アセトアミノフェンは、乳児に使いやすい!? 副作用リスクも知っておこう。

はーい。こんにちわー。

元気堂です。

妊娠中・乳児期には、薬の投与は特に気を使う時期ですね。
このような時期には、薬の治験が行われていないので、確実に問題ないと言い切れないでしょう。

そのため、基本的には治療を優先する場合などの一文が書かれていたりもします。
その中でも、アセトアミノフェン(カロナール・アルピニー・アンヒバなど)はよく使われているので安心して使いやすい薬の代表でしょう。

それでも、これまでの研究報告では、湿疹や喘鳴のリスクが上昇するとも言われます。
しかし、新たな臨床試験により、アセトアミノフェンさらにイブプロフェンはいずれも、生後1年以内の乳児にも安全に使えることが判明したようです。
これは、オークランド大学(ニュージーランド)のStuart Dalziel氏らによる研究となります。

今回のアセトアミノフェン・イブプロフェンは、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)に分類されますが、少しようとが異なるイメージがありますね。

アセトアミノフェンの特徴として、小児の発熱・痛みに対して最も頻繁に処方されたり、一般用の市販薬としてもドラッグストアに陳列しています。
このアセトアミノフェンは、NSAIDsで生じやすい胃腸障害が少ない特徴があり、抗炎症作用も控えめと言われています。
イブプロフェンは、アセトアミノフェンよりも抗炎症作用があるとされ、咽頭炎・中耳炎などの耳の痛みなどに多用されています。抗炎症作用が強いため胃腸障害も生じやすいとも考えられています。

そのため、風邪において最初の選択肢として、アセトアミノフェンが選択されています。

■ 今回の研究で判明した事とは!?

アセトアミノフェンの使用により、湿疹や喘鳴のリスク上昇する研究結果を踏まえ、ニュージーランドで出生した生後8週間未満の乳児を対象としています。
そして、この乳児達に対してランダムにアセトアミノフェン・イブプロフェンのどちらかを使用し、湿疹や細気管支炎リスクがより高くなるのかを評価しました。

その結果、湿疹の発生率・細気管支炎の発生率は、有意な差は認められ無かったようです。
しかし、湿疹の発生率はアセトアミノフェン群では16.2%・イブプロフェン群で15.4%生じ、細気管支炎による入院の発生率は、アセトアミノフェン群で4.9%・イブプロフェン群で4.3%であり、副作用リスクは生じています。

この事から、アセトアミノフェンでなくてもイブプロフェンでも小児に処方しやすいと考えられています。

■ 風邪に罹る前に、免疫力を高めよう。

風邪の原因として、春夏は細菌性・秋冬がウイルス性による傾向があります。
どちらも異物が身体に入り発症をするので、まずはそれから守る力を高める必要性があります。

そのため、まずは免疫を高める補気薬を服用すると良いでしょう。
これにより、風邪などの細菌・ウイルスにも強い身体を作ってきます。

気の概念の1つには、衛気作用があります。
これは、防衛する元気つまり力の事を言います。これが充実している人は、感染症となる原因が身体に入ってくるのを防衛してくれます。

身体の中に、SECOMやアルソックがいるようなものです。非常に、安心ですね。
また、アニメ好きなオーラみたいなイメージで良いでしょう。

この衛気作用を期待するときに用いる生薬が黄耆です。
黄耆は、その他にも化膿性疾患などの排毒作用・免疫力を高める補気作用なども含まれるために、黄耆建中湯・補中益気湯などの漢方薬がオススメですね。

乳児や小児にお勧めなのが、黄耆建中湯です。
○○建中湯は、基本的に胃腸に良い影響を与えます、
腸には、免疫の約7割もの免疫細胞がいるので、その環境を整えることは大切ですね。
そこに、黄耆が配合されている黄耆建中湯はまさに予防薬にもってこいの漢方薬となります。

■ まとめ

まずは、最新の研究結果においてはアセトアミノフェン・イブプロフェンは、比較的に安全に使える薬である事と、それでも合わない場合に副作用リスクが伴う事を知っておきましょう。

予防先として、黄耆建中湯が使いやすいので試してみると良いでしょう。
風邪だけでなく水いぼなどのウイルス性疾患にもオススメですね。

以上、参考になれば幸いです。

参考文献:「The Lancet Child & Adolescent Health」に1月27日掲載

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