今年の夏は、ゴーヤを育てて健康になろう。ゴーヤによるメリットとは??

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はーい。こんにちわー。

元気堂です。

ゴーヤと言えば、沖縄のイメージでしょうか?? ニガウリとも呼ばれ、ウリ科の植物です。

元々はインドが原産で、江戸時代に中国を経て日本へ伝わったと言われます。

夏の野菜として、苦みが強いのが特徴でしょう。苦みは、東洋医学では熱を除外する役割があるので、身体に熱が籠もりやすい梅雨から夏の終わりまで、おすすめの食材となります。

また、栄養価も高く疲労回復に働き、免疫力を高めたり、抗ストレス作用のあるビタミンCが豊富です。特に、ゴーヤに含まれるビタミンCは、他の成分の影響があるのか加熱しても壊れにくいため、摂取しやすくなっています。

大抵の野菜に含まれるビタミン類全般は、加熱で壊れやすいという特徴を持ちます。

そのため、ゴーヤにおいては煮ても焼いても良いので、この夏はゴーヤチャンプルーや煮てお浸しにしても良いかと思います。

日本においてゴーヤは、邪熱を払い、疲労を除き、心の働きを良くし、目にも良いとされます。東洋医学の五行説でいう火に分類される食材です。そのため、夏に摂取するのは、とても良い事なのです。

ちなみに、使い方はスーパーで売っている青い実が主として用いられますが、茎や葉などの全草、種子も使う事が出来ます。

全草は、煎じ薬として糖尿病に効果があるとされ、種子を煎じれば、滋養強壮剤にもなります。赤い熟れた果実も滋養強壮によく、また胃の働きを良くし解熱作用を持っています。

沖縄は、豚と同じくゴーヤも捨てる所がないのかもしれませんね。

ただし、家庭でのゴーヤの注意点は、青虫です。私も毎年、食べる目的で、育て収穫しますが片づけるときに引くくらいの青虫がいます。

虫が苦手な方は、少し注意して下さい。

ゴーヤが、どのように作用するかは解明はされていないようですが、ミネラル(カルシウム・マグネシウム・カリウムなど)が利尿作用として働き、アミノ酸などと相互作用して薬効が出ているのではないかとも言われます。

ゴーヤの利尿作用が体質改善にも良い。

先ほども述べた通り、ミネラルにより利尿するため、身体の中を掃除してくれる作用があります。また、ビタミンCにより抗酸化作用・免疫力の向上など多く働いてくれます。

多くの日本人は、解毒体質があり体内に毒素をため込みやすくなっています。そのため、人によりアトピー・喘息・腎臓結石や尿路結石・高尿酸血症などが起こるのです。

身体が酸性になっている方にとって、ゴーヤの摂取は、解毒する手助けになってくれるでしょう。また、利尿により、血管内の圧力が下がれば、血圧にも働いてくれます。

最近の夏は、クーラーで過ごしやすくなり、あまり汗をかかない方もいます。そのような方には、排尿の方で解毒を促すのも健康には、おすすめです。

苦手な方には、お茶やサプリを試してみるのも一つの手段となります。

まとめ

夏になると見かけるゴーヤはいかがだったでしょうか?? 少しでも、タメになったのなら嬉しく思います。

ちなみに各国でも、ゴーヤは重宝されているようです。インドネシアでは、食欲不振・吐き気・便秘などの胃腸疾患に使われ、中国では果実を眼病・解熱剤・胃腸病に対して使用します。

インドでは滋養強壮・健胃薬の他に、リウマチ・肝臓病・痛風などにも使用されるそうです。

民間薬としても、優れているのは日本だけではないようですね。

以上、参考になれば幸いです。

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