運動の過多でも気虚は生じるので、見た目は健康そうでも、身体が弱っている場合もありますね。
まとめ
年末に向けて、ストレス・疲れがMAX!!
そんな方は、少し肩の力を抜いてリラックス・休養などを取り入れましょう。
また、外食などで暴飲暴食にも注意が必要な時期です。
胃腸が弱ることは、そこでのエネルギー調達が悪くなるという事です。お酒を飲む機会が多くなりますが、休肝日など作り、体調管理もしっかり行いましょう。
仕事の付き合いなどが多く難しい・・・。
そんな時には、東洋医学を試してみると良いでしょう。
身体を元気にして、正常化する(恒常性を保つ)事は、人や動物などが持ってる力の一つです。そこを高める医学が、東洋医学の得意とする所でしょう。
ちなみに、お酒を飲むことが多いのであれば、ウコンよりも以下の漢方薬がオススメです。
以上、参考になれば幸いです。