4月は新しいスタートを切る季節!! そんな際に、不登校に悩んでいる方へ。

はーい。こんにちわー。

元気堂です。

4月は、様々なストレスがかかり、人によっては憂鬱感に晒されることも・・・。
特に、職場環境・学校の生活は、ある程度の拘束もあり悩みの解決も難しいでしょう。

転職・転校をするのも気安い事ではありませんね。
人によっては、家から出れなくなることも・・・。

今回は、不登校になってしまう原因について話していきましょう。

春に起こりやすい不登校とは!?

不登校などの原因は、心と体の双方が疲れ果てたときに起こる現象です。
つまり、精神的だけでなく身体にも異常を来たしています。

それは何となく分かっているよ。そんな事よりも解決法を聞きたいよ。
そういう声が聞こえそうです。
まず、不登校の子どもは、脳血流の低下をはじめ、ホルモンの分泌や体温リズムにも変化が起こっているのです。

不登校の子どもたちが年々増加しています。
ところが、不登校には誤解が多いのです。

普段から健康そうな子が学校に行かないのは、怠けていると判断される事があります。
しかし、稀に、SOSを出していることに気が付くのは、忙しく仕事をしている親からは難しい事があります。また、子供が思春期だと、少し距離を保って子育てする方も多いでしょう。

こうした中、一番は、子供を理由なしに追い込まない事です。話を聞ければ一番ですが。

不登校になっている子は、自身で自問自答をしていて。自分までも責めてしまいます。

不登校の子どもたちの多くは、学校に行きたいと思っているそうです。
しかし、どうしても行くことができないのです。

子どもたちが学校に行けないのには、いくつか原因があります。
その中で脳機能の疲労し、一定レベルを保てなくなっている場合が漢方薬としては対処できる部類かと思います。

脳が疲労が蓄積すると、精神症状や身体症状が現れた後に、結果として学校に行くことができないという症状が現れてくるのです。

脳が疲労するのは、現代の環境が、常に不安や興奮をあおる状態であるためです。

がんばらなければならない、人間関係、休みのない勉強・部活といった、ハードな環境が、心身ともに疲れきってしまうのです。

それに加え、現在はコロナが拍車をかけています。

不登校にはタイプがあった??

ただ不登校には、かかりやすいタイプがあるようです。

・周囲の人に気配りする感受性の強いタイプ
・細かいことも先回りして心配してしまうタイプ

この二つが、該当します。

いったん脳が、心が、疲労困憊の状態になると、脳は学校へ行くこと回避する指令を出し始めます。
これは、疲労を回復しようとする防衛反応なのです。

こうした防御反応が出現することにより以下の体内変化がみられるようになります。

1)自律神経の障害
・元気が無い ・集中力がない ・疲労感 

2)睡眠のサイクルの乱れ
・朝はぐったり、夜は元気 である。

3)エネルギー代謝の障害
・エネルギーをつくりにくくなっているため、
 すぐ疲れる、疲れが取れない などの症状が出現。

4)うつ状態
不登校の半数の子どもに、うつ症状がみられます。
そのため、生きているのがおもしろくないといった訴えが多くなります。

以上のような症状がみられた場合、まずは病院を受診するか、簡易的なカウンセリング、漢方相談してください。

また、メンタルクリニックの治療を施しても、改善が見られない場合は、漢方薬を検討をおすすめいたします。
漢方薬は、現代医学よりも2千年前から、心と体を一体として考えて治療してきました。

現代日本においては、漢方薬は、現代医学の補助的位置として認識されています。
それは、良い意味だと思います。

漢方薬は、身体に元気を与え、その人や動物の身体や心を正常に戻そうとする力を向上させます。これは、現代医学の薬で症状を抑えるのと、非常に相性がいいと思います。

現代医学で、症状の緩和をしつつ、漢方薬で身体のうちから改善していけば、より早く改善に近づけるからです。

始めやすいのが、補中益気湯!!

補気薬の基本となる四君子湯の派生であり、四君子湯よりも身体を守る衛気作用に良い黄耆・ストレスを流す柴胡なども含まれます。

つまり、外部のストレスから身を守りつつ、身体にあるストレスを流す作用も含まれるので、自律神経失調症にも良いでしょう。

また、慢性的な疲労感の改善にも優れているので、心と体を滋養してくれます。

まとめ

今回は、不登校について話していきました。
学生だけでなく、社会人にも当てはまる事でもあるため、日々の予防・対策が重要でしょう。

基本的には、ちょっとした私生活を見直す事も必要です。
十分な睡眠・適度な運動・バランスの取れた食事により、健康を維持していきましょう。

すでに、睡眠などの障害が起きている場合は、朝日に15分程度でも良いので浴びてみるのも良いでしょう。
幸せホルモンであるセロトニンの分泌がでるだけでなく、太陽の熱で身体も温まり活動的になります。

また、セロトニンとともに睡眠ホルモンのメラトニンの分泌の促進してくれます。
つまり、睡眠の質の改善にも!!

これらの事でも、難しい際には漢方薬を試してみるといいでしょう。

漢方薬を専門としている私たちとしては、漢方薬でも不登校の子どもにみられる苦痛症状を改善できるものと考えています。

以上、参考になれば幸いです。

漢方専門薬局元気堂(各種生薬、健康食品の通信販売、漢方無料個別相談) (kanpo.co.jp)

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