生薬であるスイカズラが開花の季節。意外と身近な生薬を知っていこう。 

はーい。こんにちわー。

元気堂です。

最近、頻尿だったり、浮腫やすくなっていませんか?? 湿気も多いことから、身体にも無駄な水分が溜まりやすい季節です。

そんな時には、スイカズラが良いかもしれません。スイカズラは、別名で忍冬(にんどう)・金銀花(きんぎんか)などとも呼ばれ、生薬の一つです。

腎機能を調節してくれる作用があり、利尿作用・解毒作用もあります。そのため、浮腫・頻尿・膀胱炎・関節炎・湿疹・腸炎・冷え症などにも効果があるといわれます。 

■ 今が咲き時!!スイカズラの特徴とは??

甘い香りで、白い花が咲く季節は春から初夏である4月から6月くらいまでとなります。健康だけで無く、目や香りも楽しめるので、リラックス効果にも良いでしょう。

桜が散った頃に、甘く爽やかな香りが漂ってきたら、周囲を探してみてください。スイカズラが周辺にあるかもしれません。あの有名なCHANELの香水にも、メインではないですが使われているそうです。

■ 東洋医学では、金銀花と呼ばれ重宝されてる。

金銀花の薬効は、清熱解毒であり、咽頭炎・化膿性皮膚炎など炎症や抗菌・抗ウイルス作用があります。

特に、銀翹散・銀翹敗毒散などが有名であり、ノドのイガイガ・痛みの特効薬とされます。
化膿性疾患には金銀花!!と言われるくらい抗菌作用などに優れるので、化膿症状があれば試してみると良いでしょう。

金銀花を使用した有名な処方が【銀翹散】!!

構成生薬:金銀花 連翹・桔梗・薄荷・竹葉・甘草・荊芥穂・淡豆豉・牛蒡子

銀翹散の主要な生薬:金銀花・連翹により清熱解毒などの作用により炎症・腫れを引かせます。
そして、薄荷・牛蒡子・荊芥穂・淡豆豉により体内に蓄熱した熱を発散させます。
また、小柴胡湯加桔梗石膏にも含まれる桔梗は熱を取り除くので、全体的に発熱・咽頭炎などの熱症状を取る事で症状を緩和させる働きを持ちます。

まとめ

スイカズラに興味を持った方は、育ててみるのも良いかと思います。また、まだ咲いている所もあるかと思います。散策して、運動がてらに見つけるものオススメです。

ちなみに、花言葉は友愛・愛の絆だそうです。少年漫画にピッタリな言葉ですね。

以上、参考になれば幸いです。

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