はーい。こんにちわー。
元気堂です。
今回は、対症療法についてです。本来、治療とは何もしなくても健康である状態にまで、心や身体を癒すことだと思いませんか??
でも、病院で当たり前のように薬を処方されて、それを服用するものだと思ってませんか?
慢性病になると、悪化しないように服用を継続するのはわかります。しかし、それでは近い将来、その薬で効かなくなったら、また強い薬を服用するなど、どんどん薬の数・強さが増していく事となります。果たして、これが根本的な治療なのでしょうか?それでは、副作用が現れても、おかしくありません。
そのため、健康維持のために予防と治療を考えていきます。
そもそも、対症療法って何ですか??
対症療法・・・・。聞いたことあるよ。意味は・・・・。そんな方もいるでしょう。
知らないことは恥ずかしい事ではないですよ。世の中、知らないことの方が多いかと思います。
かのソクラテスも、『無知の知』という言葉を残しています。
自分が知らない事があることを自覚しよう。そんな意味ですね。人は、誰しも羞恥心や慢心の心があります。そのせいで、折角の探求心や好奇心が失われて、新しいものや古いものを拒絶してしまわないように学んでいきましょう。
少し脱線しましたが、話を戻していきましょう。
対症療法とは、救急的に治療する際に使われていました。例えば、頭痛・生理痛・発熱にロキソニンやカロナールといった解熱鎮痛剤です。

つまり、原因となる病気を治す根本的な治療でなく、主に出ている症状に対して(対症)、症状の緩和をすることで、自身の自然治癒力を高めて治療する方法のことを言います。
これでも、少し難しい方は、症状を和らげるけど、原因に対してではない治療法くらいで大丈夫です。
先ほどの例でも、頭痛の原因にも様々なものがあります。首肩こり、ストレス、胃腸病、発熱からなど、その人によって原因は異なります。
そもそも、どうして根本治療でなく、対症療法が多くなったのか?
この西洋薬の発達は、ヨーロッパにおける戦争で軍事薬として開発されたためです。止血剤・鎮痛剤・麻酔剤などのように対症療法が中心になります。鍼灸でさえ、そのように使われていた場合もありました。
その背景があり、即効性を求めていき、薬学の研究が進みました。第一次・第二次世界大戦を通じて発展し、本日まで使用が続いています。

対症療法は、メリットも十分にありますが、もちろんデメリットがあります。それは、副作用だけでなく依存性も含まれます。眠剤や向精神薬などの不正な使用も問題になっています。
治療という方法は、本来は原因に対してアプローチをすることが大切となっていきます。
原因に対しての治療とは??
現代では、この二つが大切でしょう。
運動と食事。
しかし、これを上手に扱うことは、難しくなってきました。食べ過ぎ・運動不足は、多くなっています。今やスマホ一つで、注文をし娯楽も提供されているためです。そして、それが当たり前となっています。
そこで、もう一つ可能性があるのが漢方薬です。
漢方薬は、経験医学とも呼ばれ、原因と状態に合わせて治療していくものです。治療方法が、原因を治療するだけでなく対症療法を混ぜたような治療が可能となります。
運動や食事でも、改善できない場合は、試してみる価値がある分野かと思います。
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