身体の疲れを癒やしても、眼・脳は休まれていないかも・・・。春は、特に眼疾患に注意が必要。

はーい。こんにちわー。

元気堂です。

春になると、花粉症・pm2.5などが飛散しやすく、粘膜・皮膚への影響が出やすい時期でもあります。特に、眼は直接触れやすいために、影響も大きいでしょう。

また、四六時中スマホなどを使用する事でもその疲労に拍車をかけます。

東洋医学でも、肝の季節とされており、眼疾患が出やすい傾向があります。東洋医学でいう肝は、眼を滋養するために切っても切れない関係です。また、肝は血の貯蔵庫でもあり、この時期に肝を滋養する必要があります。

特に、女性は生理により血を不足しやすいので、この季節にPMS・生理痛・情緒が不安定にも・・・。しかし、きちんと生活習慣を正せば、しっかりと養生になるので心配はいりません。

旬食材を取り入れたバランスの良い食事・適度な運動・23時には就寝しておくことが大切です。特に、睡眠は、23時~3時は肝胆を休める時間のため、きちんと寝ていることが重要となります。

しかし、このように話していても正直難しい・・・。人によって生活が異なったり、体力の違い・仕事の自由さなど異なる理由から、取り入れるのは難しい事もあるでしょう。

今回は、眼の疲れを感じやすい人に注目していきましょう。

疲れのサインを知って、身体を守ろう。

日々の生活をしていると、疲れている事が当たり前となり気が付いていない方もいます。疲れを溜め続けていると、いつか身体の許容量を超えてしまうと、大きな病気へと繋がるため、早めの対策が必要となります。

そんな訳ないでしょ!!? 疲れなんて、自分自身が一番わかっているよ。 このような言葉が出てくるかもしれませんが、もし以下の事で一つでも心辺りがある場合には、自分自身が当たり前と決めつけて疲れていないと錯覚をしているかもしれません。

■ 朝起きにくい。起きれない。

■ 睡眠の質が落ちている。夢を多く見る。 寝付きが悪い。

■ カフェインを飲まないと、頭がスッキリしない。仕事の集中力が落ちている。

■ 食欲不振・朝食が取れない。

■ 休むと体調が良くなる。気が付くと寝ていた・・・。

どうでしょうか?? あれ・・・ちょっと当てはまるなー・・・そんな気持ちになってはいませんか??

確かに、ちょっとした疲れであれば、身体を休息することで症状が緩和します。注意すべきは、眼や脳といった部位です。お風呂やマッサージ・整体などなどで身体が休まっていても、活動している所はちょっとした休息では休まっていないかもしれません。

日常的に、頭がぼーっとしやい・ハッキリしない・仕事の効率が落ちているなどの症状があれば、脳の疲労は取れていないでしょう。また、眼精疲労が酷くなってはいませんか??

眼が乾きやすい・クマが酷い・まぶたの筋肉がピクピクするなど眼への栄養が足りてなく、疲れが溜まっている状態となります。まだ、そのような症状はなくても、首肩こりがひどい場合は気をつけましょう。

自分自身で首を絞めている状態となり、心臓からの栄養が届かず、頭からの老廃物を排泄しずらくなっている恐れがります。鍼灸治療で首肩こりを解消すると、眼が明るくなるという結果が生じることが良くあります。

眼が乾きやすい・・・ドライアイなら、早めの対策を!!

集中していると、まばたきが減っていたり、コンタクトを付けている事でもドライアイになりやすくなっています。そのため、目のかすみ・目頭が重いなど少しでも感じたら、点眼薬を使用するのも一つとなります。また、10分15分でも良いので、少し目を休ませる事が大切です。

春という季節は冒頭で話した通り、異物が飛散しやすいためドライアイは要注意。眼のバリヤー機能が低下している事を意味するので、花粉症でなくても眼の痒みの原因にもなります。

春は、花粉症だけで無く、ドライアイにも気をつけて!!意外と多くなる眼疾患。 – 元気堂 漢方薬 (pet-kanpo.com)

また、ドライアイが進むと眼のピントを調節する筋肉にも影響するので、老眼になりやすいという研究結果がありますね。

ドライアイから老眼が起きやすい!? ドライアイ持ちは、今から予防・改善をしていこう。 – 元気堂 漢方薬 (pet-kanpo.com)

肝を滋養し眼を元気にするには、杞菊地黄丸がオススメ!!

■ 杞菊地黄丸

肝陰虚に使われる漢方薬となります。陰とは潤す力を指すため、ドライアイの方には必要不可欠!!

また、陰虚という潤す力が不足して起こるのが、虚熱です。火事でいう火消しのための水がない状態です。身体の中で冷やせない潤せないので炎症が起こります。

眼の症状以外にも、不眠・手足のほてり・寝汗・口渇などの熱症状が加わります。

まとめ

春は、まだ乾燥時期であるため、花粉などがアスファルトに落ちても再び飛散しやすい・・・。そのため、眼をバリヤーする潤いは必要不可欠です。人工涙液であれば、涙と同じ成分であるので、眼への負担も少なく一時しのぎには最適です。

しかし、根本的な治療を考えるには、身体の内側から眼を滋養しなくてはいけません。そのため、日々の生活習慣を正していくと良いでしょう。それでも、難しい時には、先ほどの杞菊地黄丸が始めやすいと思います。

目に特化した漢方薬で、既に白内障などの眼疾患の方にも良いとされます。

以上、参考になれば幸いです。

漢方専門薬局元気堂(各種生薬、健康食品の通信販売、漢方無料個別相談) (kanpo.co.jp)

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