こたつと言えば、ミカン。冬によく食べるミカンも生薬としての効能とは!?

はーい。こんにちわー。

元気堂です。

寒くなると、コタツなどの暖房を出し始まるかと思います。そんな冬の果実として思い出すのは、ミカンではないでしょうか??

このミカンは食べるだけで無く、漢方薬として使われているのはご存じでしょうか??

もし、知っていたとしても効能まで知っている方は多くないかと思います。

今回は、ミカンの有用性について話していきたいと思います。

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ミカンは、ビタミンが豊富。

ミカンはビタミンが豊富のイメージがあるかと思います。その通りで、ビタミンCが多く含まれています。

このビタミンCは、コラーゲンを作るのにも必要な上に、メラニン色素が作られるのを防いでくれます。

つまり、紫外線による皮膚の影響を防いでくれる作用があります。

また、ビタミンCには体内に入ったウイルス・細菌と戦う白血球・リンパ球に多く含まれており、免疫に関わっています。その他に、抗酸化作用もあり、老化防止にも役立ちます。

まとめると、①皮膚に良い ② 免疫力向上 ③ 老化防止 などの作用があります。

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実は、生薬になると効果が変わります。

ミカンの生薬と言えば、『陳皮』・『呉茱萸』があります。

■ 陳皮

成熟ミカンの果皮を使用します。

この陳皮は、脾胃を整えることで胃の機能を高め、嘔吐を止めます。また、理気作用という気の流れを良くします。

脾胃というのは、湿気を嫌う性質が東洋医学にあります。陳皮は、胃腸を整えるので水分吸収を促進する事で、湿気・痰を改善します。そのため、湿証・痰証に用いられます。

有名な漢方といえば、二陳湯です。

・ 二陳湯は、水分代謝が落ちている場合に起きる悪心・嘔吐に使用されます。胃の機能が落ちている場合には、四君子湯などの補気薬という直接に元気を与える漢方と併用することで、症状の改善に用いられます。

例えば、六君子湯のような処方となります。(二陳湯② + 四君子湯④ = 六君子湯⑥)

■ 呉茱萸

ミカンの青く未成熟な果実を乾燥したものです。

この呉茱萸は、寒さを取り除いて温める作用があり、冷えによる痛みに使用されます。

また、胃腸の流れを良くする作用があり、胃の下部である幽門の痙攣を除き、胃の蠕動運動を正常化させるので、嘔吐・悪心のように逆行しないようにします。

有名な漢方といえば、温経湯・呉茱萸湯・当帰四逆加呉茱萸生姜湯などがあります。

・ 温経湯

経絡を温める漢方薬という名前がついています。そのため、身体を温める生薬・元気や血液などエネルギーを補う生薬などで構成されています。

そのため、良く女性のための漢方薬とも言われます。

子宮・下腹部付近の冷えに用いられ、不妊症の漢方薬としても使われます。月経不順・不正出血・自律神経の乱れ・更年期障害などに適応があります。

・  呉茱萸湯 / 当帰四逆加呉茱萸生姜湯

呉茱萸湯は、身体の中心であるお腹を温めることで、気血の流れを整えます。乱していた原因である冷えを取り除く事で、頭痛・胃腸障害に働きます。

吐き気による頭痛薬としても用いられます。

当帰四逆加呉茱萸生姜湯も、身体を温める効果があり、冷えによる症状を改善します。

しもやけ・貧血・冷えによる頭痛・下腹部痛・腰痛・坐骨神経痛・胃腸障害などに良いとされます。

まとめ

ミカンは、そのまま食べても、生薬として服用しても身体に良い作物です。

特に冬は、乾燥・寒さの季節です。ミカンは、使い方次第で、その両方にも作用します。

興味ある方は試してみるのも良いでしょう。

ミカンの皮を乾かして、陳皮を作って見る場合には注意点があります。良く洗い、表面の農薬をきちんと落とし、カビなどに注意して乾燥して下さい。

以上、参考になれば幸いです。

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