サクランボを食べて、胃腸の機能を整えよう。 食欲不振・下痢などの胃腸病にピッタリな果物!!

はーい。こんにちわー。

元気堂です。

6月後半になると、夏本番を控える季節でしょう。そんな時に、旬を迎える食材には、身体を潤し冷やしてくれたり、苦みが強かったりなど季節にピッタリな働きがあります。

しかし、そんな旬食材であり最盛期を迎えるのが、サクランボです。
このサクランボは、この時期が旬にもかかわらず、体を温める働きがあります。このような働きを持つものは、基本的に冬・寒い所で作られます。

初夏であるのに、温める働きがあるサクランボは、ちょっと珍しいでしょう。

サクランボの効能・効果とは??

サクランボに含まれる栄養素は、糖質・ビタミンA、B、C・葉酸・リン・カリウム・鉄分などが多種多様に含まれます。そのため、利尿作用により、浮腫の改善・解毒効果を示したり、気管支炎の消炎作用・病気や夏バテなどの過疲労回復・紫外線によるダメージを減らす美肌効果があります。

実は、果物の中でも鉄分の含有量が豊富です。
特に女性にオススメで、貧血気味の方は食後のデザートとして食べると良いでしょう。また、鉄分だけでなく葉酸も含まれるので、妊娠をした方にも食べる事で胎児の育成に繋がります。

梅雨~初夏に食べて欲しい理由とは??

紫外線も強くなり、まだ肌がそのストレスになれていないとアレルギー性皮膚炎・シミ・ソバカスなど肌トラブルが出てくる頃でもあります。
サクランボには、肌を保護するビタミンC・クエン酸なども含まれるので、予防にも最適!!

その上、抗酸化作用に優れたアントシアニンが含まれます。つまり、アンチエイジングの力もあるので、より美容・美肌にも良い事が分かります。

また、梅雨の湿気が身体にも影響し、浮腫・めまい・吐き気などの水分調節障害も出やすい・・・。
そんな時にサクランボに含まれるカリウムが、余分な水分を体外へ排出してくれます。そのため、高血圧の方にも使えますし、妊娠時の高血圧症状には使いやすい食材となります。

東洋医学では、どのような効果が期待できるか?

意外と、この時期でも冷える日があります。また、現代ではクーラー病もあるため、サクランボの需要は高いと言えましょう。

始めにもお伝えした通り、サクランボは身体を温める働きがあります。
そのため、エアコンで冷えたり、冷たい飲食物の取り過ぎなどの冷え対策に!!

東洋医学において、食べ過ぎると体に熱が籠もり逆上せの原因にも・・・。
気をつけて欲しいのは、熱性の風邪です。返って熱を籠もらせる可能性もあるので、ほどほどに。

基本的には、胃腸の消化・吸収能力を高めるので、胃腸薬として下痢止めにも使えます。
また、利尿作用があることから膀胱炎・尿道炎などの泌尿器系疾患に効果があることで知られています。

まとめ

この時期では、珍しい身体を温める食材であるサクランボについてでした。

すでに、身体がバテている方は胃腸を元気にしてくれるので、試してみると良いでしょう。
これから、冷たい物を食べる傾向が増えるかと思います。そんな時に、デザートにはピッタリである事を覚えておきましょう。

以上、参考になれば幸いです。

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