はーい。こんにちわー。
元気堂です。
ちょっとした油断で、頭部を怪我をするのは、年齢関係なくある事でしょう。特に、子供と高齢者は転倒も多く、その可能性も高くなります。そこで、注意が必要なことが吐き気・嘔吐です。怪我をした瞬間は、なんてこと無くても、時間が経過する事で症状が悪化する事があります。
頭や顔を強く打つと、出血・腫れ・骨折の有無に関わらず、脳に損傷を受けている場合があります。頭部打撲とも言われますね。その原因の多くは、日常生活中で、歩行中や階段での転倒・運動中の激しい接触・交通事故などで頭を強く打ってしまう事により起こります。
一度は経験した事があるのが、たんこぶ(皮下血腫)でしょう。これも、その1つであり、たんこぶでも症状により頭蓋骨骨折・硬膜下出血・硬膜外血腫・脳挫傷などがあります。
特に、頭の打った場所・強さにより、脳内の出血により脳を圧迫したり、血腫により手足の麻痺・言葉の障害も生じます。特に最初の6時間までに変化が起こることが多いですが、24時間経過にも症状が出ることもあります。
時間経過で、症状が急に出るのは、少し怖い話でしょう。
注意すべき症状とは??
① 頭がぼーっとする。反応が薄く、元気がない。意識障害がある。会話が成り立たない。
② すぐに眠り込んでしまう。体を揺すっても起きない。意識の消失。
③ 痙攣を伴ったり、手足に力が入らない。痺れを感じる。
④ 嘔吐を繰り返す。吐き気が治まらない。
⑤ 頭が割れるような痛みが生じて、段々と強くなる。
⑥ 目の焦点が定まらない。
つまり、いつもとは明らかに症状が異なる場合には注意が必要でしょう。
特に、まだ意志・症状を上手く伝える事ができない6歳以下の子供は、保護者の方がよく見ていなければなりません。また、高齢者の場合はかなり遅れて3週間~6ヶ月間くらいして、頭の中に血液が溜まることが稀に起きるとも言われます。
その他にも、内出血していなくても、脳震盪(のうしんとう)が原因の場合にも・・・。この場合は、嘔吐後は一時的に顔色が悪くなることが多いと言われます。しかし、しばらく時間が龍と、顔色が良くなってくるでしょう。
頭を強く打ったら、念のため病院へ行きましょう。
症状がまったく無くても、頭に血腫をつくり、知らないうちに症状が進行している場合もあるからです。このような場合は、大丈夫だと油断もあり、一気に悪化することもあるため注意しましょう。
簡単に撮れるレントゲンなどで、頭の骨に異常が見られる(骨折など)場合は、CT撮影も必要となっていくでしょう。逆に、異常がなければ、経過観察となります。
経過観察のポイントとは??
出血のスピードで、症状も変わるという点です。受傷した後に、その出血スピードが激しければ、受傷後短時間(1~3時間)で症状が現れます。そのため、一番気をつける時間でもありますね。
時間経過しても問題がなければ、緊急性も低くなり、安心して良いでしょう。しかし、遅効性もあることも頭に入れておきましょう。基本的に、頭を打ってもたんこぶ程度で、普段と変わりなければ問題はないと言われます。
まとめ
頭を打った後は、しばらくは注意が必要となります。当たり所の善し悪しで、症状も変わっていくことでしょう。
少し厄介な体験も紹介してきましょう。それは、頭を打った後に、胃腸炎も罹患していた事です。これは、実際に私の子供に起きた事例となります。
頭を打ってから3時間くらい経過した夜中に、急に大きな声を上げた後の嘔吐でした。軽いたんこぶでしたが、万が一の為に、すぐに病院へ行った所、レントゲンや症状を見て頭はおそらく大丈夫との事でした。もしかしたら、胃腸炎かも・・・。 そのような判断となりました。
結果的には、①・④の症状はありましたが、吐き気もだいぶ安定していたので、タイミング悪く胃腸炎に罹っていたようでした。
このような場合もあるので、万が一の為にも知識を付けておくと良いかと思います。
以上、参考になれば幸いです。